ムダ毛処理の種類とメリットデメリット
現在、ムダ毛処理の方法は多様化しています。剃毛、脱毛、それから除毛・・・。脱毛の方法によって、メリットとデメリットがあります。
今回はその中から、ブライダルエステサロンでよく使われている方法である、「剃毛」と「脱毛」の特徴と、そのメリットとデメリットについてみていきましょう。
剃毛ってどんなもの?
剃毛というのは、読んで字のごとく「毛を剃る」ことでムダ毛の処理をする方法です。この方法は、あらゆるムダ毛処理方法のなかで、もっともメジャーなものです。
実際、2684人もの女性を対象としたネットリサーチの結果のなかでは、「鼻毛の処理」を除く全箇所で、「剃毛でムダ毛を処理している」と答えた人がもっとも多かった、という結果になっています。
カミソリなどを使って行うことが多い剃毛には、さまざまなメリットとデメリットがあります。
剃毛のメリット
剃毛のメリットは、何といっても手軽なことです。どんな方法であっても、剃ったその日に効果がでます。また、ブライダルエステで受ける場合、脱毛に比べて金額が安くなる傾向にあります。
「自分でできないところだけをプロに頼んで(たとえば背中などですね)、それ以外の部位は自分で行う」という方法をとることも可能です。
仮に剃り残しがあったとしても、自分で処理することができるのも魅力です。また、光脱毛やレーザーによる脱毛とは違い、何回も通う必要がありません。
剃毛のデメリット
剃毛の最大のデメリットは、「持続性がない」ということです。当たり前のことですが、剃っただけの毛は、また再生してしまいます。そのため、「ブライダルエステを受けるタイミング」がとても重要です。
剃毛の場合、本格的な施術を受けるのは、挙式の3日~7日前がよい、と言われています。
裏を返せば、「海外挙式をする予定。新婚旅行とセットのつもりだから、10日前にはもう海外に行っている・・・」「挙式前は忙しすぎて、ブライダルエステに通う時間がとれない・・・」「結婚式がジューンブライドの時期で、ブライダルエステがものすごく混んでいる。そのタイミングは予約が埋まっていて・・・」という人の場合にはオススメできない、ということになります。脱毛ってどんなもの?その種類は?
脱毛は、剃毛に比べて少し複雑です。なぜなら、脱毛にはさまざまな種類があるからです。
・毛抜きによる脱毛
だれもが経験したことがあると思われるのが「毛抜きによる脱毛」です。100円の毛抜きなどでも行えるため、とにかく安いのが魅力です。
・ワックスによる脱毛
「ワックスによる脱毛」は肌に優しく痛みが少ないものも出ていますが、扱い方が難しいのがデメリットです。
・光やレーザーを利用した脱毛
光やレーザーを利用したもの。エステサロンでは光、クリニックではレーザーが用いられます。継続して受け続けることによって、自己処理が非常にラクになります。また、回数によっては、ほとんど無毛の状態にすることもできます。
・電気針による脱毛
電気針による脱毛は、「現在認められている唯一の永久脱毛方法」とも呼ばれています。毛穴1つ1つに働きかけていきます。時間とお金はかかりますが、確実性が高いのが特徴です。
脱毛のメリット
上記であげたもののなかで、「毛抜きによる脱毛」「ワックスによる脱毛」以外のものは、ある程度持続性があります。回数を受けることで毛自体が少なくなるため、非常に便利です。
「結婚式は来年」
「今からブライダルエステに通うけど、式までには半年以上ある」
という人には非常にオススメの方法です。今から通い始めれば、結婚式の直前になって焦る、ということがありません。
また、毛抜き以外の方法は、脱毛後の肌の状態が非常にきれいに仕上がるため、「美しい花嫁」を作る上で、とても役立ちます。
脱毛のデメリット
上でも挙げましたが、「きれいに脱毛する」「脱毛を完了させる」ということを考えたとき、光やレーザー、電気針による脱毛には、ものすごく長い時間がかかります。最低でも半年の期間は必要です。
また、脱毛による処理は、肌に痛みをもたらします。現在は技術も発展しており、昔のものほど痛くないとは言われていますが、剃毛とは違い、痛みがあることは覚悟しておかなければなりません。
時間に余裕をもってムダ毛処理を始めよう
剃毛には即効性と痛みのなさというメリットが、脱毛には持続性と仕上がりの美しさが期待できます。
剃毛と脱毛は、「どちらかだけが優れている」「比較したとき、どちらかが劣っている」というものではありません。
ただ、その性質が大きく異なっていることは、頭のなかに入れておかなければいけないでしょう。
世界で一番きれいな花嫁になるためには、ムダ毛というのは邪魔なものです。どのように処理するか、ということは、「結婚をする!」と決めたらすぐに方針を決定した方がよいでしょう。その方が、ムダ毛の処理期間を長く設けることができ、余裕のある施術をお願いすすることができます。
【参考URL】
http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2010/100916/
http://www.ururu-shaving.com/contents/bridal/howmanydays.html