マナーを守って走るランナーは模範的
朝の気持ち良い時間にランニングをしている人を見かける事があると思います。
純粋に走るのを楽しんでいる人。
ダイエットのために走っている人。体力UPのために走っている人。
マラソン大会に出場するためにトレーニングをしている人。
理由はそれぞれ違ってもランニング愛好家たちは黙々と走っています。
最近では、健康ブームの到来やより走りやすい設計にされたランニングウェアの発売。
消費カロリーが算出される機能がついた携帯など、ランナーたちの背中を押す追い風となっています。
そんなランナー達は走る事だけを考えている訳ではありません。
公園内であれ公道であれ、常識を踏み越えた行動はしないようにと常々心がけていることでしょう。
実に模範的なランナーといえます。
まさに、マナーを守って走るランナーは、夏に日に吹く心地よいそよ風のような存在となっているでしょう。
悪質ランナーが善良ランナーの肩身を狭くしている
ある程度の人が集まるとどうしてもマナー違反がでてきます。
何を思ってそうしているかはわかりませんが、そういう行為は他の人達の肩身を狭くするだけです。
ランニングにおいても例外ではありません。
立て看板によって注意が促されたり、ランナーに注意を喚起する条例が提案されてます。
趣味が規制されるという事は愛好家達にとって身が裂ける思いでしょう
。
健康ブームやランニング商品が発売され、ランニング愛好家が増加する傾向の中、歯止めをかけるような事は避けたいです。
ランニング愛好家達の走路につまずかせるものを置いている事になってしまいます。
ランナーが守るべきマナー
歩行者の邪魔をしない
公園内や遊歩道、公道はランナーだけのものではありません。
散歩をしている人や通勤通学中の人などありとあらゆる人が使用しています。
邪魔だと言わんばかりにギリギリを走ったり、ぶつかっておいての逆ギレ・無視をする行為はマナー違反です。
また並走や座り込んだりして歩行者の進路を妨害するのもやめましょう。
歩行者は渋々車道に出ないといけなくなります。
非常に危険ですし、交通事故を誘発しかねません。
ゴミの持ち帰り
ランニングしながら水分補給をするのは良い事です。
またガムを噛みながら走ってはいけないという事はありません。
しかし、空のペットボトルを道路に投げ捨てたり、ガムをペッと吐き捨てる事は許されていません。
道路はゴミ捨て場ではありませんので自分で処理しましょう。
追い越しの際は一声かけて
無言で追い越された時の恐怖を、ランニング愛好家達は経験した事があると思います。
場所によっては追い越しのできないような場所もありますし、追い越し禁止ゾーンもあります。
そういう時はさけましょう。
道幅も広く歩行者の邪魔にもならないと判断し、先行するランナーを追い越す時は一声かけてあげると良いでしょう。
付随して、追い越した際の『ドヤ顔』や『罵声』はやめましょう。
タイムを競っているわけではありません。
ただ純粋に走っているだけです。
追い越しをして威張る行為はランニングと関係ないと思います。
ツバを吐かない
第三者の視点から見るとそんな道路は歩きたくないです。
公園内や遊歩道、公道はランナーだけのものではありません。
歩行者の中にはそこを通らないといけない人もいます。
そこにツバを吐く行為は明らかなマナー違反です。
『自分の部屋に他人が来て、ツバを吐いていったらどう感じるか』を考えると良いかもしれません。
逆走しない
場所によっては右回りや左回りという規制されている場所があるかもしれません。
その時はその指示に従いましょう。
逆走すると、ぶつかる危険や邪魔になります。
皆が走っている方向にあわせて走るとスムーズになり、無駄なトラブルを避けられます。
音楽を聴きながら走るときは音量を抑える
音楽を聴きながらのランニングは楽しくさせます。
しかし音量が大きいと周囲の人に迷惑をかけることもあります
。
中には黙って走りたい人もいます。
そういう人はイヤホンから漏れる音に過剰な反応をおこすかもしれません。他の人への配慮もしましょう。
また、大音量で音楽を聴きながら走っていると、どうしても注意力が散漫になります。
危険を察知するのがおくれたり、出会い頭でぶつかるという事もありえます。
また横断歩道を渡っている際に緊急車輌が来ても気づけません。
音楽を聴きながら走る時は周囲の音も聞こえるくらいがいいでしょう。
夜に走る場合は目立つ服を着用
夜にランニングをする人は安全面を考えて目立つ服を着用するといいでしょう。
蛍光色の入ったランニングウェアや反射板のついた物を着用するなら交通事故に遭う確立が減少します。
ランナーと歩行者の接触事故も減少します。
ドライバーや歩行者へのチョットした気遣いもマナーのうちです。
マナーを守る事でランナーは快い存在になれる
良いランナーは楽しそうに走っています。
それはマナーを守っているからです。
トラブルや事故も無く純粋に楽しんでいます。
良いランナーは自ら肩身を狭くするような悪質ランナーにはなりたくないと思っているでしょう。
自治体や市町村、区によってランニングに関して規制している所もあると思います。
その時はそれに従って走りましょう。
マナーを守るか守らないかで印象は大きく変わってきます。
周囲から蔑まれることの無いようにし、
夏に日に颯爽と吹き抜ける風のような快いランナーでいるためにもマナーを守っていきましょう。