【小学生対象】子供の英語力とやる気をUPさせる児童英検とは?|トピックスファロー

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2013年11月2日
【小学生対象】子供の英語力とやる気をUPさせる児童英検とは?

子供の頭はまるでスポンジのように知識をぐんぐん吸収するものです。ですから早いうちから英語に慣れさせておき、各小学校で実施されている外国語活動に対応できるようになっておきましょう。おすすめは日本英語検定協会が主催する児童英検の活用です!

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児童英検は、誰でも楽しく受験できる工夫がなされている

子供

児童英検は、児童の英語能力の向上を目的に、日本英語検定協会が主催を務めている検定です。
その背景には、小学校における外国語活動の必修化(文部科学省の指示により2011年度より開始)があることから、母国語のみならず英語でのコミュニケーションスキルも重要視されている現代に沿った検定と言えるでしょう。

児童英検の最大の特長は、どんな児童でも楽しく受験できるような工夫がなされていることです。

出題形式はオールリスニングですが、カラフルなイラスト入りの解答用紙に〇をつけていくだけと非常に簡単です。英語のテストというよりはゲームにチャレンジする感覚で、気負いなく問題に取り組むことができます。

「合格か不合格か」ではなく正解率で成績を表すところや、ブロンズ、シルバー、ゴールドの3つの等級(試験の難易度や児童の学習経験を表すものです)が設けられているところも、児童のステップアップ意欲を効果的に高められる要素となっています。

ブロンズ試験について

英語初心者レベルの児童を対象としていますが、シルバーとのダブル受験も可能です。
問題数は7項目で全40問、試験時間は約30分と設定されています。

シルバー試験について

ブロンズ試験の正解率80%以上の成績をおさめた児童が対象です。ゴールドとのダブル受験が可能。
問題数は9項目で全45問、試験時間は約35分と決められています。

ゴールド試験について

シルバー試験の正解率80%以上の成績をおさめた児童が対象です。シルバーとのダブル受験が可能。
問題数は9項目で全50問、試験時間は約45分と決められています。

試験形式はペーパー版、オンライン版、児童英検学校版の3種類

ペーパー版は、年に3期間のスケジュールで行われる試験であり、グループでの申し込みが原則です。
申し込み責任者が、試験会場や具体的な試験日を決定することとなっています。

インターネットにて試験を実施するのが、オンライン版です。
有効期限内であればいつでも受験できるため、個人での受験に適しています(グループ申し込みも可能)。ドリルや模擬試験・カードアルバムといった内容のラーニング商品も用意されていますから、合格に向けて有益な学習がしたいという方は、試験とセットで購入すると良いでしょう。

児童英検学校版は、試験結果をデータ化し利用者(英語教育校など)へ提供するサービスを行っています。サンプル試験受験の希望にも対応しており、申し込み手続きを含め、カスタマーサービス担当者への電話連絡が必要です。

著者:安達リス

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本にお茶、お絵かきアイテム、動植物を愛する文字書きです。いろんなものを吸収するべく趣味の範囲を超えたテーマを取材・執筆しています。中の人などいません。