美味しく手早く!手間を省く時短調理テクニック|トピックスファロー

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2013年2月25日
美味しく手早く!手間を省く時短調理テクニック

毎日のご飯を作るのは結構な重労働です。献立も出来るだけ被らないように栄養バランスを意識して考えなければならないし、料理によっては2~3時間コンロの前に付きっきりにならざるを得ないことも…。ちょっとの工夫で調理時間を短縮するためのテクニックを紹介していきます。

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手早く簡単、そして美味しく!時短調理のテクニック

毎日の食事を美味しく食べられるということはとてもありがたい事です。食材を作る人、獲る人、運ぶ人、そして調理する人がいて食事は成り立っているからです。
しかし調理をする人にしてみれば、毎日の食事ほど面倒な事はありません。献立を考えなければならないし、購入日・消費期限を考えて冷蔵庫の中身を使うようにしなければなりません。そして何よりも何時間も掛けて調理しなければならないのです。

出来るだけ手早く手軽に調理をするためには、どのような方法が有効なのでしょうか?

蒸気パワーで野菜を美味しく時短調理!

野菜を蒸して作る温野菜は、そのままでも立派なおかずになるしサラダの具材にしてもいいという万能さと、加熱することで壊れてしまう野菜のビタミンを逃さず摂れるという子供を持つお母さん方の味方と言える料理です。
しかし、蒸し料理はいちいち鍋に水を張り、蒸し器を使わなければならない上に十分に火が通るまで時間が掛かってしまいます。

温野菜を手早く、簡単に作るためのテクニックがフライパンを使った時短調理です。フライパンは焼き物を作るために熱伝導率が良い構造になっているため、時短調理にはもってこいの器具です。
そしてフライパンに少量の水を入れて蓋をすることで、蒸し器要らずの温野菜が作れるのです。
水が蒸発した蒸気は、水の沸点である100℃を越える熱量を蓄えられるようになります。この仕組みを利用して、フライパンに蓋をして内部に蓄えた蒸気に熱を蓄えることで、野菜を短時間で蒸すことが出来るのです。

干しシイタケも電子レンジであっという間

干しシイタケを水で戻すと、うまみ成分たっぷりの出汁が取れます。干しシイタケの出汁は煮物や、そば・うどんの汁などに使える万能和風だしと言えますが、戻るまでに1~2時間はかかってしまうのが難点です。ちらし寿司や手巻き寿司の具材に欠かせないカンピョウも、乾物の状態で売られているため時間を掛けて戻さなければなりません。

干しシイタケやカンピョウなどの乾物を短時間で戻すには、水に漬けた状態で電子レンジに入れて2~3分ほど過熱するのが一番です。カンピョウは醤油ベースの調味液につけて加熱すれば味を含ませる時間も短縮できます。

本格出汁を手早く取るなら粉末化が便利

日本料理の特徴は、昆布やかつお節といった脂肪分が少ない食材を使って取った出汁を味の基本にすることにあります。うまみ成分であるグルタミン酸・イノシン酸を豊富に含む昆布・かつお節は、まさに日本の食卓に欠かせない味の立役者と言えます。

しかし、昆布やかつお節から出汁を取るには時間と手間がかかってしまう為、インスタントだしで代用しているという人も少なくないでしょう。しかし、インスタントだしを使うのと昆布やかつお節でしっかり取った出汁を使うのとでは味の深みは違ってきます。

手早く簡単に本格的な出汁を取るには、昆布やかつお節をフードプロセッサーで粉砕したものを使うのが一番です。細かくすればするほど出汁は早く抽出できるので、このような昆布粉やかつお節粉を常備しておくと料理を作るのが面倒な時に大変重宝します。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。