【不正咬合】噛み合せが悪いだけではない!知っておくべき驚愕の症状|トピックスファロー

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2013年1月9日
【不正咬合】噛み合せが悪いだけではない!知っておくべき驚愕の症状

噛み合せが著しく悪い『不正咬合』という症状があります。これは唐突に生じるものではありません。それ相応の原因によって生じるものです。一体何が原因で起こるのでしょうか?また、不正咬合にはどんなものがあるのでしょうか?ここでは種類と原因また治療法を紹介しています。

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不正咬合!噛み合せが悪いだけでは済まない症状!

歯並びが悪い事で起こる『不正咬合(咬合不全)』という症状があります。この症状は、ただ噛み合せが悪いというだけではありません。“咀嚼”や“発音”という日常生活や、身体的な悪影響を与える事があります。しかも、突発的に起きるものではなく、徐々に発症し気がつけばなっていたという場合が多いのです。
この不正咬合は、何がきっかけで起きてしまうのでしょうか?
発症した場合の治療法はあるのでしょうか?

不正咬合の種類と原因。また、その治療法。

不正咬合と呼ばれるものには幾つか種類がありますが、どんなものがあるのでしょうか?
また原因や治療法はあるのでしょうか?

上顎前突(出っ歯・反っ歯)

上顎前突(出っ歯・反っ歯)

上顎前突とは、字から想像できる通り、『き出ている』歯並びの事です。
従来の噛み合せは、上の前歯が下の前歯より前方に来るので、上顎前突は問題ないと思うかも知れません。しかし、上顎前突は “出っ歯”“反っ歯”という異常なので、列記とした不正咬合になります。

考えられる原因

この上顎前突は、両親の顎の骨格を受け継いでなる遺伝的な要因と、『指をしゃぶる癖』『口呼吸』という後天的な要因で起こると言われています。

主な治療法

上顎前突は上顎の骨を切除する手術を行ない、歯列矯正抜歯をするという“外科手術”が求められます。それに並行して癖を治す事も必要でしょう。

下顎前突(反対咬合・受け口)

下顎前突(反対咬合・受け口)

上顎前突と反対の噛み合わせの事を下顎前突と言います。『下顎き出している』為、下の歯が上の歯を覆うような噛み合せになってしまいます。

考えられる要因

この下顎前突も上顎前突同様、両親の顎の骨格を受け継いでなる遺伝的な要因と、普段から『下顎を突き出すような癖』『口呼吸』があります。さらには、『歯や胎生期の発育障害』という後天的な要因が原因とされています。

主な治療法

軽度の場合は歯列矯正で済みますが、重度になると下顎を切除し後方に下げるという“外科手術”が必要になります。さらに上顎前突同様、癖を治す事も必要です。

フレアーアウト

フレアーアウト

フレアーアウトとは、上顎前突(出っ歯)に隙っ歯が足された症状の事を言います。前歯が傾斜し且つ歯同士が接していません。奥歯の噛み合せも悪いというのが、フレアーアウトの特徴です。

考えられる原因

フレアーアウトは2つの理由で発症すると考えられています。
一つ目は、合わない補綴物(ほてつぶつ)による前歯への圧迫です。合わない補綴物によって常に圧迫を受けている前歯は、行き場を失い前方に広がりつつ出て行きます。
二つ目は、歯周病とそれによる臼歯(奥歯)の欠落です。
歯周病にかかると歯の抵抗力がなくなり、フレアーアウトを起こしやすいといわれています。
また、歯周病により奥歯を失うと当然噛み合せは悪くなり、その分の負担が前歯にかかってしまうのです。
この2つの理由で、フレアーアウトが引き起こされてしまいます。

主な治療法

フレアーアウトを完治するには、補綴物を自分に合った物に変える必要があります。さらには、歯周病の治療失った歯の回復も必要です。そして、最後に歯列矯正をするという流れになるでしょう。

開口(オープンバイト)

開口(オープンバイト)

開口とは、奥歯はしっかり噛み合わせる事ができても、前歯が常に開いた状態の不正咬合の事を言います。前歯が一向に噛み合わない為、発音や食事に難を感じる事があるでしょう。

考えられる原因

開口になる原因は主に3つ考えられます。
1つ目は『指をしゃぶる癖』『唇や舌を噛む癖』があります。
2つ目には『下顎の成長の遅れ』があります。奥歯の永久歯が生えてくるときに、下顎が見合った成長をしていないと前歯が開いてくるという現象が起きてしまいます。
3つ目には『口呼吸』があります。口呼吸をすると舌の位置が下がり気道が狭くなります。その為、気道を確保する必要が生じ、開口になりやすくなります。
これらの原因により開口になってしまうのです。

主な治療法

症状により治療方法は変わってきます。
抜歯をして治すパターンと、抜歯をせずに矯正をするパターンがあります。
他にも遠心移動という方法で治す事もあります。

※遠心移動
…奥歯の奥にスペースがある時にできる治療法。奥歯をそのスペースにずらして、全体の歯並びや噛み合わせを調整する。

叢生(乱ぐい歯・八重歯)

叢生(乱ぐい歯・八重歯)

叢生(そうせい)は歯が重なり合ったり、ねじれたりして並んでいる状態の事を言います。この症状は、日本人に多く見られるという特徴や、歯垢の除去が難しいという特徴を持っています。

考えられる原因

叢生の原因は顎骨が小さい事にあります。それでいて歯の大きさは小さいわけではないので、歯並びや噛み合せが悪くなり、引き起こされてしまうのです。日本人は顎骨が小さい人種ですので、叢生になりやすいというのも納得できてしまうのです。
さらに、乳歯が残っている状態で永久歯が生え出てくる事犬歯(糸切り歯)の早期脱落によりできた場所に第一臼歯が移動するという事が考えられます。

主な治療法

抜歯及び歯列矯正で正しい噛み合せにする事ができます。

鋏状咬合(シザーズバイト)

鋏状咬合(シザーズバイト)

鋏状咬合(はさみじょうこうごう)は奥歯が正常に噛み合わせる事ができない不正咬合です。奥歯の内側と外側が接触する※為、しっかりとした噛み合せができません。

※上の奥歯の内側と下の奥歯の外側が接触するような事。逆のパターンもある。

考えられる原因

叢生同様、歯に対して顎骨が小さいという事が一番の原因です。その他にも奥歯の生え出る場所が無い事歯胚※の異常も考えられます。

※歯胚…歯や歯周組織を形成する細胞の事。

主な治療法

鋏状咬合は、矯正マウスピースをして治すのが一般的とされています。

交叉咬合(クロスバイト)

交叉咬合(クロスバイト)

噛み合わせた際に、どこか一部だけ正常ではない噛み合わせをしている症状の事です。従来は上の歯が下の歯を覆う様に噛み合わされますが、交叉咬合の場合は、一部分だけ下の歯が上の歯に覆う様に噛み合わされます。一部分のみの反対咬合を起こしているのです。

考えられる原因

交叉咬合の原因も上顎前突や下顎前突と同様に、遺伝による先天性の要因『指をしゃぶる癖』『舌癖』『歯や胎生期の発育障害』という後天的な要因が考えられます。

主な治療法

数本の交叉咬合の場合は、叢生同様に歯列矯正による治療が可能です。
しかし、一体として交叉咬合を起こしている場合、顎骨の異常も考えられ外科手術をする場合があります。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。