歯科恐怖症を克服してキレイな歯になる3つの魔法!|トピックスファロー

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2012年9月7日
歯科恐怖症を克服してキレイな歯になる3つの魔法!

小さな子供ですら我慢できる歯科治療がどうにも我慢できない歯科恐怖症。その不安感や恐怖心は歯医者が苦手というレベルではありません。歯科恐怖症ゆえに長年放置した虫歯を治療したり審美歯科に挑むための魔法を教えちゃます。

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治したいのに治せない…意外と多い歯科恐怖症

歯科治療がある程度平気な人にとっては、全然問題のない治療でさえ怖さのあまりに気が遠くなる歯科恐怖症…、決して大げさにしているわけでも、ふざけているわけでもありません。
歯科恐怖症の人にとって、歯医者は苦手どころの話ではないのです。

歯科恐怖症の人だって虫歯の治療の必要性、審美面でのメリット・デメリットはわかっているのですが、大人だからこそ歯科治療の必要性は頭で理解していても、恐怖心がそれをはるかに上回る…

あまりの恐怖で歯医者に通えない人、小さな子供でも我慢できるのに恐怖心を隠せず不甲斐なさも感じてしまう人、勇気をだして歯医者に通いだしても、耐え切れず治療途中で挫折、結局最後まで治療を続けることができずに放置し、症状を悪化させてしまうというようなケースも多々あります。

虫歯放置の怖い結末

しかし、虫歯は本来、放置して良いものではありません。
なんとしてでも恐怖心を乗り越えて虫歯の治療をするべきなのです。

虫歯を長年放置していると、虫歯菌が歯茎の血管から体中に蔓延し悪影響を及ぼす可能性も否めません。
最悪死に至ることも実際にあるのです。

そこまで至らないにしても、長年の虫歯の放置で多くの歯を失い、それを取り戻すための代償は並大抵のものではありません。
場合によっては入れ歯を余儀なくされたり、高額のインプラント費用が掛かってしまったり、インプラントを処置できる骨から治療しなくてはいけないという結果も十分あり得ることです。

誰もが憧れる白い歯。歯科恐怖症も実は審美歯科に憧れます。

歯は、生命を維持する機能面・健康面でも重要ですが、歯並び、歯や歯茎の色などトータル的なバランスのとれた美しい口元は審美面・精神的な健康面でも大切です。

そして白い歯や審美性のとれた口元には誰もが憧れるに違いなく、もちろん歯科恐怖症の人にとっても通えるものなら審美歯科に通い、清潔で美しい口元を手に入れたいのです。

しかし、健康保険制度では歯としての機能的な歯の治療が一般的となり、歯列矯正やホワイトニングといった審美歯科的な治療は限界があります。

歯列矯正やホワイトニングと言ったことは虫歯治療が完璧に終わった段階の治療とはなるものの、審美性も必要とする人は最初からよく歯科医と相談し治療を進めていくのが良いでしょう。

怖がりを克服する3つのこと / 虫歯治療が怖くなくなる3つの魔法

歯科恐怖症はただ単に歯医者が苦手という問題で片づけられるものではありません。

歯科恐怖症にはいろいろな原因がありますが、歯科治療だけでなく、社会生活にも影響のあることに端を発する場合もあります。
歯の健康を取り戻し審美性を高めるために、歯科恐怖症を克服するにはまず自分とよく向き合うことが大切です。

歯医者のどこが怖いかを知る

歯科医院のキーンという音を出す切削器具(エアタービンといいます)が怖い、麻酔が怖いなど治療に対して強い恐怖を感じてしまう人は過去に歯科治療で辛い経験をした場合が多いと言われています。

また、歯科治療が怖いというよりは対人的な恐怖のために歯科恐怖症となってしまっている場合もあります。
批判されたり、恥ずかしさを感じることに対して異常な不安や恐怖を抱えてしまう人の場合、歯科治療においても、治療が怖いという感情や、虫歯を放っておいたことを咎められるのではないか、という気持ちが強い不安感や恐怖となって表れてしまうのだそうです。

慣れない場所に一人取り残されることに対する恐怖心を抱える人も増えているといわれています。
特に歯科医院では慣れない場所でどんな治療を行うのかもよくわからないまま、あまり知らない人(医師)に対して無防備に口を開け、身を委ねなければならないことに異常な不安と恐怖を感じてしまうのです。

虫歯が進行するほど治療が辛いことを知り、自分に言い聞かせる

多くの歯科医院では、歯科治療が苦手であることを申し出れば、通常の局所麻酔の際にその痛みや恐怖心を和らげる表面麻酔を施してくれます。

通常は麻酔がちゃんと効いていれば治療も無痛のうちに終了しますが、歯科恐怖症の人の場合はそうはいきません。

特に歯科恐怖症の人に見られがちな麻酔が効きにくいケースには次のような場合が考えられます。

麻酔が効きにくいとき

  1. 炎症や痛みが強い時。
  2. 膿は麻酔の効果を効きにくくしてしまいます。
  3. 下の奥歯は骨が固いために麻酔液が歯の根元に到達しづらく他の部位よりも麻酔が効きにくい箇所です。

対処法としては、

  1. 虫歯の穴から奥の神経に直接麻酔をかける。(※一時的には強く痛みます。)
  2. 虫歯の穴に薬を詰めるなどの処置をし、日を改めて治療するときもあります。

等がありますが、

早めの治療は麻酔が効きづらいということはあまりなく、麻酔が効きにくくなってしまう前に歯医者を訪ねる勇気があれば問題にならなかったこととも言えます。

また、いくら麻酔や治療法を工夫しても痛がる人はいるのです。
多少の我慢はしょうがないと諦めることも歯科治療には大切です。
歯を失ってしまう前に、状態が良くなるにつれて治療の痛みもひどくなくなる、と理解して歯科医院を訪ねましょう。

治療の前に歯医者に悩みを打ち明ける、良く相談する

心理的な原因が多い歯科恐怖症の人にとっては麻酔の前の表面麻酔やや恐怖心を鎮静する静脈内鎮静法などの工夫をすることも効果的ですが、何よりも「安心して治療に臨むこと」が歯科恐怖症克服に最も重要と言えます。

治療に不安を感じていると緊張感から痛みに敏感になる傾向があります。
安心して歯科治療に臨むためには、歯科医の歯科治療の技術はもちろんのこと、治療をお願いする医師に不安を打ち明けられるか、また、打ち明けた不安に対して丁寧な対応をしてくれるかの見極めが大切です。

また、治療の前に、治療に関する事を十分に審問し、適切な説明を受け、しっかり理解し納得して治療に合意することは特に歯科恐怖症ではなくてもインフォームドコンセントとして非常に大事なことです。

著者:加賀原まこ

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