宮古島の珊瑚礁は、美しさと迫力に満ちています
宮古島は沖縄で4番目に大きな島であり、上空から見ると鳥が羽を広げたような形状をしています。
島の北方には、八重干瀬(やびじ)という100を超える珊瑚礁が広がっており、沖縄のみならず日本を代表する観光スポットとなっています。
宮古島の広大な珊瑚礁は、訪れた人すべてを驚愕させるほど、美しさと迫力に満ちています。
海中には映画『二モ』でお馴染みのクマノミや、宝石のように輝くルリスズメダイなど、色鮮やかな珍しい熱帯魚が無数に泳いでおり、まるで竜宮城のようです。
春~夏の大潮の時期には、『幻の大陸』と呼ばれる神秘的な現象も起こります。
いつもは海面に沈んでいる珊瑚礁が、低潮により姿が見えるようになる現象のことです。
近年では、この時期に合わせて八重干瀬まつりというイベントも実施されるようになり、ますます見どころが増えています。
ライセンスを取得してダイビングを楽しもう
世界でもっとも透明と称される八重干瀬は、絶好のダイビングスポットでもあります。
ぜひライセンスを取得して、魅力的な海を余すことなく見て周りましょう。
ライセンスを取得するということは、道具の正しい使い方や泳ぎ方をマスターするということです。
ダイビングのノウハウが身に付いていると、万が一のトラブルにも戸惑うことなく対処できて安心ですし、宮古島に限らず世界中の海で泳げるというメリットもあります。
ライセンス取得のための講習には、1日で取得できる簡単なコースから、レスキューの技術も学べるハイレベルなコースまで数多くありますから、自分の身の丈に合ったものから始めましょう。
そこまで本格的でなくともよい、もっと手軽にレジャー感覚で楽しみたいという場合は、要点のみレクチャーしてくれる体験コースを利用してもOKです。
なぜ?ライセンス取得に宮古島が人気の理由
ダイビングのライセンスは様々な地域で取得可能ですが、宮古島が特に人気が高いです。
その主な理由を4つ紹介します。
【その1】透明度バツグン
宮古島には川が存在しませんので、土砂が海に流れ込むことがありません。
さらには珊瑚礁から成る島であるため、雨が降っても地中で濾過されてから海に流れる仕組みとなっており、非常に透明度が高いです。
【その2】海の温度が高い
宮古島の海はとても温度が高く、秋でも27℃前後、真冬でも22℃前後あります。
夏にいたっては何と30℃にもなるそうです。
【その3】海中が空いている
宮古島はボートダイバーが多く、海中が空いているという特長があります。
【その4】初心者でも安心な環境
講習を実施するビーチは、水深3~6mと浅いため初心者でも安心です。
さらには波がなく穏やかなので、溺れたり流されたりする心配もありません。