
あらすじ
原作はアメリカの女性作家エリザベス・ギルバートによる同名の自伝的作品。ジャーナリストのリズは夫と別れたうえに、新しくできた彼氏とも上手くいかず、八方ふさがりの日々。
そんな人生に行き詰まっている自分に嫌気がさしたリズは、全てをリセットするためにイタリアのナポリ、インドのパタウディ、インドネシアのバリ島を1年かけて旅することを決意します。
旅先で学ぶ、ハッピーに生きていくためのヒント
リズは訪れたそれぞれの地で、生きて行くためのヒントを学んで行きます。
イタリア・ナポリ
人生は楽しむためにある
体重が増えることを気にして食事を控えめにしていたリズ。でも、ナポリの人々がピザやパスタを好きなだけ食べている姿を見て、
ナポリでできた新しい友達とテーブルを囲み、会話をしながら食事をするうちに生きることの楽しさを思い出すリズ。もちろん大きなサイズのデニムを買うことになったけれど、それでも心は満たされているからOK!
インド・パタウディ
自分と向き合い、執着心を手放す
心の整理をするために、インドのパタウディでヨガや瞑想に取り組むリズ。初めのうちは別れた夫や恋人のことが頭から離れなかったリズですが、
私たちは気がつかないうちに何かに執着しているものです。執着は私たちの心を窮屈にする原因のひとつ。
インドネシア・バリ島
心が乱れることも「調和」
ナポリで生きる楽しみを思い出し、パタウディで心をリセットしたリズはバリ島でブラジル人のフェリペと恋に落ちます。満たされた穏やかな日々を過ごすリズでしたが、フェリペにプロポーズされたことで心乱れます。
彼のことは愛しているけれども、もし結婚すれば調和のとれた今の生活が壊れ、また周りに振り回される生活に戻ってしまうのではないかと。そのためフェリペと別れることを決意したリズ。
ジャーナリストとしてバリバリ働いていたリズにとって、一年間の休憩をとるということは勇気のいることだったはずです。それでも旅に出ようと決意したのは、それだけ彼女が追いつめられていたということ。きっと旅が必要だったのでしょう。
いま「何となく旅に出たいなあ」と思っている方は、リズのように旅先で学べることがあると無意識に感じているのかもしれません。思い切って休みをとり旅に出てみると、これからの生き方のヒントを得ることができるかもしれませんね。
