ペットの高齢化で注目度大の動物看護士
その愛くるしい見た目や仕草などに癒されるペット好きの人は、年々増えていくばかり…。
動物好きが高じて、ついには仕事にしてしまおうと動物看護士を目指す女性も少なくありません。
動物病院などで、獣医師のサポートをするのが動物看護士の役割。
診察・手術の助手をはじめ、血液検査や糞尿検査、飼い主へのしつけ指導、さらには職場によって受付・会計や院内の掃除などを行ったりもします。
時には徹夜での看病や付き添いなどもあり、患者が動物になっているだけで、一般の医療機関で働いている看護師と何も変わりはありません。
深い愛情と細やかな心遣いが必要
動物看護士は、当たり前ですが動物が大好きでなければ務まりません。
どんな動物にも深い愛情を注ぎ、ペットだけではなく、飼い主に対しても不安を取り除いてあげるような細やかな心遣いが必要になります。
その優しさは、動物にも飼い主にも必ず伝わるもの。動物看護士としての自覚を忘れないようにしましょう。
動物看護士へ転身するには？
日本で動物看護士として働く場合、どうしても取得しなければならない公的な資格はありません。
ただ動物に関する専門的な知識を必要とするため、いくつかの民間団体や専門学校が独自に資格認定をしています。
なので、『動物看護士』のほか、認定機関によっては『獣医看護士』や『ベテリナリー・テクニシャン（VT）』、『アニマル・ヘルス・テクニシャン（AHT）』などの名称が付けられている場合もあります。
今は専門学校などで学んだあと、動物病院に就職する…というのが一般的です。資格は特に必要ないとはいえ、やっぱり取得しておいたほうが転職にも断然有利！給料などの待遇面でも変わってきます。
動物看護士への第一歩として、資格取得を目指せる専門学校をいくつか紹介しましょう。
ヤマザキ動物専門学校
動物看護士（師）、トリマー、ドッグトレーナーの育成校。 3年制と2年制学科があり、経験豊富な講師陣による充実した授業が受けられます。 2010年4月には、姉妹校として4年制大学が開学しました。
国際動物専門学校
動物に関わる仕事を目指している人のための東京都認可の総合動物専門学校。 動物看護士（師）をはじめ、トリマー、動物園・水族館の飼育係、ドッグトレーナーなどを育成します。 歴史ある専門学校ならではの手厚い就職サポートで、転職もバッチリ！