良い参考書や問題集を見つける
効率よく勉強するには、参考書や問題集選びが意外と大切。
まず、あまり分厚いものを買うのはおすすめしません。字が小さくて見にくいものも×。読むのに疲れますし、こんなに覚えないといけないのか…と気が滅入ってしまうからです。
選びたいのは、できるだけページ数が少なく、カラーを多用しているもの。
あなたが直感で「見やすい!」と感じたものがよいでしょう。また、ざっと読んでみて「わかりやすい」と感じたものや、ページの隅などにポイントが記載されているものも◎です。
暗記シートを活用する
参考書などの巻末についていることが多い暗記シート。
皆さん知っての通り、あの赤や緑のシートをかぶせると文字が消えるやつです。いろいろな場所で勉強でき、バスや電車から降りるときは、参考書にはさんでさっとバッグにしまえる。
とっても機能的ですよね。これを活用しない手はありません。
最近は「チェンジング暗記シート」なるハイテク(?)なものも出回っています。
これは、見る角度によって色が変わるので、片手でも使えるという優れもの。他にも、赤から緑色に変化するタイプのものもあり、東急ハンズなどで販売されています。ぜひお試しを。
過去問を解く…でもいくつかポイントが
「過去問を解く」。これは、すでに誰もが実行している「王道」の勉強法ですね。いまさら説明の必要はないかもしれませんが、うまく活用できている人は意外と少ないです。そんな方のために、いくつかポイントをご紹介したいと思います。
わからない問題はどんどん飛ばす
何とか解いてやる!といつまでも固執するのはNG。これは真面目な人ほど、その傾向にあるようです。
でも、単なる時間のロスでしかありません。とりあえず最後までこなして、あとから見直すほうがずっと効率がよいです。
タイムリミットを決めて解く
試験には時間制限があるもの。問題に慣れてきたら、自分でタイムリミットを決めて解いてみるのがオススメです。集中して問題に取り組めますし、本番に強くなれます。いざ試験!でも緊張してぜんぜん進まない…と思ったら残り5分!なんてこともありません。
読むだけでなく、書いて覚える
よくあるのが、教科書や参考書を読むだけという勉強法。何度も読めば、確かに充実感がありますよね。でも実はこれは、単なる自己満足。実際は頭に入ってないことがほとんどです。
「いざ解答用紙を目の前にしたら、まったく書けない」。こんな人は、読むだけの勉強しかしていない可能性大です。
教科書や参考書を、じっくり読み込むのは悪いことではありません。文章を理解する力が身に付きますし。
でも試験は大抵、答えを「紙に記入する」もの。つまり書くことに慣れていなければいけないのです。何も考えなくてもスラスラ書けるくらい、繰り返し覚書をしましょう。
ON⇔OFFでメリハリをつける
集中できなくなってきたな、と少しでも感じたら、すぐに勉強を中止しましょう。
周囲の様子が気になる、雑念が頭に浮かぶ…これは集中力が無くなっている証拠です。こんな時に無理して机にかじりついても、頭に入りませんので、思い切って休憩をとりましょう。
なお休憩するなら、まったく別のことをしたほうが良いです。具体的には、散歩する、誰かとトークする、飼い猫と戯れる…などなど。DSで遊ぶ、なんてのもアリです。
ただ机の前でボーッとするよりも、断然その後の勉強がはかどるようになります。(実証済みです)
ON⇔OFFでメリハリをつけて勉強するのが大切、ということですね。