レジャーの王様!家族で釣りを楽しむ5つの極意|トピックスファロー

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2012年8月6日
レジャーの王様!家族で釣りを楽しむ5つの極意

手軽に楽しめて、うまくいけばおかずを増やせる釣りはレジャーの王道。でも我慢に我慢を重ねる釣りを子供と楽しもうとなると、また話は別。子供も楽しめて親御さんも気疲れせずに楽しめる釣りを実現するにはどうすればいいのでしょう?家族でのレジャーとしての釣りについて紹介します!

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家族でレジャーフィッシングを楽しもう!

釣りの楽しさは錘と針を遠くまで飛ばすキャスティング、じっと息をひそめて待ち続ける時間、餌に魚が食いついた瞬間、針ごと餌を引っ張りぬけようとする魚の引き味の強さ、バレないようリールを巻いて引き上げきるまでの時間、釣り上げた魚の大きさと重さを確かめる瞬間、帰途に就くときに確かめる釣果…というように、釣りにかかわるすべての時間が楽しさでいっぱいです。
しかし、単独釣行ならまだしも我慢が出来ない年頃の子供を釣りに連れていくとなると、釣りを楽しむ余裕がなくなってしまいます。
子供がいる家族がレジャーとしての釣りを楽しむために注意しなければならないこととは、どのようなものなのでしょうか?

子供には救命胴衣を着用させよう

まず子供連れでレジャーフィッシングをする際に気を付けなければならないのが、水難事故の防止です。
遊びたい盛りの子供は親の言うことを忘れて危険な場所にもズカズカと入り込んで行ってしまいます。その結果海や池に飛び込んでしまい、大惨事を引き起こしてしまうことも少なくありません。
子供には必ず救命胴衣を着用させ、万が一海に落ちてしまっても助かる確率を上げるようにしましょう。
また、消波用テトラポットが積まれた場所で釣りをするのは厳禁です。大人は大丈夫でも体の小さい子供がテトラポットの隙間に入ってしまう事故が起こる恐れがあります。

最初は釣り堀から始める

釣りの未経験者が釣りを体験した時、そのままのめり込むか離れていくかは「釣果の有無」に左右されるといっても過言ではないでしょう。
釣果の有無は基本的に運次第で決まるものなので、「昨日は入れ食いだったのに今日はボウズ(釣果ゼロ)」という話も珍しいものではありません。
初めて家族連れで釣りに行ってボウズで一日が終了となると、肩透かしというかやりきれない気持ちになって「二度と行かない」と思われてしまっても文句は言えません。
釣り未経験者である子供を伴って釣りに行くのであれば、海や渓流ではなく釣り堀から始めることをお勧めします
釣り堀は広さが限られているので初心者でも糸を垂らしていれば、必ずと言っていいほど短時間のうちに魚が食いついてきます。
「魚を釣る」という釣りの基本的な楽しみを体験できるかどうかで、釣りに対する意識というものは大きく違ってきます。

魚を限定せず五目釣りを楽しもう

スポーツ寄りの釣りでは特定の種類の魚だけを釣ることを目的としていて、たとえ大型のチヌ(クロダイ)が釣れても、メバチマグロが釣れてもアジ狙いだったらアジ以外の魚は得点にならないし、場合によってはリリースしなければならないとストイックな内容になります。
家族とのレジャーフィッシングでは、魚の種類を限定しない「五目釣り」で楽しむようにします。
五目釣りは純粋に「魚を釣り上げる」ことを楽しめるので、子供にも釣り初体験の人にもお勧めです。

船頭のいる船釣りで安心して楽しむ

釣りには「海・渓流・池・湖の岸辺に陣取って魚がかかるのを待つ」というイメージがありますが、漁師さんに釣り船を出してもらって沖で釣る船釣りというのもあります。
船釣りの醍醐味は、沖に出ることで岸辺では釣れない種類の魚も釣ることが出来るということです。たとえばマダイ、アジなどは船釣りでとても人気のある魚です。
また、船には必ず船頭さんがいるので竿にあたりが来るのを監視してもらって、自分はむずがった子供の面倒を見るということもできます。
酔ってしまうから船に乗りたくない、という人は養殖用の生簀を利用した筏釣りがおすすめです。生簀は海に浮いているだけだから船のように激しく動かないので船酔いしやすい人にも安心です。
ただし、船釣りも筏釣りも天候や海の変化に弱く船が出せないこともあるので注意しましょう。

釣った魚はできるだけ食べる

いわゆるスポーツフィッシングでは「キャッチアンドリリース」と言って、魚を釣り上げてもすぐに放流してしまうため、釣り味が強く生命力の高いブラックバスやブルーギルなどの外来魚が好まれる傾向にあります。
対してレジャーフィッシングの場合、釣り上げた魚はその場でさばいて食べたり、家に持ち帰っておかずにすたりするなどして食べるのが一般的です。
そして自分の手で獲った魚が調理されて食卓に並べられるという経験は、子供たちにとって重要な食育になります。


最近は「魚の目が怖くて食べられない」という子供も増加しているという話も耳にするくらい、子供の魚離れは深刻になってきています。
家族で釣りに行くことが魚への恐怖心や嫌悪感の払拭に繋がってくれればと思います。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。