簡単な工夫で格安夜行バスを疲れ知らずに利用できる5個の知恵|トピックスファロー

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2013年2月5日
簡単な工夫で格安夜行バスを疲れ知らずに利用できる5個の知恵

夜行バスの魅力といえば格安の料金。しかし数時間も同じ体勢で移動するとどうしても疲れてしまい、翌日の観光にも影響してしまいます。そこでせっかくの観光を残念なものにしたい為に夜行バスの疲れを軽減する方法を紹介します。

ライターとして活動中。デジタルカメラで、素材作りもお手の物。
  

1. 戦いは『座席選び』から始まっている

深夜バスは予約する時に、その座席を指定する事ができます。
その際、座席が2つくっついた4列シートと、1席づつ独立する3列シートがあった場合、3列の方が楽な事は言うまでもありません。
まずは自分に合ったポジションをいち早く確保しましょう。

窓側と通路側

窓側は落ち着きやすいポジションで、遮光カーテンで外が見えない夜行バスでも外の風景が楽しめるメリットがあります。
一方通路側は、通路に足を伸ばすことが出来るので、少しは楽になる。また休憩ごとに隣の人に気兼ねなく、外に出る事ができるというメリットがあります。

寝てしまえればどちらでも構わないのですが、常連ほど『通路側』を選ぶ傾向にあります。

2. アイテムを持ち込む

どれだけ乗っても全く時間が進まない「逆ウラシマ現象」という貴重な体験を強制的にさせてくれる深夜バス。
快適な空間作りには以下のアイテムが欠かせません。

枕・耳栓・アイマスクの睡眠3点セット。

枕は空気で膨らませるタイプ。耳栓は必須。アイマスクは帽子でも代用できます。
荷物になる物ではないので、必ず準備しましょう。

冷え対策のブランケット

備え付けの深夜バスもありますが、予め準備した方が無難。
冬場はもちろん、夏の冷房対策としてもブランケットは必要になります。
寒いだけで体力は奪われますし、寝付けなくなってしまいます。

飲物・マスク

冷暖房が完備されている車内は乾燥しています。
人は水分不足になると熟睡できなくなりますし、エコノミー症候群対策としても重要です。
また、マスクをつける事で喉の乾燥を和らげることもできます。

音楽プレイヤー

暇つぶし用の音楽プレイヤーは欠かせません。
iPhoneなどでもよいのですが、座席で充電できるか分かりませんので外部充電器の準備を忘れずに。

暇つぶし用としては携帯ゲームや本でもいいのですが、周囲に光が漏れない工夫が必要です。

スリッパ

靴を脱ぐだけでもリラックスできますし、足を締め付けないので血流を良くすることが出来ます。

巾着などのちいさなバック

高速バスは2時間ごとにサービスエリアに止まるとはいえ、休憩時間が10分しかない事も珍しくありません。
その時に、財布などの貴重品をひとまとめにしておけば、いちいち旅行鞄を開ける時間が短縮できますし、盗難対策にもなります。

GPS付き地図アプリ

全く眠れない時、今自分がどの辺りを走っているかが分からない事が苦痛に感じる事があります。
その時に、このアプリがあれば、車内からはほとんど感じ取れない高速バスの動きを目で確認することができます。

また、高速道路から見える工場など、穴場的な夜景スポットを検索するのにも役立ちます。

3. ストレッチで血流改善

座席に座っているだけなのに「疲れ」を感じるのは、血流が悪くなり、老廃物が溜まった事により起こる『コリ』が原因です。
その為、休憩時間では、可能な限り車外へ出て、凝り固まった体をほぐす事が必要になります。

座ったままできるストレッチとしては、以下の方法をマメに繰り返しましょう。

  • ふくらはぎの筋肉を意識したつま先立ち。
  • 足を浮かせた状態で、足首を回すストレッチ。
  • 足の指でグー・パーを繰り返す。

とにかく、こまめに足を動かすだけで翌日の疲労に差が出てきます。

4. 寝る事にこだわり過ぎない

車内では寝てしまうのが一番です。
その為には、乗車前に適度な運動を行い、様々なアイテムを駆使して眠れる環境を作ります。
しかし、それでも眠れない場合は潔く諦める事も必要でしょう。

寝ようと思っても眠れない、知らない人がすぐ隣にいる、トイレに行くだけで人に気を使う、といった状況は精神的なプレッシャーになり、その全てが「精神的な疲労」の原因となります。

5. 到着先で休憩できる場所を探しておく

長時間に及ぶ夜行バスの移動では、どれだけ快適な空間を作ろうとも、疲れをゼロにする事は難しいでしょう。しかし、疲れを引きずったままでは、全力で旅行を楽しむことはできません。

しかし、夜行バスの多くは、夜に出発し、早朝に目的地に着く場合がほとんど。
早朝では行動できる場所も限られてしまうでしょう。
そこで、到着地点の近くで24時間、あるいは早朝から営業しているサウナや温泉施設を探しておきましょう。

バスで凝り固まった体をほぐすと共に、メイクを直すことも可能。
時間が許すなら、仮眠を取るのも自由です。

著者:天地佑樹

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