ハワイ通が実践!時差ぼけを予防する旅行初日の過ごし方|トピックスファロー

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2013年4月4日
ハワイ通が実践!時差ぼけを予防する旅行初日の過ごし方

ハワイ旅行の最初の敵『時差ぼけ』。ここをうまく切り抜けないと、その後の全ての日程がぐだぐだになってしまう事もあるでしょう。しかし、何度もハワイに行っているハワイ通には、時差ぼけを予防する独自の方法を持っています。

企画やWEBサイト製作までも手掛ける、ライターもどき
  

時差ぼけを完全に防ぐ方法はない

飛行機

『90%以上』。
これは、時差ぼけに悩まされた経験を持つ「国際線パイロット」割合です。
一般人よりもはるかに多くのフライト経験を持つパイロット達でさえ、時差ぼけを完全に防ぐ事は不可能なのです。

ハワイとの時差は『-19時間』。しかも時差ぼけを起こしやすい東側への移動。
しっかりと時差ぼけ対策を行わなければ、体調の悪いままハワイ旅行を終わらせてしまうかもしれません。

どうして『時差ぼけ』が起きるのか?

『体内時計と、外から受ける刺激が食い違う場合、体はその状態に混乱します』。
この時の不調が『時差ぼけ』と呼ばれるものです。

例えば、日本を20時に出発した場合、フライト時間は約7時間ですので、到着は午前3時ごろ。体内時計は、「深夜だ」と思い込んでいます。
しかし、現地時間は午前8時(時差-19時間)。
深夜どころか、気持ちのいい太陽が昇っている事でしょう。
この「頭では理解できるけど、体がついていかない」状況になる事で体調を崩してしまいます。
不規則な夜型人間の方が、規則正しい朝型人間より時差ぼけを起こしにくいのは、もともと太陽と関係ない時間で生活しているからとも言えるでしょうね。

時差ぼけを予防する方法

時差ぼけ予防の基本は「ハワイの時間に体内リズムを合わせる事」です。
それでは具体的な方法を紹介します。

1・飛行機の中では寝る

出発が日本時間で20時の場合、ハワイは深夜1時です。
7時間のフライトを考えると、現地時刻での1時~8時を機内で過ごす事になります。
この時刻は、普通は寝ている時間。機内でも睡眠を取りましょう。

出発の1週間前から、早寝早起きを心掛け、普段は夜更かしする人も、機内ではしっかりと睡眠がとれるように調整を行いましょう。
また搭乗前に夕食を済ませ、機内食は食べないという方法は、ハワイ慣れしている人が機内で寝る為によく行う方法の1つです。

他にもアイマスクや耳栓を持ち込むのも良いでしょう。
さらに機内は乾燥している為、水分補給も忘れずに。脱水症状は眠りを浅くします。

アルコールは寝つきやすくなりますが、熟睡の妨げになります。
また気圧が低い上空では酔いやすい事も覚えておきましょう。

予め時計の時刻をハワイの時間に合わせ、起きる度に確認するのも有効です。
思い込みの1種ですが、時間感覚のない飛行機のなかでは、意識の切り替えがスムーズに行えます。

2・到着したらすぐにチェックイン

荷物を軽くするためにもホテルでチェックインを済ませます。
部屋に入れるのなら、そのまま1時間~2時間の仮眠をとると、時差ぼけは解消されているでしょう。
ただし寝すぎは厳禁。

部屋に入れない場合は、太陽光を浴びる

日常、体内時計のズレは、太陽光を浴びる事で調整しています。これはハワイでも同じ事。
軽い散歩もかねて、ホテル周辺で、水着や日焼け止めなどの買い物をすませたり、食事を行うのも良いでしょう。

また、ロミロミなどのエステを受けるのもいいでしょう、
飛行機で固まった体をほぐすのはとても気持ちがいいものですし、1時間程度で終わるマッサージは仮眠には最適の方法です。

初日は無理せずゆっくりが基本

移動の疲れと時差ぼけが残る初日は、ホテルの周辺でゆっくりするのがいいでしょう。
そして、夜にはしっかりと寝て、翌日の早朝から観光を楽しむのが理想ですね。

初日をどう過ごすかで、ハワイ旅行の満足度が決まると言っても過言ではありません。
うまく時差ぼけをのりきり、楽しいハワイを満喫しましょう。

著者:渡辺芳樹

企画やWEBサイト製作までも手掛ける、ライターもどき
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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。