老犬を元気にするための滋養強壮食とは|トピックスファロー

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2013年1月15日
老犬を元気にするための滋養強壮食とは

飼い犬も大事な家族の一員という人は決して少なくありません。しかし、ドッグイヤーというように犬の一年は人間の数年に相当し、飼い主よりも確実に早く老境に達してしまうものです。最後まで飼い犬に元気でいてもらうためにはどのような栄養を与えて滋養強壮に取り組めば良いのでしょうか?

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老いたシニア犬に食べさせるべき滋養強壮食

歳を重ねるごとに、若い頃のようにガツガツムシャムシャと脂っこいものや胃にもたれるほどの量が食べられなくなってくるものです。人間でさえ歳を取ればこうなのですから、犬に至っては言うまでもないことです。
家族の一員である犬が最期まで元気でいてもらえるようにするためには、どのようなことに注意して食事を与えればいいのでしょうか?

「シニア犬に低たんぱく食」は間違い

年老いてくると体の機能が衰えてくるものですが、特に内臓の機能は大きく低下し食事量の減少や消化機能の低下がみられ、脂っ気のないあっさりした食事を軽く食べる程度になっていきます。
これは犬も人間も同じことで、「内臓機能が低下しているため高タンパク質の食事を摂らせるのは腎臓病の原因になる」という考え方が一般的です。

しかし、実際はそうではありません。老人・老犬ほどたんぱく質を摂取することが大事なのです。
老化の影響は内臓だけでなく筋肉にも表れてきます。筋肉の衰えは運動能力の低下をもたらし、寝たきり状態の原因となってしまうのです。
筋肉の衰えを防ぐためには、たんぱく質を豊富に含んだ食事をしっかり摂らせることが欠かせません。また、質の良いたんぱく質の摂取は腎臓病の予防にも繋がるので低たんぱく食は逆効果になりやすいのです。

肉は低脂肪のものを選ぼう

シニア犬に高タンパク質の食事を与えるとなると、肉を食べさせるのが一番です。しかし、ロース肉のような脂身がたくさんついている肉は禁物です。
脂肪分は消化吸収に時間が掛かってしまうため、シニア犬に与えると下痢の原因になることがあるのです。鶏のささみや赤身肉のような低脂肪・高タンパクの肉を与えるようにしましょう。しかし、鶏のささみは与えすぎるとリンの過剰摂取を起こすので注意しましょう

野菜で身体の調子を整えよう

人間も犬も、肉だけ食べていればいいというわけにはいきません。肉では不足しがちになるビタミンやミネラルなどを、野菜で摂取するように心がけることが大事です。
特に老年期に入ってくると、消化吸収が悪くなって便秘を起こしてしまうこと、血液の流れが悪くなって冷え性を起こすといった影響が出やすくなってくるため、野菜の摂取は欠かせません。

身体を温めて血行を促進するにはビタミンEを豊富に含むホウレンソウや小松菜が効果的ですが、ホウレンソウの摂り過ぎはシュウ酸によって結石ができやすくなってしまいます。
消化吸収を助ける酵素・ジアスターゼを豊富に含む大根は、食物繊維も多く含んでいてお腹の調子を整えるためには欠かせません。

柔らかく加工して食べやすくしよう

シニア犬は、老化で顎の筋肉も弱っているためあまり固い物を食べたがらないものです。若い頃はガリガリと嬉しそうに骨やら骨ガムを齧っていたものですが、噛む力が弱くなると骨もしゃぶる程度になってしまうのです。

シニア犬に与える食事は、手間がかかりますが出来るだけ柔らかく加工して与えるようにします。茹でて柔らかくすると熱で栄養が壊れてしまうので、フードプロセッサーなどで細かく砕いて、少量の水で半生状態に仕上げるようします。

食事量は少なく、回数は多く

シニア犬は消化機能が衰えてきているため、一度の食事量は若い頃より2~3割少なくなっています。若い頃に食べる量を100として一日三食なら、シニア犬が食べる量は210~240となり1日2食と変わらないことになります。

食事量が少なくなる分は食事回数でカバーするのが一番です。例えば一回の食事量が60にして、一日五回食べさせるようにすれば、1日の食事量は300で若い頃の食事量と同じことになります。
こういった工夫を重ねることが愛犬の健康を長く保つために大事なのです。

著者:渡瀬由紀子

WEBライターのかたわら、週末は雑貨屋めぐりしつつ、最新の文房具収集。好奇心を糧に幅広く執筆活動中。
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