一目でわかるうつと鬱病の見分け方と予防法|トピックスファロー

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2015年5月26日
一目でわかるうつと鬱病の見分け方と予防法

うつと聞くと、ほとんどの人が鬱病(うつびょう)と認識しています。 厳密にはうつと鬱病は別のものです。うつは気分などの状態を指し、鬱病は脳あるいは心理的に問題がある状態いいます。今回はうつと鬱病の分類や治療手段について考えていきましょう。

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うつと鬱病は違う?それぞれの特徴と治療

一目でわかるうつと鬱病の見分け方と予防法

うつと鬱病(うつびょう)はどのように違うのでしょう?
最近はうつという言葉を使いすぎるために、うつと鬱病の違いをはっきりさせる必要が出てきています。

うつと言うのは、いわゆるうつ的な状態であって鬱病ではありません。
鬱病はうつ的な症状や状態ではなく、鬱という病気なのです。

うつと鬱病の違いをはっきりし、その原因や改善法なども考えていきたいと思います。

うつと鬱病の症状

うつははっきりした原因があり、それに対して悲しい、苦しい、不安という感情のコントロールができなくなっています。
やる気がなくなったり、ボーッとしてしまったり、涙が出てきたり、暗い気持になって何もかも嫌になります。
お風呂に入りたくなくなったり、人との接触も嫌になります。

鬱病も同じような症状ですが、
自分でこれという原因がはっきりしない。

とにかく何もしたくなくなり、寝てばかりや不眠などが起こります。
急に心臓がどきどきしてきたりと、これはうつでも鬱病でも同じです。

ただ、うつ状態は自分がうつ的になる理由をはっきり自覚がしています。
逆に鬱病は原因が自分の中で明確でないことが多いようです。

うつ(うつ状態)とは

うつ状態は鬱病の症状に似た状態のことを言います。

うつ状態というのは、いろいろな精神病の症状の一部だったりすることもあります。
また、精神病でなくても、気分が落ち込んでいるときなどにもうつ状態になります。

うつ状態は鬱病の軽度の症状とも言われます。確かにそのまま鬱病に移行する人もいます。
しかし、逆に言うと、うつ状態は鬱病と関係ない病気によって起こることもあるのです。

例えば他の病気によって体の調子が悪く、それが元で気分が落ち込み、うつ状態になることもあります。

例えばぐったりした人が目の前にいたとします。この人が今、精神的にダメージを受けているのか、病気なのか、何も食べてないのか、誰も理由は分りません。

でも、外から見える状態は同じです。
このような関係がうつ状態と鬱病の関係ではないでしょうか。
うつ状態なのか鬱病なのかは、何回も医師の診察をしない限りはっきり言えないのです。
そのため医師の診断も最初はうつ状態で、その後鬱病に変わることもあります。

うつ状態の原因とは

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うつ状態の原因はいろいろありますが、本人にとって苦しみ、悲しみ、不安がほとんどの原因です。
人間関係、仕事、家族関係、恋愛問題、受験、将来、体調など、いろいろな原因があります。

◇うつ(うつ状態)になりやすい人

人それぞれ差があり、同じことでもうつ状態になる人、ならない人などさまざまです。

自信過剰の人はその自信が折れてしまったときに、とてもつもなくうつ状態になることが多いと言われています。

また、わがままが強かったりすると、思うようにならないことが多いため、うつ状態になりやすくなります。

そして、くよくよしやすく後向きな性格の人の方が、うつ状態になりやすいようです。
人間はストレスで自律神経が乱れ体調が崩れます。そして体調が崩れると精神的にうつ状態になりやすくなります。うつ状態になると、また体調が悪くなるという悪循環が起こるのです。

◇うつ状態の改善

うつ状態の改善は今の悩みが解決することが大きな要因となります。

他には、今の悩みが、自分の中で「たいしたことない」レベルになることです。
例えば仕事の事でうつ状態の人でも、恋人ができた途端うつ状態が改善されたりします。

また、自分の心の中で前向きに生きる努力をしたときに、うつ状態が改善することもあります。
このような状態を一般的には「うつ状態を乗越えた」という言い方をします。

うつ状態の場合は時間が最高の薬ということもあります。
大切な人が亡くなったときでも、一時的にうつ状態になる人は多くいます。
短い人は数カ月、長い人は何年と続くことはありますが、時間とともにだんだん悲しみは薄れてきます。

うつ状態の改善はどういう方法であっても、自分の中でその問題が「たいしたことない」レベルになることです。
それを自然に待つか、努力してその状態に持っていくかは人それぞれです。
ただし、うつ状態はその症状の重さのわりに、早く立ち直れるというのが特徴かも知れません。

単純なうつ状態だけであれば、睡眠薬でぐっすり休むようにしたり、軽い抗鬱剤を使用するときもありますが、実際には薬より時間の経過だったり、自分の心の切り替えが大きく改善に向います。

鬱病の原因とは

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鬱病はうつ状態と同じような原因がたくさんあります。
またうつ状態がだんだん鬱病になってしまうこともあります。
苦しみ、不安などが主な原因のうつ状態に比べ、鬱病の原因や発症のメカニズムはまだはっきり分っていません。

一部では脳内の感情コントロール物質のバランス崩れが、主な原因だと言われています。
神経伝達物質が出にくくなり、やる気、気分の高陽という感情を上手に調整することが出来なくなります。
神経伝達物質にはセロトニンやノルアドレナリンなどがあり、感情コントロール物質と言われるものです。

辛いこと、ショック、悲しみ、不安など、うつ状態の原因と、鬱病も最初のきっかけは同じだったりします。
しかし、鬱病は過労などから特に人間関係の悩みがなくても、徐々に鬱病になっていくこともあります。

◇鬱病になりやすい人

鬱病になりやすいは、生真面目で仕事熱心な人と言われています。
そして、責任感が強く完璧主義的なところのある人。そして社交的で活発で明るい性格が、意外にも鬱病になりやすいとも言われています。
この辺はうつ状態とはちょっと違うようです。

男性の鬱病の原因には仕事の疲れ、転勤、経済的問題、家族の病気などがあります。
つまり、責任感が強い人に多いということが分かります。

女性は妊娠や出産を機に鬱病が起こることも多いようです。
また、夫との問題や身体疾患やショックなことなどで起こるとも言われています。

◇鬱病の改善

鬱病の治療をスタートしても良くなるのは最短で3ヶ月と言われています。
また、で完治ということではなく、そこから改善に向うと考えた方がいいようです。
治療には抗鬱剤が処方されます。抗鬱剤はも主に使われているだけでも5種類もあるため、自分の症状に合わせて改善ができます。

ピッタリ合った薬なら早く改善しますが、自分に合う薬を試しながら処方されていくこともあります。

鬱病はレントゲンで映るようなものではないので、手探りの治療の部分もあるからです。

薬投与で確実に改善していきますが、大体完治に1年はかかると考えられます。
その間には波もあるので、専門医に任せて治療を行うようにします。
しかし、確実に改善へと向かう病気なので、安心して治療を受けるようにしましょう。

鬱病は一般的な病と異なり、治療も回復も不明確な方法が多い病です。
治療するためには医師の診療以外にも、家族や友人など身近な人の協力が必要不可欠になります。近くにそのような友人がいたら、鬱病だからと気負わずに自然に接してあげてくださいね。

著者:鮎川 大

営業フリーライター
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人材派遣・IT企業の内勤営業2社経験後、独立してフリーライターになりました。つまり組織に属してのライター経験はなしです!
ライティング経験は3年ほど、全てが独学独歩のライター。唯我独尊?違うかな?よろしくお願いします。