ダイビング事故防止のために覚えておく心得|トピックスファロー

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2013年2月28日
ダイビング事故防止のために覚えておく心得

ダイビングの魅力は、美しい海を楽しめるということ。しかし、自然というものは残酷さを併せ持っているもので、慣れている人であってもダイビング中に事故を起こしてしまうことはたびたびあるものです。ダイビング中の事故を防ぐためにはどのような事に気を付けるべきでしょうか?

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危険を防ぐために…ダイビング事故を防止するには

エメラルドグリーンの美しい南国の海が広がる沖縄は、日本屈指のマリンレジャー・スポットと言えます。気温が高く、海で遊べる時期がどこよりも長いため沖縄に旅行に行ったら海を楽しまなければもったいないくらいです。

マリンレジャーの中でも沖縄の海の美しさを堪能できるダイビングは特に人気がありますが、酸素供給があっても潜水には多くの危険が伴うものなのです。現実問題として、ダイビング中の事故で命を落とす経験者も少なくないのです。
どのような事に注意するのがダイビング中の事故を防止することに繋がるのでしょうか。

無理はしない

ダイビング事故を防ぐうえで一番重要なのは無理をしないということに尽きます。
ある程度経験を重ねた人や、自分を過信している人はなんでも「周りが無理だということをやり遂げる」ことが偉い、と勘違いしているものです。

資格取得や受験で「無理」と言われた難関を突破するのはとてもすごい事と言えますが、ダイビングなどの命が関わる危険がある分野で無理をすることは無意味どころか愚かな行為でしかないのです。

まず、ダイビングをする前に身体の調子が悪いと思ったのならすぐにインストラクター・ガイドに申し出て辞退することが大事です。ダイビングは地上よりも過酷な環境に行くことなので、少しの体調不良が命の危険に繋がってしまうのです。
また、ダイビング中でも無理は禁物です。酸素残量が少なくなるとか、必要以上に深く潜るといった無理はトラブルを引き起こす原因になってしまいます。

急速浮上は厳禁

ダイビングでは背負ったスキューバ・タンクのおかげで空気供給が可能なため、素潜りでは難しい深度にまで潜ることが出来ます。しかし、海中では水深10mごとに水圧が一気圧増えていく性質があるため、深く潜れば潜るほど身体に掛かる水圧は高まっていきます。

そのため、急速に浮上しようとすると身体が水圧の高い所から低い所に適応しきれずに潜水病(減圧症)を起こしてしまうことになります。

潜水病は身体の細胞や体液に溶け込んでいた空気が急激な気圧の変化によって気泡となって血管を閉塞させる病気で、脳梗塞など血管障害の原因になってしまいます。治療法は減圧室に入って高濃度の酸素を呼吸する高圧酸素療法のみが有効です。
浮上する時は分速18m以下の速度でゆっくりと、酸素を吐き出しながら浮上するのがダイビングの鉄則です。

ガイド・インストラクターの指示に従う

ダイビングでもなんでも、慣れてくると自分の判断だけで何とかなりそうな錯覚に陥りやすくなるものです。そして、指導者が居ても指示に従わずに実行して事故に遭うという話はよくあることです。
どんなに穏やかに見える海であっても海中には目に見えない潮の流れがあり、時には速い流れに巻き込まれてしまうことがあるのです。

早い流れに巻き込まれてパニックを起こし、空気を使い切ってしまうという事故も少なくないのです。

現地のガイドやインストラクターは、このような潮の流れの速いスポットや危険な場所の位置を習熟していて自分でも出来るだけ近づかないようにしているものです。
そのため、一緒に潜っているガイド・インストラクターの指示には必ず従うよう心がけましょう。
たとえ珍しい魚の群れや、ダイバーの憧れであるマンタなどと遭遇してもそのままついていくようなことは厳禁です。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。