【ボイトレ筋力アップ法】ボイストレーニングで口元いきいき♪|トピックスファロー

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2012年8月22日
【ボイトレ筋力アップ法】ボイストレーニングで口元いきいき♪

ボイストレーニングで声を出すトレーニングをすることにより、正しい発声、美しい発音、豊かな表現力が身に付きます。また、表情筋や腹横筋の筋力アップの効果があり、最近ではビジネスシーンでも注目されているトレーニングです。

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声を出すためのボイストレーニング

ボイストレーニングといえば、歌手や俳優が受けるトレーニングというイメージが強いかもしれませんが、最近では、音痴の克服やカラオケの上達法として、トレーニングを受ける人が増えています。
ただし、歌のトレーニングだけでは、単なるボーカルトレーニングになってしまいます。

ボイストレーニングとは、「声を出す」ということに関するトレーニングです。
トレーニングすることによって、正しい発声、美しい発音、豊かな表現力が身に付きます。

言葉を発するのには、「発声」「共鳴」「構音」の3つの過程を経ています。

  • 発声
    肺から送られてきた呼気が声帯の間を通過するときに、声帯を振動させて音声を生じさせる。
  • 共鳴
    喉頭から口腔、鼻腔までの共鳴腔の形を変化させて、音声を大きくしたり、それぞれの特徴を与える。
  • 構音
    喉頭から口唇・鼻孔までの呼気の通路の形を変えたり狭めたりすることで、音声に変化を与えて、それぞれの言語音にする。

ドレミファソラシドの音階で「アエイウエオアオ」と発声する練習法がありますが、このような練習では、発声や共鳴のほか、声域、音感、滑舌を訓練することができます。

ボイストレーニングで表情筋が重要とされる理由

滑舌には、舌骨上筋群と表情筋が関係しています。
舌骨上筋群が舌を動かし、表情筋が最終構音を決めることで、滑らかな滑舌が実現されるのです。

さらに表情筋は、声の繊細なニュアンスや音色を与えるとされています。
また、豊かな表現力が重要とされるボイストレーニングでは、表情が重要なポイントなります。

構音のトレーニングとされる、唇を尖らせたり口角を広げたりのエクササイズや、負荷をかけながら早口言葉の連続などは、表情筋のトレーニングにも有効なのです。

腹式呼吸のインナーマッスル強化

発声を効率的に行うため、腹式呼吸をマスターすることが必要になります。

腹式呼吸は、鼻から吸い込んだ息をお腹にためて口から吐き出す呼吸法で、これによって発声がよくなり、声が通るようになります。

腹式呼吸では、呼吸の際のお腹を凹ませる運動によって、腹部のインナーマッスルである腹横筋が鍛えられるといわれています。
腹横筋は、腰のまわりを支えて姿勢を維持する働きがあるため、鍛えることによって、きれいな姿勢と腰痛予防に効果があります。

ビジネスにおけるボイストレーニングの効果

さまざまビジネスシーンにおいて、「話す」ということは重要なスキルとなっています。
最近は、ボイストレーニングを研修として取り入れる企業がふえてきています。

プレゼンテーションや営業、講演、発表、司会など、人前で話すことが必要とされる機会はさまざまです。
このような場面で、得られるボイストレーニングの効果があります。

  • 声がよく通る
  • 滑舌が良い
  • うまく感情を込めることができる
  • 発言に自信が持つことで説得力が生まれる

それによって、聞きやすい伝えたいことがうまく伝わるといった良い結果につながります。

著者:佐久間和夫

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WEBライターです。型にはまらず様々な情報を発信していきます。好きなものは酒、おつまみ、自転車。