運動不足で冷え性解消・健康増進
運動不足は冷え性の原因の1つと言われています。
また、運動不足は冷え性以外にも、健康への悪影響・病気の原因など身体に様々な悪影響を与えてしまいます。
だけど、いざ健康対策として運動を始めようとしても、何から始めればいいのか、意外にわからないものですよね。
そこでオススメするのが、「ウォーキング」です。
ウォーキングなら無理せず出来るので続きやすいですし、お出かけや通勤時など、日常生活にも取り入れることが可能です。
冷え性に悩む運動初心者さんは、まずはウォーキングからはじめてみましょう。
なぜ運動不足で冷え性になるのか
運動不足で筋肉を使っていない人は、筋肉の機能が低下している場合があります。
筋肉は血液を送り出すポンプとしての役割も持っているため、運動不足の人はそのポンプの力も弱く血流が良くなく、その結果冷え性になってしまうことがあるのです。
また、筋肉は動くことで身体の熱を生み出す役割もあります。
運動をすればするほど筋肉量が増え、身体が温まりやすい身体になるのです。
ウォーキングは効果的なの?
「運動が身体に良いのはわかるけど、ウォーキングよりもっと激しい運動を行ったほうが、健康効果は高いんじゃないの?」そう考えている方もいるのではないでしょうか。
一見激しい運動を行ったほうが、より高い健康効果が手に入るように思えますが、実はそうでもないんです。
実際に、激しい運動を短時間行うよりも、軽い運動を長時間行った方が効果が高い、といった研究結果も発表されています。
それに普段から運動慣れしているかたならまだしも、これから始めようという方に激しい運動というのは中々苦しいものですよね。
ウォーキングなら気軽に、無理せずに行うことができますよね。
運動初心者の方は、まずはウォーキングから始めてみましょう。
ウォーキングのポイント
ウォーキングの効果をより上げるためには、ウォーキングのやり方のポイントを抑えることが大切です。ここでいくつかのポイント・注意点をチェックしてみましょう。
ウォーキング方法のポイント
- 歩幅は大きめに、リズムよく歩くようにする。
- 歩くときは背筋を伸ばす。胸を張る事やお尻を引き上げることを意識する。
- 腕は軽く曲げて前後に振るようにする。
- 脚は大きく前に振り、後ろの膝は伸ばす。
- つま先を上げながら歩くようにする。着地はかかと、歩き出しは指の付け根で地面を蹴るようにする。
以上でもわかるかと思いますが、名前は「歩くこと」という意味の「ウォーキング(walking)」ですが、その中身は「ただ歩く」のとは違います。
ウォーキングだから適当に歩いてればいいだろう、とは考えてはいけません。
これらのポイントを守ったウォーキングを行えば、脚だけでなく手、腕、腰など、様々な体の部位を動かせる、有効なトレーニングとなるのです。
慣れたらスロージョギング
ウォーキングに慣れてきたら、もう一段階レベルアップさせてみませんか?ウォーキングより効果の高い効果を上げる運動として近年注目を浴びたのが、スロージョギングです。
テレビで取り上げられることも多いこのスロージョギングのメリットは、なんといってもその手軽さ。
ジョギングと聞くと、速く走らなければいけないイメージもあるかもしれませんが、このスロージョギングは時速4~5km以下と、ウォーキングと同程度か、少し早い程度で走ればいいのです。
こんな簡単な運動でも、その効果はなんとウォーキングより約1.6倍高いのだから、驚きです。
1日20分程度走るだけでも、高い効果を得ることは可能です。
ウォーキングに慣れてきたら、ぜひ試してみましょう。
スロージョギング参考動画:
『 田中宏暁教授のスロージョギング講座 Part 2 』in 福岡大学