毎日のエクササイズでほうれい線が消える!?
コメディのお芝居でおじいさんのメイクをするときに、何はなくとも必要なのは口のサイドにあるライン、ほうれい線ですよね。ほうれい線がみえるだけで5歳老けさせる!?なんていう言葉もあるくらい、あるかないか顔の印象は大きく変わってきてしまいます。
本来ほうれい線は、豊齢線と表記されることもあり、豊かに歳を重ねることで目立ってくる線を意味しているそうです。また笑いジワとも言われていますし、人相学的には吉だそうですが、世の女性はそうは思わないですよね。
ほうれい線があったら「消えろー!」なんて思いますよね。そんなほうれい線、実は表情筋という顔の周りの筋肉を一日数回ちょっと運動させることで顔の血行を活発にし、線を薄くしたり、無くすこともできるそうです。あるのですねそんな素敵なお話し。
今日は一日数回ちょっとの時間で、ほうれい線を無くすこでもできる簡単な表情筋のトレーニングやエクササイズなどを紹介していきたいと思います。
トレーニングやエクササイズは、意識をしながら行うとより効果的です。それではみなさん、目の前に鏡を用意して、自分の表情を確認しながらエクササイズしてみましょう。
頬をすぼめる&膨らますトレーニング
え、それだけ?と思われますよね。とてもシンプルではありますが、実は基本中の基本。顔の筋肉は、日常では3割程度しか使っていないので、普段より大きく動かし、いつも使っていないところも表情筋を動かすという意識が必要になります。やり方
・ゆっくり大きく膨らまし、5秒間キープする。
ベロ回しトレーニング
舌を回してほうれい線を目立たなくするトレーニングです。舌を回すことで口の周りの表情筋が鍛えられ、血行と新陳代謝が促されます。ほうれい線が消えていくという効果が期待できます。やり方
・回数は左回り、右回り×20回、1日3セット行う。
あいうえおの口でトレーニング
あ、い、う、え、おの発音をするように、口を大きく開くトレーニングになります。普段あまり使わない舌を支えている筋肉を鍛えることで、たるみやほうれい線の原因となる表情筋の衰えを予防し、ほうれい線を消すという効果が期待できます。やり方
・これを5セット行う。
普段あまり使うことがない筋肉を使うため、表情筋の動きをイメージしながらエクササイズを行いましょう。
口元マッサージ
口元の表情を作る筋肉で、衰えると口元のシワやたるみの原因になるといわれる口輪筋(こうりんきん)のエクササイズです。マッサージすることで血行を良くし、ほうれい線を消す効果が期待できます。やり方
・口輪筋に置いた指の腹を使って、そのまま円を描くように時計回り、反時計回りに各10回まわす。
ほうれい線をおさえるツボ
頬骨の下にある巨りょう(こりょう)というツボで、小鼻の外側と黒目からまっすぐ下におろした線が交わるところにあります。笑顔のツボとも呼ばれ、上唇を引っぱる頬の筋肉と肌のハリをUPしながら、ほうれい線を消す効果があります。やり方
・左右同時に5秒間押し、ゆっくりと離す。これを5セット行う。
ペットボトルを使ったトレーニング
ペットボトルを使い口輪筋力を鍛えるトレーニング。口輪筋が衰えると、口角が下がり表情に影が出たり、二重あごになってしまいますので、ペットボトルさえあれば簡単に表情筋を強くすることができます。やり方
・ペットボトルを置き、歯を使わずに口でくわえて持ち上げます。
・そのまま10秒間ペットボトルをキープする。これを3セット行う
毎日少しずつ継続を
いかがでしたか。色々な方法がある表情筋のトレーニングですが、大切なことは意識をして行うことだと思います。ゆっくり大きく動かしながら、ちょっとこっている表情筋をゆっくりやさしく動かしてあげてください。そして、あまりやり過ぎないこと。マッサージでもやりすぎると次の日に揉み返しが来た、なんてこともありますよね。そういえば野球の素振りでも、何も考えない1000本の素振りより、バッターボックスに立ったことを意識した10本の素振りの方が意味があると、偉大な監督も言っていました。数回でよいので自分の良い顔をイメージしながら楽しく行う、これが心身ともによいエクササイズになるのではないでしょうか