医師が見つからない…噛み合わせ治療は意外に難しい?|トピックスファロー

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2012年12月25日
医師が見つからない…噛み合わせ治療は意外に難しい?

噛み合わせを良くするための治療は、ブリッジを使った歯列矯正だけで済むというわけではありません。健康な歯を抜歯したり、削ったりして歯列全体のバランスが整うようにしなければならないのです。噛み合わせの治療はどれほど難しいものなのかを解説していきます。

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噛み合わせ治療は難しい?その理由とは

噛み合わせが悪いとさまざまな不都合が表に出てくるようになることは言うまでもないことですが、噛み合わせを治すとなるとさらに面倒なことになるものです。
なぜなら、噛み合わせ治療が出来る歯科医師・口腔外科医は開業中の歯科医院の数に比べると遥かに少ないからです。
なぜ、噛み合わせ治療が出来る医師がそれほど多くないのでしょうか?

噛み合わせ治療は三次元的

歯の噛み合わせは平面的な二次元で行われるものではなく、高さ・幅・奥行のある三次元で行われるものです。そして歯が合わさる麺もタイルのような真っ平らなものではなく凹みやでっぱりが存在しています。
つまり、噛み合わせの治療は立体的に歯列全体を把握した上で他の歯の噛み合わせに干渉しないように調整しなければならないのです。

この「三次元的に調整する」ということが、噛み合わせ治療の難度を高めて治療できる医師を減少させている原因の一つであるといえます。二次元的・三次元的なものの捉え方は個人差があるもので、立体的な捉え方が苦手な人は噛み合わせ治療に向いていないと言っても過言ではないでしょう。
そのため、噛み合わせ治療が出来る医師は大幅に減少することになるのです。

相応の技量が要求される

噛み合わせ治療は歯列矯正だけでなく、抜歯や歯を削るなどして理想的な噛み合わせを実現する形状に整える必要があります。
そのため、噛み合わせ治療には長年経験を積んでいて一定以上の技量を供えた医師が必要になります。

なぜなら、歯は一度削ると元通りには戻せないので治療が一発勝負になるのです。もしも、1mmでも余分に歯を削ってしまうと表面のエナメル質どころか象牙質にまで達してしまい、痛みや虫歯を起こしてしまう可能性が高くなってしまいますし、噛み合わせがさらに悪くなってしまいます。この1㎜を削らないためには、担当する医師の技量が要求されるのです。

最新設備が必要になる

どんなに腕のいい医師を確保できても、医院の設備が充分でなければ噛み合わせ治療を行うことはできません。一般的な歯科医院にあるようなレントゲン写真では平面的にしか歯列が把握できないからです。
少なくとも、CTスキャンなどの設備で歯の形状と位置を三次元的に把握しておく必要があります。

また、顎の骨の厚さも噛み合わせ治療には重要な要素となります。骨が薄くなっている部分に力が掛かると強い痛みを感じてしまい、噛み合わせが良くなっていても痛みを感じる部分で物を食べられないので噛み合わせが偏ることもしばしばです。
このような骨の厚さも事前に把握した上で、力のかかり方を計算しどのような形状に修正していくかを決めなければなりません。
そのため、CTスキャンのデータを取り込んでCGで患者の骨や歯列を再現でき、手術シミュレーションが出来る機器を導入していることも、噛み合わせ治療を行う病院には求められます。

噛み合わせ治療は医師との出会いが全て

このように噛み合わせ治療を行える医師の条件は非常に多く、地方在住者ではなかなか思うように治療が受けられないことも珍しくありません。
また、噛み合わせ治療を行っている歯科医を運よく見つけても、十分な技量が無いばかりに逆効果になってしまうこともありうるのです。
噛み合わせ治療の成功率は医師によって左右されるため、出来るだけ腕が良く治療実績のある医師に出会えるように入念に下調べしなければならないものと言えます。

著者:渡辺芳樹

企画やWEBサイト製作までも手掛ける、ライターもどき
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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。