毎日使うオリーブオイルについて
毎日いろいろなことに使えるオリーブオイルですが、質の高いバージンオリーブオイルと、価格の安いバージンオリーブオイルを上手に使い分けることをおすすめします。
体の中に入れるものは質の良いタイプを使い、肌の上から使うものは低価格のバージンオリーブオイルを利用するようにします。
オリーブオイルの効果と活用法
オリーブオイルは抗酸化成分が豊富に含まれているので、毎日食べている小豆島や地中海沿岸地域の人たちは白髪がとても少ないのだそうです。それほどポリフェノールが豊富だということが言えそうです。
そして抗酸化作用の高いビタミンEやオレイン酸なども豊富なので、アンチエイジングにもピッタリのオイルということになります。では、健康や美容のための利用法をご紹介したいと思います。
心臓や脳細動脈の血栓を予防
心筋梗塞、脳梗塞などの予防にもおすすめです。また、記憶力アップ効果もあります。オリーブオイルに含まれるオレオイルエタノールアミドという成分が短期記憶に関係する海馬領域から、長期記憶のできる側頭葉への移動する経路の強化にかかわっています。
小さじ1杯を毎日飲むと半月ぐらいで効果を感じるようになると言われています。
悪玉コレステロールが減少
悪玉コレステロールが減る事で、中性脂肪も減るためダイエットにも高い効果があります。高血圧、動脈硬化、それに乳がんや皮膚がん、大腸がんなどのがん予防にも効果があると言われています。他にもリウマチなどの予防にも効果があるようです。
胃液の分泌を促進し、胃腸を元気に
胃腸が元気になることで、便秘解消にもつながり、腸内環境改善効果もあります。空腹時より食事中に取り入れるようにしましょう。
美容成分も豊富なので美肌、アンチエイジングにもおすすめです。しかし、付けたまま外に出ると、オイルなので日焼けのもとになります。そのため、いったん付けたものを洗い落としてからメイクをしましょう。
オリーブオイルでドレッシング
高温になる料理に使うと栄養が半減してしまうので、できれば生に近いかたちでオリーブオイルを摂取しましょう。そういう意味では、オリーブオイルのドレッシングは美味しくて栄養も損ねません。
オリーブオイル自体の味もサラダにピッタリですが、特にオリーブオイルは醤油やわさびとの相性もバッチリです。また和風ドレッシングにしたときは岩塩、ゆず胡椒、ポン酢もおすすめです。
面倒なことが嫌いな人でも基本はポン酢とオリーブオイルで和風ドレッシングができます。あとは好きなものをプラスして出来上がりです。また洋風ドレッシングならオリーブオイルに塩コショウ、それにレモンの絞り汁で基本は出来上がりです。
洋辛子を入れたり、パプリカを入れて色味と香りをつけてもOKです。カレー粉もおすすめです。
揚げものにもオリーブオイル
効果が半減しますが、揚げものなどもサラダオイルなどを使わずに、オリーブオイルで揚げるとダイエットにもおすすめです。小さなナベなどで少ないオイルで天ぷらや唐揚げを揚げるとオリーブオイルの無駄がありません。
オリーブオイルで頭皮洗浄
オリーブオイルで頭皮の皮脂の詰まりを取る方法です。油で脂を浮かすことは、なによりも効果があります。
化学薬品で作られたアルコール系のシャンプーでは、界面活性剤が皮脂の必要な分まで取ってしまいます。それによって皮脂分泌異常を起こしてしまっている人もたくさんいます。多く出てしまっている皮脂は取りたいけど、ますます皮脂分泌異常が起こってしまうという矛盾が起こってしまいます。
2.その後37度程度のお湯ですすぎ、それからアミノ酸系のシャンプー剤を使ってシャンプーをしましょう。
オリーブオイルで洗顔
頭皮と同じようなメカニズムで、皮脂や汚れを毛穴から浮き上がらせながら洗顔します。メイク落としにもなるので、メイクをしているままでもOKです。
2.軽くやさしく顔をなでて毛穴から汚れを浮き出させます。
3.2分程度そのままにしておいてから軽くティッシュで拭き取ります。
このときは肌をこすらず、ティッシュを顔に押し付けて余分な油分を取る程度にしておきます。あとはぬるま湯とやはりアミノ酸系の洗顔石鹸で洗顔しましょう。できれば泡洗顔できるものがおすすめです。洗い上がりは驚くほどさっぱりしているのにしっとりしています。
オリーブオイルパック
いろいろな化粧品を使っても肌がかさかさして治らないというときなど、オリーブオイルパックを是非おすすめです。2.蒸しタオルを顔に乗せ、そのまま5分~10分置きます。
それから普通にアミノ酸系の洗顔石鹸で泡洗顔をします。相当しっとり感が出て、満足されることと思います。肌の保湿だけでなく老化にも高い効果のある成分がたっぷりなのでアンチエイジングにも高い高価が期待できます。