妊娠中の習い事はこんなことに気を付けて。
何よりも大切なことは、ママの体調が良好だということ。たとえ安定期に入っていても、体調が良くなければ、習い事はできません。 妊娠中の体調は個人差がありますから、「他のママは頑張っているのに…」と無理してはいけません。
出産直前までつわりが続く人もいれば、腰痛や肩こりに悩まされて、安定期でも思うように過ごせない人はたくさんいます。ママがムリすることは、赤ちゃんにも悪影響になってしまいますから、ママがムリなく楽しめる体の状態でない場合は、習い事はお勧めできません。 また、どの習い事も自分の判断だけでなく、医師に相談してから開始するのが望ましいでしょう。
ベビーマッサージ
産後に習い始める人も多いですが、最近はマタニティクラスもでき、妊娠中から準備しておく人も増えている「ベビーマッサージ」。 産後のママには、とても人気となっている、赤ちゃんのためのマッサージです。赤ちゃんとのスキンシップに役立つだけでなく、赤ちゃんがリラックスする効果があり、また、発育にも良い影響を与えてくれるのですから、おススメです。
妊娠中のベビーマッサージ教室
産後のベビーマッサージ教室は子供と一緒に参加しますが、妊娠中のベビーマッサージは、お人形などを使って、自分の子供のマッサージを想定して行います。
出産後すぐに子供にマッサージを行ってあげられるというメリットもありますし、子育てに必要な知識も学べます。 教室によって異なりますが、実際に子供にマッサージをしている先輩ママの様子が見られたり、話が聞けたりする場合もあって、産後のベビーマッサージや子育ての参考になることもたくさんあるようです。
ベビーマッサージはどこで学べるの??
最近はベビーマッサージ教室が増えていて、全国各地に教室があります。各地の子育て支援センターなどで行っている場合もあるので、調べてみると良いでしょう。
次に紹介するのは、エビちゃんの妹である蛯原英里さんが講師を務めていると話題のベビーマッサージスクールです。ぜひ参考にしてみて下さいね。
マタニティヨガ
ヨガはリラックス効果が高いことで知られていますが、妊娠中に行うマタニティヨガは、リラックス効果だけでなく、妊娠中に起こりやすい腰痛やむくみなどのマイナートラブル予防に役立つとして、多くの妊婦さんに取り入れられています。
また、妊娠中はホルモンバランスの変化によって、心のバランスが崩れやすい時期でもあります。ちょっとしたことでイライラしてしまったり、悲しくなってしまったり…そんな不安定な心のバランスの維持にもマタニティヨガは役立ちます。
マタニティヨガは妊娠5ヵ月を過ぎてから。
先にも紹介したように、妊娠中の習い事は安定期に入り、体調が安定してからでなければいけません。 また、ヨガは胎盤がしっかり作られるまでは開始してはいけないとされています。特に妊娠4ヵ月くらいまでは、胎盤がつくられている時期に相当しますから、ヨガを行うのは良くありません。 早く始めれば良いというのではなく、最適な時期に最適な体調で行うことが大切だと言えるでしょう。
マタニティヨガは安産に効果がある??
マタニティヨガは、股関節を柔軟にする効果があり、安産に役立つとされています。また、お産の時に役立つ呼吸法なども取り入れるため、実際の出産のシーンでも役立つとされています。
マタニティヨガはどこで学べるの??
マタニティヨガはヨガスタジオなどで行われています。ベビーマッサージと同様に、各地の子育て支援センターでマタニティヨガのイベントなどが行われている場合もあるので、調べてみると良いでしょう。
次に紹介するのは、東京六本木にあるヨガスタジオです。マタニティヨガだけでなく、マタニティピラティスや子連れヨガなどのクラスがあり、妊娠中だけでなく産後もヨガを楽しめるスタジオです。 ぜひ参考にしてみてくださいね。
食育講座
食育講座は近年多数行われていて、教室によって学べることが違っていますが、安全な食事のための食材選び・健康のためのバランスのとれたメニュー作り、食材の扱い方など…食を楽しみ、食生活によってさらに健康になるための知識などが身に付きます。
資格が取得できる場合も。
出産後は、子供の発育や健康のための食事作りが必要となりますから、産後に役立つ知識が身に付きます。また、子供だけでなく、自分や家族の食生活にプラスになる知識が身に付くと言えるでしょう。
さらに、食育について学び、講座を修了すれば資格が取得できるものもあります。身に付けた知識が、資格としてカタチになるのもうれしいですよね。
食育講座はどこで受講できるの??
食育講座は各地の子育て支援センターや保健相談所・保健センターなどで開催されている場合もあります。また、通信講座などで受講できる場合もあります。通信講座ならば、自分の体調の良い時に取り入れられるので、安心かもしれませんね。
HPを活用するという方法も。
食育講座を受講できない場合などは、HPを活用するという方法もあります。食の安全や栄養について、詳しく解説しているホームページは多数あります。
次に紹介するのは、農林水産省の「なぜ?なに?食育!!」のページです。 安全な食や栄養バランスに役立つ情報だけでなく、イベント情報、料理レシピなど、妊娠中も出産後も参考にしたい情報が満載です。ぜひチェックしてみてくださいね。