再確認!ストレスとは
環境が体と心に与える影響の事。
最近ではストレスの元になっている「ストレッサー」も含めてストレスと呼ぶことがある。
ビジネスマンを取り巻くあらゆるものがストレスになる時代の事、本当に恐ろしいのは、自分がストレスを感じているのに気が付かない事です。
この場合、ある日突然に爆発してしまうかも…。
命すら奪うストレスの恐怖
脳がストレスを感じると、普段はバランスを取って動いている様々な器官が活発に動き出します。
無理をして動き続けているので、そのしわ寄せは様々な不調となって体に表れてきます。
ストレスの初期
ストレスを自覚し始める時期。
症状としては「イライラ」「不眠」「肌荒れ」「食欲不振」など、ちょっと体調が悪いなと感じていても、ちゃんとストレスの解消ができていれば自然と治っていく程度の物です。
ストレスの中期から末期
ストレスが重大な症状を引き起こし、治療が必要な状態。
本来は中期と末期を区別したいところですが、個人差により線引きが難しい為、まとめて並べています。
共通しているのは専門の治療が必要だという事。
中期と末期の境は、今すぐに治療を行わないと命に係わるかどうかでしかありません。
胃潰瘍
ストレスが引き起こす代表的な病気
胃酸は本来、自分の胃そのものを溶かしてしまう程、強力な酸性の分泌液です。
それなのに胃が溶けてしまわないのは、内部を胃粘膜が覆い保護しているからです。
ストレスが溜まると、この胃粘膜が減少し胃酸が胃を溶かし穴をあける症状が胃潰瘍です。
胃潰瘍はとりわけ慢性的になり易いので、食後にみぞおちの辺りに痛みを感じたら早めに医者へ掛かりましょう
脱毛
昔から知られている代表的な症例の一つ
脱毛や薄毛は男性のものというイメージが強いですが、最近では薄毛に悩んでいる女性も多いそうです。
主な原因は2つ。
精神的なストレスにより、首の後ろの筋肉が収縮し頭皮まで十分な血液が送られないため。
毛根が新しい髪を育てる栄養が不足している状態。
もう一つは物理的なストレスで毛穴が詰まっている状態。
物理的なストレスとは頭皮の油や汚れ、ヘアワックスなど。
頭髪はいったん薄くなり始めると、どんどん進行し、自分だけで対処するのが非常に困難。
特にストレスにさらされている状態ならなおさらでしょう。
発毛は時間がかかるので、早めに専門家に相談してください。
三大疾病
ガン・心筋梗塞・脳卒中の3つを合わせて三大疾病と呼ぶ。
日本人の死因の60%はこの3つが原因。
ガンはもともと正常な細胞が「ガン化」する事。通常であれば免疫細胞によって駆逐される。
しかしストレスが溜まっているとガン化する細胞が増え、かつ免疫細胞の動きも低下する為にガンが増える。
心筋梗塞と脳卒中はともに血管が詰まる事で、その先の臓器に血液が送られなくなり活動を停止する病気。
その先の臓器が心臓だった場合「心筋梗塞」。脳だった場合「脳卒中」と呼ばれる。
血管が詰まる原因としては、コレステロールであったり血栓であったりと様々ですが、共通してストレスがかかわってきます。
発症したら、たちまち死へと直結する病気ですので、人間ドックなどで普段から検査することが大事です。
うつ
ストレスが精神に与える影響として最も有名な物。
軽度の物ならストレスの初期段階から見られますが、問題は周りからは深刻に見えず、気が付いたら引き返せない所まで進行している場合があるという事。
逆に最近では、「うつ」ではないのに、自分は「うつ」だと思い込んでいる人が増えているようです。
一人で悩むと、さらに「うつ」は進行していくのが厄介なところ。早めに精神科に相談することが解決の近道です。
いきなり精神科というのがハードルが高いならば、このサイトを活用しましょう。
ストレスといかに付き合うかが重要
日々を楽しく元気に働いているとしても、ストレスを全く感じていない人などいません。 最高の状態で仕事に臨むためにもストレスとはうまく付き合っていきましょう。