快適でノンストレスな二人暮らし実現のための【間取り】の決め方|トピックスファロー

  • 主婦からプロまでライター募集
2013年2月15日
快適でノンストレスな二人暮らし実現のための【間取り】の決め方

二人暮らしの住まいを決めるのはワクワクしますが、同時に悩み処でもあります。DKやLDKなど専門用語が理解できなかったり、部屋の数はいくつがいいのか見当がつかなかったり。新生活をスムーズに開始させるためにも、お互いストレスなく暮らすためにも、上手な間取り決めのコツを知っておきましょう。

ライターとして活動中。デジタルカメラで、素材作りもお手の物。
  

初めての二人暮らし。部屋の間取りはこうやって決めよう

広いところがいいけれど家賃の支払いが厳しそう、新婚とはいえ自分専用の空間も確保したい…。
二人暮らしするにあたり、新居や部屋の間取りを決めるのって結構大変なもの。

使い勝手が良くないとお互いの関係にも影響してしまいますから、どんな生活スタイルを希望するのかを頭に置きつつ、じっくり話し合って決めましょう。

DKにLDK…あなたは意味が分かりますか?

2DK間取り図

不動産情報のパンフレットや雑誌などを見ていると、2DKや1LDKなどという言葉が出てきますよね。
実はぼんやりとしか分かっていない、という人も多いのでは?快適な新居を探すためには、まずこれらの用語の意味を理解できるようになっておきましょう。

例: 右の間取り図の場合は、DKの他に、洋室が1部屋、和室が1部屋ですから、2DKと表します。

  • L~リビング(茶の間)
  • D~ダイニング(食堂)
  • K~キッチン(台所)
  • 2LDKや3DKのように先頭についている数字は、LDKやDK以外の部屋の数(洋室、和室を含む)を表しています。

安さを重視するなら“DK間取り”がおすすめ

安さを重視する場合は、部屋数の多い“DK間取り”がおすすめ&お得です。
下記のデータの2LDKと3DKに注目・比較してみましょう。広さはさほど変わらないのに、DK間取りのほうが5万円近くも家賃が安いことが分かりますよね。

水道代に電気代に食費になど、新生活にかかるお金は家賃だけではありませんから、節約のためにもDK間取りを選びましょう。

  1LDK 2LDK 2DK 3DK
家賃(平均値) 12.6万 13.3万 8.4万 8.9万
部屋の広さ(平均値) 44.3㎡ 58.4㎡ 41.9㎡ 54.3㎡

※SUUMO掲載、首都圏物件の平均データです。(平成22年10月~平成23年2月までのデータ)

2人でいる時間を大切にしたいなら“1LDK”が◎

絆を深めるためにも、2人でいる時間を大切にしたい。こんな価値観を持つカップルには1LDKが良いでしょう。いずれ子供が欲しいと考えているカップルにも意外とおすすめです。1LDKは広々としており見通しが良いですから、子育てにも役立ちます。
子供が大きくなった場合は、部屋数の多い間取りの方が、子供部屋を確保できるので引越しの可能性も考慮しましょう。

プライベートを尊重するなら、部屋数の多さを基準に選ぶ

お互いのプライベートを尊重したいのであれば、部屋数の多さを基準に選びましょう。
共働きでライフスタイルが異なる、自分1人で楽しみたい趣味がある、といったカップルに向いています。

部屋がたくさんあると、万が一ケンカした時の逃げ場にもなり、余計なストレスがたまることもありません。
1人になれる時間や空間があったほうが、かえって関係が長続きするものです。

お風呂とトイレは独立しているところがベスト

お風呂とトイレは、それぞれ独立している間取りがベストです。
これはどんなライフスタイルのカップルにも共通して言えることです。片方が入浴中で片方がトイレに入れない…という状況は、想像以上にストレスを生むもの。特に女性は入浴時間が長いですから、彼氏をコンビニに走らせたりしないためにも独立したところを選びましょう。

広いベランダやバルコニー付きを選ぼう

単純に考えて、二人暮らし=洗濯物が2倍に増える計算になります。
部屋干しすると臭いが気になりますし、干した分だけ部屋が狭くなってしまいますから、できるだけ広いベランダやバルコニーが付いたところを選んでください。

家具が配置しにくい…窓が多すぎる部屋は×

日光があちこちから差し込む明るい部屋なんて、いかにも新婚生活にぴったり!という感じですが、窓が多すぎる部屋は考えものです。家具が配置しにくいですし、防犯の観点からも良いとは言えないからです。どうしても数の多さを希望する場合は、窓が高い位置にある部屋を選びましょう。

著者:天地佑樹

ライターとして活動中。デジタルカメラで、素材作りもお手の物。
アイコン
最近ではWEBライターとしての活動が多いですが、紙媒体のライターとしても活動できます。WEBであれば、自身のデジカメで取材場所や掲載したい物を撮影して、記事と共に掲載することも可能です。