自宅開業という働き方にみるメリットとデメリット|トピックスファロー

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2012年9月11日
自宅開業という働き方にみるメリットとデメリット

自宅開業とSOHO。受けるイメージが違うように感じますが、どちらも自宅で仕事を行う事に変わりはありません。では自宅開業とはどういったものなのでしょうか?自宅開業と会社勤めの違いからそのメリットとデメリットを調べてみました

WEBライター
  

自宅開業とは

最近では「SOHO」と言われることが多いのではないでしょうか。
言葉通り、自宅で仕事をして収入を得る事ですが、月に数百万の収益を上げている例もあれば、副業としておこずかい程度の収入を得ている人もいます。

さらに開業と言っても、必ずしも法人となって会社を立ち上げる必要はありません。
一人で仕事をするだけであれば、個人事業主として登録するだけで十分です。
いえ、むしろ売り上げが20万円未満であるならば個人事業主として申請する必要すらないかもしれません。

その職種に関しては、自宅を開放したカルチャースクールや趣味を生かしたアート作成など、多種多様な物があります。
最近ではインターネットの普及によりWEB上での仕事を選ぶ割合が増えているようです。

こういった面では、自宅開業とは働き方に囚われない自由な生き方と言えるかもしれません。

自宅開業のメリットとデメリット

自宅開業を行う事と企業や会社勤めの場合とでは、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

メリット

ランニングコストがほぼ0円に抑えられる

職種によりますが、初期コストに関しては必要な道具を買い揃えたり、場合によっては自宅の一室をリフォームするなどある程度のコストがかかるのは仕方がありません。
しかし一度準備が出来ればそれ以降のランニングコストはかからないと言ってもいいでしょう。

ランニングコストとして最も大きいのは「家賃」です。
東京でオフィスを構える場合、安く抑えたとしても平均20万円は必要になると言われています。

コストダウンの為にオフィスを引き払い、安価なレンタルオフィスへの引っ越しを検討する企業も少なくありません。
この問題が解決できるのが一番大きいのではないでしょうか。

通勤時間が0分

郊外に自宅を持ち、始発の電車に乗り込み片道1時間以上もかけて通勤する。東京で務めているサラリーマンにはそれほど珍しい光景ではないかもしれませんが、このストレスは相当なものです。 当然、自宅開業では通勤時間はかかりません。

交通費が0円

通勤の必要がないのですから、もちろん交通費もかからないという訳です。
個人により差はありますが、月に1万円以上が交通費という人も少なくはないでしょう。

時間を自由に使うことが出来る

サラリーマンに発生する拘束時間というものが存在せず、全てのスケジュールを自分で管理できるのは自宅開業ならではのメリットと言えるでしょう。

人と直接会わなくても仕事ができる

自宅でスクールを開くような場合は除きますが、ネットショッピングなどを管理する場合では顧客と直接顔を合わせる機会はほぼないでしょう。

デメリット

収入が安定しない

会社から給料をもらうのとは違い、仕事がなければ収入が無くなります。
逆に仕事をこなせばその分、収入が増えるということでもある訳ですが。

手間がかかる

仕事は黙っていてもやってくるわけではありません。
アフェリエイトで収入を得るには、人を集めるためにサイトを魅力的なものに更新し続ける必要がありますし、自作の作品を売るにしても宣伝が必要になるでしょう。

手間を惜しむと目に見えて収入が減っていきます。

コストが全くかからない訳ではない

自宅で料理や英会話のスクールを開いたとします。しかしそれで生徒が来るわけではありません。

宣伝の為にチラシを配るのは有効な手でしょう。ですがその為には印刷費が必要になりますし、生徒を自宅に招くのであれば、常に清掃を心がけ清潔にしなければいけません。

セキュリティの問題

不特定多数の人間に、自分の名前と住所を知らせる事になります。
自宅を教室として開放するのであれば、生徒を自宅に招き入れなければいけません。
最悪、何かしらの犯罪が起こらないとは言い切れないでしょう。

モチベーションの維持が難しい

誰かに強制される訳でもなく、またスケジュールの管理も自分で行うため、怠けようと思えばいくらでも怠ける事が出来てしまいます。
よほど自身を管理できる人でなければ、モチベーションを維持し続けるのは大変でしょう。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。