秘書検定はなぜ人気!?
「秘書」というと、どんなイメージがありますか?「美人」「キレイ」というのは、テレビドラマなどの影響かもしれませんが、「感じが良い」とか「スマート」なイメージはありませんか?
秘書検定で学ぶのは、一般的な常識やマナー、接遇、そして秘書業務であり、秘書には社会人として持ち合わせているべき知識・技能があるから(あるべきだから)こそ、良いイメージを持たれているのかもしれませんね。
秘書検定は1級になると実技試験もあり、マナー・接遇が見られます。これらのスキルというのは、どんな業種の人でも必要になる知識・技能ですよね。
秘書を目指す人以外にも受験者が多く、秘書検定が人気となっているのも納得でしょう。
難易度は?日程は!?「秘書技能検定試験」の詳細
秘書検定には、「秘書能力検定」や「国際秘書検定」、「医療秘書技能検定」などさまざまな検定がありますが、一般的には、公益財団法人実務技能検定協会が運営・実施する「秘書技能検定試験」を指しています。
受験資格に制限はなく、誰でも受験可能な試験です。秘書検定の受験者は、女性ばかりのイメージがあるかもしれませんが、女性だけでなく男性も受験しています。
また、秘書検定には3級・2級・準1級・1級があり、どの級からの受験も可能です。
試験の日程
秘書検定は、次の日程で実施されています。
3級 |
2級 |
準1級 |
1級 |
2月・6月・11月 |
6月・11月 |
試験時間が異なるため、2つまで併願も可能です。
また、準1級と1級は2次試験(実技)がありますが、1次試験とは別の日程で実施されます。(1次試験合格者のみ)
試験地
全国各地で試験が実施されています。受験申込の際に、受験地域をブロックで選びますが、受験会場は選択することができません。
受験料
秘書検定の受験料は級によって異なり、次の金額となっています。
3級 |
2級 |
準1級 |
1級 |
2,500円(税込) |
3,700円(税込) |
4,800円(税込) |
6,000円(税込) |
難易度(合格率)
平成24年11月(第98回)試験の合格率は、次の通りです。
3級 |
2級 |
準1級 |
1級 |
約77% |
約51% |
約35% |
約38% |
3級は比較的取得しやすいですが、準1級・1級試験になると難易度が高くなることがわかるでしょう。
秘書検定は独学で取得可能??
秘書検定は、3~準1級はマークシート方式(選択問題)と記述式、1級は記述式で出題されます。どの級も独学で合格可能とは言えますが、準1級・1級試験は実技試験もありますから、学生など普段の業務などで実技の実践ができない人には、面接(実技試験)対策などの講座を受講する人も多いようです。
秘書検定で学ぶことは、ビジネスマナーや接遇ですが、普段からこれらに触れる機会の少ない人は勉強時間を多く有するでしょうし、独学では難しく感じるかもしれません。ある程度のビジネスマナーや接遇が身についている人は、独学でも取得可能だと言えるでしょう。
自分のレベルに合わせて勉強方法を選び取得を目指しましょう。