乾燥肌の原因は肌質だけじゃない!皮膚をカサカサにする10の要因|トピックスファロー

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2013年4月17日
乾燥肌の原因は肌質だけじゃない!皮膚をカサカサにする10の要因

「ワタシ乾燥肌だから…」と言っているアナタ!乾燥肌は肌質だから仕方ないと思っていませんか!?乾燥肌は改善することができるんです。ここでは、お肌の乾燥の主な原因をご紹介しています。乾燥は、シミやシワの原因にもなりますから、早めに乾燥対策に取り組むことをお勧めします。

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そもそも乾燥肌とは??

乾燥肌とは、肌の水分量が低下している状態を言います。肌の水分は、皮脂MNF角質細胞間脂質によって保持されているのですが、これらがなんらかの原因で低下してしまうと、肌は水分を失って乾燥してしまうのです。

肌の乾燥を守る皮脂・MNF・角質細胞間脂質

皮脂・MNF・角質細胞間脂質は、乾燥から守るだけでなく、外部の刺激から肌を守る「バリア機能」を持っています
乾燥はシワや日焼けなど、多くの肌トラブルの原因となりますが、この「バリア機能」が低下するためです。

皮脂

角質層の水分が失われるのを防ぐ働きがあり、乾燥を防いでくれます。

MNF

角質層の水分を保持する働きがあります。

角質細胞間脂質

角質層の水分を保持する働きがあります。

こんなにある!乾燥肌を引き起こす10の原因

1. 顔の洗いすぎ・洗浄のしすぎ

洗顔フォームで顔を洗うと、つっぱることがありますよね!?これは、皮脂が洗顔で洗い流されてしまった証拠。洗いすぎは、肌の潤いを保つ皮脂までも洗い流してしまうので、皮膚の乾燥の原因になってしまいます。
洗顔フォームやクレンジングは、洗浄力の強すぎない、肌にやさしいものを選ぶと良いでしょう。

2. マッサージ・洗顔での皮膚への摩擦

マッサージや洗顔で、皮膚をこすりすぎてしまうと、バリア機能を壊してしまうこともあります。肌への過剰な摩擦は、負担となり乾燥を招いてしまうのです。
マッサージや洗顔は、やさしく力を入れずに行うことが大切でしょう。

3. 日焼け・紫外線

日焼けによって肌にダメージが与えられると、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が乱れてしまいます。新陳代謝である「肌の生まれ変わり」がスムーズに行われなくなると、古い角質が肌に残ってしまい、肌の乾燥の原因となるのです。紫外線が強い夏だけでなく、1年を通じた紫外線対策が大切です。

4. 空気・室内の乾燥

秋・冬になると肌が乾燥しやすくなるのは、秋・冬の空気の乾燥が原因です。空気が乾燥していると、肌の水分が蒸発しやすくなってしまうのです。
肌の水分が失われないように加湿をして、湿度60%くらいにキープすることが大切でしょう。

5. 加齢

年齢を重ねるごとに、肌が乾燥しやすくなっていきますが、これは加齢によって皮脂の分泌が低下してしまうことが原因です。
皮脂分泌量のピークは、女性は20代とされています。その後、皮脂の分泌量は徐々に減少していきますから、年齢を重ねるほど、乾燥対策が重要になっていくと言えるでしょう。

6. 睡眠不足・疲労

睡眠不足は肌の新陳代謝を乱す原因となり、天然保湿因子であるMNFを低下させてしまいます。

肌のゴールデンタイムは、22時~2時とされていますが、22時までに眠ることができなくても、少しでも長くゴールデンタイム内に睡眠をとることが大切でしょう。

7. 喫煙

タバコを吸うことによって活性酸素が作られると、肌にダメージを与え、ターンオーバーを乱します。そのため、肌の乾燥を招いてしまうのです。
節煙ではなく、禁煙が大切とされています。将来の肌のためにも、禁煙を考えてみてはいかがでしょう?

8. 精神的ストレス

紫外線などの外的なストレスも乾燥肌の原因となりますが、内的なストレス(精神的ストレス)も乾燥の原因に。精神的ストレスは、免疫力低下やバリア機能低下、活性酸素発生などの原因となり、肌の乾燥を招いてしまうのです。
定期的にストレスを解消することが大切。自分一人でもできる、ストレス発散を見つけることもオススメ。

9. 栄養バランスの乱れ

栄養バランスの崩れは、肌のターンオーバーを乱れや皮脂分泌の低下の原因となり、肌の乾燥を招きます。ダイエット中に肌がカサついたことはありませんか?栄養バランスは、お肌にも大きく影響しているのです。
極端なダイエットではなく、栄養バランスのとれた健康的なダイエットを目指すことが必要でしょう。

10. 血行不良

血行が悪くなると、リンパの流れも悪くなり、体のすみずみに栄養が行き渡らなくなったり、老廃物が溜まりやすくなったりします。そのため、血液循環が悪くなると、肌の新陳代謝を乱して乾燥肌の原因となってしまうんです。くすみや目の下のクマの原因にもなりますし、冷え性の人は要注意です。
体を冷やさないこと、運動不足を解消することなど…血行不良改善の方法はさまざま。自分に合った血行促進を取り入れることが大切。

著者:渡瀬由紀子

WEBライターのかたわら、週末は雑貨屋めぐりしつつ、最新の文房具収集。好奇心を糧に幅広く執筆活動中。
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