予算でウエディングをあきらめないで
このサイトをご覧になっている皆様には、いろいろな人がいると思います。
目下婚活中の人や、結婚が決まって「結婚式どうしよう・・・」と思いをめぐらせている人など・・・。
そんな方々が期待に胸を膨らませながら、この文章をご覧になってくれているとしたらありがたい限りです。
さて、前置きはこの辺にしておきます。
ここからは実際に結婚式場に下見に行った人を対象として書きますが、
「結婚式ってこんなにお金がかかるの!?」と驚きませんでしたか?
どう考えても、あの電話帳のような結婚式場紹介雑誌の見積もりとは違う金額だと思います。
雑誌は一番安いプランの見積もりを出しているので、違っていて当然といえば当然です。
自分たちの結婚式が最低見積もりの金額で終わるとは思えないという人は、あの数値はあまり参考にしないほうがいいでしょう。
となると、「削れるところは削っていこう」という思考に(普通の人は)なりますよね。
かといってあまり演出を削りすぎても、言葉は悪いですが「貧乏くさい」式になってしまいそうです。
実は私自身もそのような問題に直面した一人でした。
見積もりを見て「ここ、そんな高い式場だったっけ?」と何度も計算しなおしたくらいです。
それでも、演出をケチってお客様につまらない思いをさせたくなかったので、必死で「お金がかからない演出」を考えました。参考にしてくださったら幸いです。
オリジナル料理をコースに入れる
私の主人は食関連の仕事をしているので、「コースは一番高いコースで」と腹をくくっていました。
ご飯をケチったらいい結婚式になるはずないと信じ込んでいたからです。
そこで、「メインの魚か肉をチーズ(主人の専門)を使った料理に差し替えることはできないか」という相談をコーディネーターさんにしました。
コーディネーターさんは快く受けてくださり、1週間後にシェフが考えた料理のリストを見せてくれました。
その中から一品を選び、通常出している料理と差し替えてもらいました。
この作戦は大成功で、主人が招待した食通の方も「おいしかったわよ」とおっしゃってくださいました。
このように私たちはチーズでしたが、お互いの郷里の特産素材を使った料理をお願いしてみるなど、方法はいくらでもあるはずです。
ちなみにシャンパンは2人の好きな銘柄にしてもらいましたが、これも郷里の特産品の日本酒を使うなど、演出として活用する余地はあるかもしれません。
シェフによる料理説明
先に書いたとおり、私たちはメニューを差し替えてもらったので、料理長と話し合いする機会がとても多かったです。
そこで思いついたのが、「料理長に料理の説明をしてもらうこと」でした。
どういう理由でこのような料理を作ったのかということを、お話してもらうと思ったのです。
最初の料理が運ばれてきた時点で、料理長が前に立ち皆さんにご挨拶してから料理説明を始めました。
普段はあまり聞けないような話なので、真剣に聞いている人もいました。
お金がかからない、という意味ではかなりオススメの演出です。
私たちは結婚式場でやりましたが、レストランウェディングを考えている人はぜひ取り入れてみてください。
ビスキュイ・シャンパーニュ
フランスのシャンパーニュ地方では、お祝い事があると「ビスキュイ」というメレンゲを使ったふわっとしたクッキーをシャンパンに浸して食べる習慣があるそうです。
「幸せのおすそ分け」という意味なので、日本の鏡開きと意味は同じなのかもしれません。
私はインターネットで「結婚式 演出 海外」と検索していたときにこれを見つけました。
洋風の披露宴でシャンパンを乾杯用のドリンクに使うという人は、ぜひ試してみてください。
ビスキュイ自体は難しいお菓子ではないので、結婚式場のパティシエさんなら作れることが多いと思います。
1人あたり200円程度でできる演出だし、場が何と言っても華やかになります。外国映画の一シーンのようで素敵ですよ。
席札を持って帰れるものにする
披露宴では、誰がどこに座るかということで、席札がおかれていますよね。
と思っていました。
その話をコーディネーターさんにしたところ、
とのご意見。
「?」と思っていたところ、
とのことです。
早速カタログを見せてもらうと、紅茶、ジャム、お米(!)などさまざまなプチギフトがあり、そこに名前を入れられるとか。
正直、帰り際にプチギフトは面倒くさいなあ・・・と思っていたので、その話に乗っかりました。
まとめ
自分が実際に結婚式でやったことに基づいて記事を書いてみました。
このほかにも「お金をかけないけど素敵な演出」はきっとあるのではないかと思います。
結婚式をこれから迎えられる皆さん、情報収集をちゃんとして、素敵な式にしてくださいね。応援しています。