要注意!フランチャイズ開業にはデメリットも多い|トピックスファロー

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2012年9月11日
要注意!フランチャイズ開業にはデメリットも多い

大型チェーン店に参加してのれん分けしてもらえるフランチャイズは、独立開業の手段として人気がありますが、最近では本部からの過酷なノルマによって加盟店がつぶされてしまうケースが増えてきています。フランチャイズのメリットとデメリットとは?

WEBライター
  

フランチャイズで開業することはプラスになるのか?

コンビニ・ファーストフード・レンタルビデオなどの町のあちこちで見かける店の多くは、企業が自ら出店しているのではなくフランチャイズと呼ばれる仕組みを使って募った加盟者にのれん分けする形で出店させている物です。

フランチャイズの加盟者(フランチャイジー)フランチャイズ本部(フランチャイザー)に加盟費用を払って店をだし、一国一城の主となるわけですが、実はそんなに旨い話ではなかったりするのです。

フランチャイズ開業のメリット

加盟金さえ払えれば明日からでも店のオーナーになれるのがフランチャイズの特徴です。そのため定年退職で退職金を手に入れた人や土地もお金も余っているような地主が加盟者に多くみられます。
では、フランチャイズに加盟して開業することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

用地・店舗の提供

店を開業することになった場合、準備しなければならないのが店舗または店舗を建てる用地です。人通りもあって車の便も良いような土地は大体誰かがすでに抑えているし、賃貸物件はいろいろな制限がかけられていて使い勝手が良くないものです。それに店舗・用地の取得には莫大なお金が必要になります。

フランチャイズ開業の場合、店舗を建てる用地がなくても本部の方で抑えている物件を提供してもらえるケースがあるため、開業へのハードルは低くなっているといえます。

経営ノウハウの提供

独立開業において重要なことは、「十分な経営ノウハウを供えることが出来ているかどうか」です。
たとえば商品の仕入れ先、毎月支払わなければならない経費の払込先、社員やアルバイトを増員する時にしなければならない手続など、会社や店舗を経営する際に必要になる知識や手続きは山のようにあり、一つでもおろそかにしてしまうとたちまち経営が傾いてしまうのです。

フランチャイズ開業では本部が加盟者に対して店舗運営・経営のノウハウを提供して、経営が軌道に乗る手助けを図ってくれます。せっかく出店した店舗が早々に閉店になってしまうと、フランチャイズ本部も打撃を受けてしまうからです。

ブランド名で安定した経営が出来る

フランチャイズ開業の最大の利点は、「フランチャイズチェーンの名前を使える」ことであると断言していいでしょう。

どういう意味かというと、例えばコンビニならセブンイレブン、レンタルビデオならツタヤ、ファーストフードならマクドナルドというように、大手チェーン店はその名前だけで商売出来るほどの大きな信用を築いています。
同じ業種でも個人経営の店と大手チェーン店であれば、よほどの特色がない限り個人経営店には足が向きにくいものです。
つまり、フランチャイズ開業は客の入りがある程度保障された状態から開店できるのです。

フランチャイズ開業のデメリット

一見いいこと尽くめのように感じられるフランチャイズ開業にも、デメリットは存在します。
フランチャイズにも多くのデメリットがあり、そのデメリットは加盟者を酷く苦しめることに繋がってしまうのです。

本部に上納するロイヤリティが高い

フランチャイズは契約上、加盟者は店の売り上げの何割かを本部にロイヤリティとして上納しなければなりません。このロイヤリティの高さが曲者で、あるコンビニチェーンでは売り上げの6割をロイヤリティとして持っていく契約になっています。
残りの四割がすべて加盟者の収入になるわけではなく、店舗運営費や人件費などに使われることになるため、加盟者の利益は微々たるものになってしまいます。

売り上げの良い店舗のそばに本部直営店が出店される

幹線道路沿いなどの客足が良く売り上げの上がる場所に立っているコンビニの周辺に、同業他社が次々と進出して激戦区になることは良くある話なのですが、同じ会社のコンビニが売り上げの良い店の周辺に出店してくることがあるのです。
この後発のコンビニはフランチャイズ本部が運営する本部直営店で、加盟者の店から売り上げを横取りするために出店しているのです。

このように同じコンビニが立ち並ぶと売り上げが分散してしまい、最悪の場合加盟者側のコンビニが閉店せざるを得なくなってしまいます。

契約内容が加盟者にとって非常に不利である場合も

フランチャイズの問題点としてよく言われるのが、本部と加盟者の間で締結される契約の内容です。
フランチャイズ契約は経営ノウハウや店舗を提供する本部側が有利になるようになっています。つまり、加盟者はどれだけ不利な契約内容であってもノウハウなどの提供を受ける以上は口出しできない不平等契約になりがちなのです。

フランチャイズでの開業は利益も危険度も大きい

フランチャイズを利用して開業することには、フランチャイズの看板を利用して大きく稼げるチャンスがあると同時に、本部との契約に振り回されるというデメリットもあります
実際、フランチャイズ契約のために退職金を使い果たしただけでなく多額の借金まで背負うことになった人や、先祖代々の土地を手放さざるを得なくなった人も少なくありません。

フランチャイズは加盟料さえあれば手軽に一国一城の主になれる手段といえますが、その城は常に敵からも味方からも狙われている城であるということを肝に銘じておかなければなりません。

著者:海老田雄三

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芸能、アニメ、ゲーム、音楽あたりが得意分野のはずが、気が付けばなんでも書くライターになっていました。アニメ、ゲームなどのサブカル誌によく寄稿しています。