先進医療であるインプラントは医療保険でまかなえるのか!?|トピックスファロー

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2012年4月27日
先進医療であるインプラントは医療保険でまかなえるのか!?

インプラントは先進医療として認められている治療のひとつです。しかし、医療保険の「先進医療特約」の対象にならない場合が多いです。先進医療と承認されているインプラント治療は、手術や事故で歯や顎の骨を失った場合に行なわれるものであり、虫歯や歯周病などで歯を失った場合に行なわれるインプラント治療は該当しません。

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「先進医療」とは?

先進医療とは、先端医療の中で厚生労働大臣が承認したものを言います。最先端の医療であれば、なんでも先進医療というわけではありません。

先進医療は、保険が適応とならないため自費となります。先進医療は高額なイメージが強いですが、先進医療の中でも治療費には開きがあります。
特に費用の高いものに、がん治療に用いられる陽子線治療が知られていますが、治療費は約300万円とはるかに高い金額となっています。

では、「先進医療として承認されると、何が違うのか?」ということが疑問だと思います。
先進医療は混合診療が可能であり、先進医療と認められていないものは混合診療が禁止されているという点に違いがあります。

混合診療とは、自由診療と保険診療を併用することです。先進医療ならば、先進医療の部分のみ自由診療となりますが、診察や入院、投薬などについては保険の適応となります。先進医療として承認されていない場合は、混合診療が禁止となっているため、全て保険の適応外となってしまいます。

医療保険の「先進医療特約」とは、先進医療の保険が適応とならない部分を保証してくれるというものなんです。

インプラントは先進医療??

インプラントは、先進医療に承認されているものの一つではありますが、全てのインプラント治療が先進医療として承認されているわけではありません。
顎の骨が極端に減少している場合やケガなどで歯を失った場合、他の病気のために行なった手術で歯や顎の骨を失った場合などに行なうインプラント治療が、先進医療として承認されています。一般的なインプラント治療は、先進医療として承認されていないのです。

先進医療のインプラントと一般的なインプラントは何が違うの?

インプラント治療を行なう人には、「入れ歯にするよりも、審美性に優れているから」「ブリッジにするより他の歯に負担をかけないから」という人が多いと思います。しかし、ブリッジや入れ歯での治療が可能な場合のインプラント治療は、先進医療とはなりません
ブリッジや入れ歯での治療が困難な場合に行なわれるインプラント治療が先進医療として承認されているんです。

つまり、先進医療のインプラントと一般的なインプラントの違いは、インプラント治療を行なう理由(原因)にあると言えるでしょう。

一般的なインプラントは先進医療ではありませんので、保険外診療と保険診療を組み合わせることができませんから、全て保険外となります。
しかし、先進医療としてのインプラント治療は、保険診療と自由医療の混合診療が認められているんです。

一般的なインプラント治療は医療保険でまかなうことはできない

先進医療を保険でまかなえる「先進医療特約」をつけられる医療保険が多くあります。しかし、一般的な歯科医院で行なわれているインプラント治療は、「先進医療特約」の対象ではありません

「インプラントを医療保険でまかないたい!」と考えている人の多くが、先進医療には該当しない「一般的なインプラント治療」なのではないでしょうか…!?

先進医療特約の対象となるのは、事故や手術などによって歯や顎の骨を失い、食事や話すことが困難になってしまった場合などです。
虫歯や歯周病は、普段からのケアで防ぐことができますよね…!?そういった理由で歯を失った場合のインプラント治療は、先進医療として認められないのも納得がいくと思います。

著者:佐久間和夫

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