どんなバイト先が英語での応対が要求されるのか?
海外からの観光客がすっかり珍しくなくなった現代。社内公用語を英語にした会社も少なくありません。こんな時代だからこそ英会話を身に付けることが社会人としての嗜みなのです。
そして英会話の必要性は、正社員でないアルバイトにも求められておりリゾートバイトもその例外ではないのです。
どのようなリゾート地では、英語力が必要となるのでしょうか?そして、英語で接客しなければならない場合はどのようなことに気を付ければいいのでしょうか?
北海道のスキー場
雪の多い北海道、特にニセコなどのスキー場がある観光地は海外観光客にとっては憧れの場所となっています。なぜなら、北海道のスキー場の雪質は世界屈指という評判なのです。その為、土地や別荘を購入して長期滞在する海外観光客も少なくありません。
英語力が必要となるのは、ホテルの受付や案内係、売店店員、スキー場の係員など接客する場面がある業種です。
沖縄のリゾートホテル
在日米軍基地がある沖縄も、英語力が求められる場面が多いといえます。米兵の家族が住んでいる居住区は基地内にあるのですが、兵士やその家族を訪ねて基地の外に宿を取っている観光客も少なくないからです。
その為、ホテルや旅館などの宿泊施設でバイトしている人はある程度の英語力を必要とする場面が出てくるものと言えます。また、飲食店で働いている場合でも外出した米兵を接客しなければならないことがあります。
英語で接客する時のポイントは?
どんな国の人でも、母国語でない言語を使って会話するのは怖いものです。出来れば自分も、そして相手にも自分の母国語で喋ってほしいと思っているものなのです。
だからこそ、拙くても良いからしっかりと発音してコミュニケーションを取る努力をすることが大事です。
また、英会話では「英語の教科書に載っている表現は古臭い、堅苦しい」というような批判が出てくることがありますが、接客で応対する以上は堅苦しい表現で応対してしまっても構いません。
「英語の堅苦しい表現=日本語での敬語」くらいの認識で使うのが一番です。
もしも、相手が日本語で会話してきた場合は無理に英語で応対しない方が良いでしょう。日本語で話しかけてきたということは、日本に来る前に一生懸命に日本語を勉強していてその成果を確かめたいという気持ちを持っているからなのです。
そういった意欲のある人が日本語で話しているのに英語で応対するのは、逆に失礼なことになります。
このように英語での応対は時と場合を考えて使い分けることが大事になるのです。