ホントに2泊3日で満喫できるの?
2泊3日の海外旅行といえば、韓国のような近くの国への旅行しか思い浮かばないという人は多いはず。ホントにそんな短時間でグアムを満喫できるの、って思いたくなるのも無理はありませんよね。
ところがグアムは、みなさんが考えている以上に、とっても身近な島なのです。
羽田-那覇間のフライト時間がおよそ2時間半なのに対して、グアムと成田空港や関西空港の間のフライト時間はともに3時間半ほどと、国内の南のリゾート地と1時間しかフライト時間に違いがないのです。
さらに、グアム観光で便利なのが、日本との間に1時間しか時差がないという点です。
アメリカへの海外旅行といえばちょっと気構えてしまうかもしれませんが、移動時間が3時間半で時差がたったの1時間のグアムなら、国内旅行の気分で気軽に行くことができるのです。
また、島の大きさでいえば、東京の23区内の面積が622km2に対して、グアムは549km2と東京23区よりも一回り小さめ。そのため、車なら4時間ほどで島を一周できることから、半日もあれば島の中を見て歩くことができるのです。
さらに、日本人観光客にとってうれしいのが、国際運転免許証がなくても車の運転ができるということ。日本人でも、グアム到着後30日以内は車の運転ができることから、日本の運転免許証があればレンタカーを借りることができるのです。
グアムに行ったら気をつけるべきこと
気軽な海外旅行といっても、グアムはやはりアメリカなので、日本とは異なるルールがあります。後で残念なことにならないためにも、以下のようなことに気をつける必要があります。
アルコールは21歳から
20歳からアルコールを飲むことが認められている日本とは異なり、グアムでは21歳未満へのアルコールの販売が禁止されているほか、21歳未満者の飲酒は禁止されています。
21歳未満の人がバーなどの、アルコールを販売しているスペースへ入場することは可能ですが、飲酒することができないため注意が必要です。
レストランに行く際の服装
アメリカの本土に比べて、グアムのレストランのドレスコードはあまり厳しくありません。とはいえ、レストランで食事をする際は、ショートパンツやビーチサンダルは避けた方が良いでしょう。
リゾート地とはいえ、マナーは重要です。せっかくの旅行で恥をかかないためにも、ある程度の気配りが必要なのです。
処方薬の持ち込み
病院で処方された薬を持ち込む際は、それがどのような薬なのか分かるようにするため、グアムでは以下のような書類の提出が義務付けられています。
また、これらの書類は入国の際と出国の際、両方に必要になることから、最低でも2部は用意しておく必要があります。
処方薬の持ち込みに必要な書類(すべて英語で書かれていること)
- その薬の処方箋
- なぜその薬の服用が必要なのか
- 主治医の連絡先
DVD購入の際の注意点
DVDやゲームソフトには、再生する地域を制限するためのリージョンコードが割り振られています。
アメリカのリージョンコードは「1」のため、リージョンコードが「2」である日本のDVDプレイヤーでは、グアムで購入したDVDを見ることができないのです。ただし、その製品のリージョンコードが“ALL”の場合は、再生することができるために、購入の際、パッケージに記載されているリージョンマークを確認しましょう。
また、パソコンのDVDドライブでは、リージョンコードの変更が可能なため、異なるリージョンの製品でも再生は可能ですが、変更回数に制限があるため、あらかじめ確認しておく必要があります。