口臭の原因を考えて元からシャットアウトしよう!|トピックスファロー

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2015年5月11日
口臭の原因を考えて元からシャットアウトしよう!

口臭は相手にとても不快な気持を与えてしまいます。話をしたくなくなる気持にさせてしまうので、人間関係まで壊してしまうこともあります。口臭の原因を知ることで元から口臭をシャットアウトしましょう。

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口臭は自分では分らない

口臭は自分ではなかなか分らないものです。なので、自分で感じた口臭の場合はいつもより一段と強い匂いが出たときと考えるべきです。

口臭

なぜなら鼻は、いつも嗅いでいる匂いを問題のある匂いとは察知しないので、匂いとして感じなくなってしまうからです。
特に口は鼻と近いところにあり、いつも息をしているので、相当キツイ口臭でも本人にとっては異常な匂いではなく、まったく感じなくなってしまいます。

でも自分以外の人は、異常な匂いを察知して、「嫌だ」「不快」「避けたい」という脳からの信号を受け取ってしまいます。そのために、口臭のある人との話を避けたり、離れることを考えます。

口臭の原因から改善を考える

食べたものによる口臭

とても強い匂いの食べ物は、食べた直後は口の中だけでなく胃の中から直接匂いが上流して臭うこともあります。また、消化した後に血液中に溶け込み、それが肺に流れ肺から息として口臭になってしまうということもあります。

ギョウザなどを食べたときには、口の中に残ったものからの口臭と、胃からの匂いと、肺からの匂いのトリプルで起ります。この場合、口の中をキレイにするためには歯磨きが一番です。

そして胃の中の匂いを抑え薄めるために、牛乳やレモン汁、フラボノイドが多い濃い目の紅茶やお茶を多めに飲むことがおすすめです。
常にブレスケア商品をひとつ持っているといいかも知れません。

緑茶1

唾液不足

唾液の不足も口臭の大きな原因になっています。特に加齢とともに唾液も少なくなってきます。また、若い人でも、ずっと口を閉じていて突然口を開いたときに、口臭を強く感じることもあります。

唾液が少なくなると口内環境が悪くなるため、雑菌が増え悪臭の原因になるのです。
特に歯周病や食べ物のカスが溜まっていたりするとより強い口臭になります。

そこで水分補給と脱臭を兼ねて紅茶やお茶、水などをちょくちょく飲むことや軽く口をすすぐことがお勧めです。また、ガムを噛んだりアメをなめる、硬いおせんべいなどを食べる、などすると、唾液の分泌が良くなります。

ただし、アメは砂糖が使われているので、虫歯のことを考えるとおすすめできません。
すっぱいものも唾液を出すので、レモンや梅干しなどの酸っぱい味のものを食べるといいでしょう。もちろん食後の歯磨きは大切です。

梅干し

歯垢と舌苔にも要注意

口を磨いても歯垢が固まっていたり舌苔があると、そこからも悪臭がします。朝起きた時などに口臭が強くなる原因は舌苔の匂いがあるためです。舌苔は特に寝ているときに溜まるので、朝の歯磨きのときに舌苔ケアをするのがおすすめです。

舌苔ケアは歯ブラシでは舌の表面を傷付けてしまうので、専用の舌苔ブラシを使うようにしましょう。舌苔は朝だけでなく体力が弱って免役低下しているときや唾液分泌の低下でも起こります。

また、歯垢も固まって溜まっている場合は、一度歯科に行って歯垢を取ってもらうことも大切です。ときどき虫歯でなくても虫歯予防にもなるので、歯垢を取ってもらうようにしましょう。
歯磨きも歯ブラシだけでなく、歯間ブラシや楊枝などで磨き残しがないように注意することも大切です。

虫歯や歯周病も口臭の原因に

もちろん虫歯や歯周病による口臭もあります。特に歯周病の匂いは強烈だと言われています。いくら歯磨きをしてもなかなか改善しないこともあります。

虫歯は治療をすることが先決です。歯周病でも治療を必要とするものと、毎日にしっかりとした正しい歯磨きで改善する場合とがあります。

口臭が気になったらまず虫歯や歯周病を考えることも重要です。

虫歯がないか、また歯周病がないか、どの程度の進行度かなど、歯科医に相談することも大切です。

歯の治療

口臭を防ぐポイント

歯磨きをしっかり行う

虫歯菌の分裂速度は40分に1回と言われているので、食事から食事の間に1回歯磨きをしましょう。食後30分内には唾液の中に虫歯を防ぐ成分が分泌されます。

そのため食後1時間ほどたってからの歯磨きがベストとなります。

水分不足に注意

体内の水分量も唾液分泌量と関係するので、水分不足にならないように注意しましょう。

間食はストップ

間食はお菓子が多く、砂糖分の多いものがほとんどです。発酵する時間も早く悪臭の原因になります。もし食べるなら歯磨きもしたいところですが、間食は抑えることが一番です。

口臭の原因になるのは注意する

ニンニク、にら、アルコールなどは次の日の体臭や口臭いの元になるので、注意が必要です。

タバコもやめよう

タバコのヤニで口の中が臭くなります。タバコの匂いは好きという人でも、水の入った灰皿のタバコの匂いが好きな人はいないはずです。水分とヤニで悪臭が出てきます。また歯ぐきの血行にも影響があり、歯周病の元にもなります。肺に吸収されたタバコの成分が肺から口臭としても出てきます。

意識して笑顔になろう!

笑顔によって顔の筋肉が動き唾液線が刺激されるので唾液分泌が多くなります。また笑うことで免疫向上効果もあるので、笑顔は意識的につくるようにしましょう。

歯磨き

口臭防止効果のある食品

りんご・オレンジ・レモン
クエン酸作用で口臭防止効果があります。


タンニンが口臭を防ぎます。

キャベツ
歯の汚れを取り、食べカスを取りのぞく効果が高いと言われています。

梅干し・お茶・紅茶
フラボノイドが口臭予防します。

みそ汁
味噌は口臭防止力が強いので食事の〆に。

ヨーグルト
腸内環境を整えることから口臭にも良い影響があります。

ハーブ
パセリ、バジル、ローズマリーなどが効果大です。

原因は複数の可能性も

このように口臭の原因はいろいろです。原因はひとつではなくいくつか重なっている場合もあります。思いついたものから改善していきましょう。

口臭防止スプレーなどを利用するのも、もちろんおすすめですが、やはりそれだけでごまかしても、原因を改善しないと口臭は一瞬消えるだけとなります。

著者:鮎川 大

営業フリーライター
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人材派遣・IT企業の内勤営業2社経験後、独立してフリーライターになりました。つまり組織に属してのライター経験はなしです!
ライティング経験は3年ほど、全てが独学独歩のライター。唯我独尊?違うかな?よろしくお願いします。