ビジネスに役立つ!趣味にもいい資格!漢字検定試験「漢検」のメリット|トピックスファロー

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2013年5月30日
ビジネスに役立つ!趣味にもいい資格!漢字検定試験「漢検」のメリット

日本人なら漢字は正しく使えておきたいもの。しかし、漢字を正しく使うというのは、意外と難しい事ですよね。漢字はビジネスから日常生活にまで使う大切な文字。漢字検定の勉強を通して、正しい漢字について学んでみませんか。

WEBライター
  

ビジネスに必要な感じの知識を見につける!

普段使っている漢字、皆さんはどれくらい正しい使い方を理解していますか?
自分は大丈夫だと思っていても、意味が解らない・使い方が難しい、と思うような感じは、日常で使う漢字の中にもたくさんあります。
そこで便利な資格が、漢字能力を測る有名資格「日本漢字能力検定」です。

漢字検定とは

日本漢字能力検定、通称「漢検」とは文字通り、漢字をどれだけ知っているか、どれだけ書けるか、という漢字の知識を試すテストです。みなさんも、学生時代に良く耳にしたことがあるかもしれません。
漢字検定は毎年200万人以上の受験者を数えるほか、定期的にブームが起こるなど、世間でも関心の高い資格です。

漢検は学生が受けるイメージが強いかもしれませんが、やる気さえあれば学生からでも受験・合格することがかのうなしかくです。

ビジネスマンにとって、漢字の知識というのは、必要不可欠な知識です。近年はパソコンや携帯など電子機器で入力することが多いですが、それでも手書きで書く書類はまだまだたくさんありますし、パソコンでも漢字の書き間違え・打ち間違えは起こしてしまうもの。そんな些細なミスで評価・信頼を落とさない様、正しい感じを身に付ける事は大切なのです。

受験概要

受験資格

誰でも受験可能

試験日程

6月、10月、1月

受験料

10級~8級 ・・・ 1,000円
7~5級 ・・・ 1,500円
4級~準2級 ・・・ 3,500円
準1級 ・・・ 4,000円
1級 ・・・ 4,500円

試験範囲

1級 ・・・ 常用漢字など約6,000字
準1級 ・・・ 常用漢字など約3,000字
2級 ・・・ 少・中・高等学校で習う常用漢字
準2級 ・・・ 小・中学校で習う常用漢字
3級 ・・・ 小学校学年別漢字配当表、常用漢字600字
4級 ・・・ 小学校学年別配当漢字表、常用漢字300字
5級 ・・・ 小学校6年までで習う漢字
6級 ・・・ 小学校5年までで習う漢字
7級 ・・・ 小学校4年までで習う漢字
8級 ・・・ 小学校3年までで習う漢字
9級 ・・・ 小学校2年までで習う漢字
10級 ・・・ 小学校1年までで習う漢字

合格基準

1級、準1級、2級 ・・・ 80%の点数
準2級~7級 ・・・ 70%の点数
8級、9級、10級 ・・・ 80%の点数

合格率
(2012年第3回)

1級 ・・・ 10.2%  準1級 ・・・ 14.3%
2級 ・・・ 22.6%  準2級 ・・・ 35.5%
3級 ・・・ 45.0%  4級 ・・・ 51.4%
5級 ・・・ 75.1%  6級 ・・・ 82.0%
7級 ・・・ 87.7%  8級 ・・・ 85.6%
9級 ・・・ 92.3%  10級 ・・・ 95.6%

認定団体

日本漢字能力検定協会

漢字検定合格のメリット

漢検はなかば「趣味」に近い資格ですが、熟語や送り仮名など、正しい感じの知識を身に付けていることは、文章を書く際に間違いが減るため、仕事の際に役立つでしょう。
例えば前述のように、会社の書類を書く際に、難しい字やわからない言葉も、調べることなく記入することが可能です。

入試や入社試験の対策や、仕事のミスを減らすことに活用することができます。
漢検を重視する企業はそう多くはありませんが、中には漢検を重視している企業も少なからず存在しますので、就職を希望する企業をチェックし、漢検が役立つかチェックしておくと良いでしょう。

参考:企業における「漢検」資格活用状況調査 – 日本漢字能力検定協会

もちろん、読書の時に難しい漢字を調べずに読むことが出来るなど、私生活や趣味にもいい資格です。

近年はパソコンや携帯などで、すぐに漢字を出してくれますが、それらの便利ツールに頼りすぎると、正しい漢字の書き方や語彙力などを失ってしまいかねません。
正しい日本語がわかるという事は、決して損な事ではありません。

書けて当たり前な感じはもちろん、難しい感じもスラスラかけることは、相手に好印象を与えます。
みなさんも、漢検の勉強を始めてはいかがでしょうか。

何級を狙うべき?

合格率を見ると、2級までは20%台をキープしていますが、準1級からは10%台にガクッと落ちる傾向があるようです。
もし就職や進学に役立てたい場合は、周りとの違いを出すために、最終目標として準1級・1級を設定するとよさそうです。
しかし、漢検は難しい試験、特に準1級、1級は高いハードルとなります。

高校卒業レベルとされる2級でも、かなりの受験対策をしておかなくてはいけませんので、上位レベルを狙うか、それとも少しレベルを下げるか、公式サイトで問題例も確認できるので、参考にしましょう。

参考:問題例 | 漢検の概要 – 日本漢字能力検定

漢検は何歳でも受けることのできる試験です。楽しみながら受験しましょう。

著者:佐久間和夫

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WEBライターです。型にはまらず様々な情報を発信していきます。好きなものは酒、おつまみ、自転車。