寒い!暗い!冬の節電対策はどうすればいいのか|トピックスファロー

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2012年10月3日
寒い!暗い!冬の節電対策はどうすればいいのか

夏の暑さは打ち水やグリーンカーテン、水風呂など電気が必要ない方法で耐えることが出来ますが、冬の寒さとなると電気だけでなく灯油も併用しなければ耐えることは難しくなります。さらに節電が要求される冬場の節電対策について解説していきます。

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冬の寒さを乗り切る節電対策を考える

電気を節約する為には、毎日常時使っているものの電力消費を抑えるのが一番手っ取り早い方法です。特に室内の快適さに直結する冷暖房は、出来るだけ設定温度を抑えるか全く使わないかするのが一番節電に効果的とされています。
しかし、夏場の冷房はともかく冬場の暖房は全く使わないというわけにはいきません。それに日没が早くなる冬場は、照明を付ける時間が長くなってしまいどうしても電気の消費量は多くなります。
冬場に節電するためにはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか。

冬は暖房無しでは乗り切れない

冬場は一日を通してとにかく寒くなるものです。日照時間が短くなるとはいえ、日中の方が寒さは和らぎますが、それでも暖房がなければ辛いほどの寒さです。
冬の暖房にはストーブやエアコン、セントラルヒーティングなど様々ありますが、多くの暖房機器は電気エネルギー単体もしくは電気と燃料を併用して部屋を暖めているため、相当の電気を消費することになります。

つまり、冬場の節電のポイントは「いかに暖房を使わないか」ということになるのですが、冬場の寒さは夏場の暑さとは大きく違うものです。暑さは気化熱や日光の遮断などを活用すれば冷房無しでも涼しくなるものですが、寒さは暖房がなければ熱を奪われる一方です。

電気なしの暖房は節電に効果がある?

冬場の節電における暖房、という話になると大体の場合「エアコンなどを使わずに昔に戻って薪や石炭のストーブを使えばいい」という提案を持ち出されるものです。
しかし、燃焼によって熱を発生させる暖房器具は不完全燃焼による一酸化炭素発生のリスクがあるため、定期的に換気しなければならないし、通常の使用でも火傷や火事の危険性があります。

また、暖房に使う燃料の燃焼効率も重要な要素です。薪は安上がりでエコロジーな燃料というイメージがあるようですが、石炭・石油に比べればはるかに燃焼効率は悪いし保管場所も大きくなるというデメリットがあります。
また薪ストーブや石炭ストーブを設置するには煙突穴が家屋に無ければならないので、即座に石油ストーブやエアコンから転換できるわけではないのです

電気使用料で有利なエアコンが効かない地域もある

エアコンは冷房だけでなく暖房にも使えるので、家にストーブがないという地域も少なくありません。また、電気ストーブとエアコンを比較すると電気使用料ではエアコンの方が有利というデータもあるため、エアコンがあるのなら暖房器具を買わなくてもいい場合があります。

しかし、冬の外気温が氷点下以下になることが珍しくない北海道や東北地方ではエアコンだけで乗り切れるというわけにはいきません。
エアコンはヒートポンプという部品が、外気から熱エネルギーを交換することで室内を冷やしたり温めたりしています。ヒートポンプは外気温が氷点下以下だと効率が落ちてしまい、その分だけ電気代が多くかかってしまうのです。
最近は北海道などの寒冷地向けエアコンも市販されていますが、暖房効率を考えれば石油ストーブの方が有利なのです。

重ね着は節電につながるか?

冷暖房を抑えて節電するには、衣服で温度調節するのが手っ取り早い方法です。暑ければ薄着にするか脱ぐ、寒ければ重ね着するか断熱性の良い物に着替える、単純で効果的な方法です。
しかし、冬場の重ね着は暖房の節約にはつながっても肝心の節電につながるかと言えば微妙なところです。なぜなら重ね着するということは単純に洗濯物を増やすということでもあるのです。

重ね着は寒さを堪えられるようにする一方で、発汗を促してしまうものです。汗を吸いこんだ衣服は臭いもするし着心地が悪くなるので洗濯しなければなりません。洗濯物が増えればその分だけ洗濯機が消費する電力も増えるので、結果的には節電にはならない可能性が高いのです。

日照時間の短さ=照明を付ける時間が長くなる

冬場は一年を通して最も日照時間が短い季節です。夏場はそれこそ、午前5時前に日の出を迎えて午後7時過ぎに日没というように、日照時間が12時間以上あるのが当たり前なのに冬場だと、午前7時前に日の出・午後5時前に日没と日照時間が12時間以下になることも珍しくありません。

このように日照時間の短さを補うため照明を付ける時間が早まるため、冬場は暖房だけでなく照明の分も考えて節電しなければなりません。
照明の節電は、消費電力が少ない蛍光灯やLED電球に変える、蛍光灯を付ける本数を減らすのが基本になります。しかし、蛍光灯を取り外した状態にするのは逆に消費電力を増やしてしまう照明器具もあるようです。
また、部屋に明るいところと暗いところが出来てしまうと視力低下の原因になってしまうので、照明を節電する際には灯りが部屋全体に行き渡るように注意しましょう。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。