アロマは癒し効果抜群
女性にとって、「健康で、きれいでいること」はいくつになっても忘れたくはない心がけです。しかし、現代はせわしないし、仕事が大変だったり、家事で疲れていたり、で「健康」「きれい」にとっては大敵の時代になりました。
「毎日なんとなく疲れているなあ・・・病院かかるほどじゃないけど」という人は多いのではないでしょうか?そこで取り入れてみてほしいのが、アロマテラピーです。
たいていの人はご存知でしょうけど、アロマポッドにアロマオイルと水を入れて火をつけたり、アロマオイルをしみこませたコットンを枕元に置いてみたりするあれです。もしかしたら「もう自分の生活に取り入れているよ」という人も多いかもしれません。
さて、アロマテラピーがどのようないきさつでできたかご存知ですか?
お医者さんでもらえる薬ほどではないけど、アロマには人を癒す何かがあるのは間違いありません。そこで、趣味として楽しむ人から、仕事にしたい人まで、アロマの資格を一挙に公開したいと思います。
アロマテラピー検定
「趣味でアロマテラピーをやっているけど、ちゃんとした知識を身に着けておきたい」という人にはおすすめの試験です。2級だったら難易度もそれほど高くはないので、気軽にチャレンジすることができるでしょう。勉強方法ですが、まず、公式問題集を買って学科の勉強をすることと、あらかじめ試験を運営する日本アロマ環境協会が指定する、エッセンシャルオイルを入手することから始まります。
なぜ、エッセンシャルオイルを手に入れないといけないか、というと、試験では「香りテスト」といって、エッセンシャルオイルをかいで、「これは〇〇のエッセンシャルオイル」と当てる問題が出るからです。
アロマテラピーの問題以外にも、医学や健康に関する基本的知識も問われるので、しっかり勉強して臨むことをおすすめします。
とはいえ、2級は合格率が約90%と、「受ければ受かる」レベルの試験です。逆をいえば、アロマテラピーを仕事にしようと思う人は、1回でクリアできなければそもそもその道には向いていないと思ったほうがいいでしょう。
アロマテラピーアドバイザー
これは、アロマテラピー検定1級に合格した人を対象に実施されます。アロマオイルを使って手作りの化粧品を作ったり、リラクゼーション目的でアロマオイルを買い求めに来る人のために、正しい知識を伝えることを役割とした試験です。この資格をとるには、あらかじめ所定の認定講習会を受講しなくてはいけません。その資格を受講したあと、所定の手続きをとることにより、アロマテラピーアドバイザーの呼称を名乗ることができます。
アロマテラピーインストラクター
アロマテラピーインストラクターとは、アロマテラピーの専門家として、家庭や地域社会で活用できる方法を一般の方々に対し、講師となって教えるための資格です。この資格を取るには、所定の必修履修科目を修了し、単位を取ったのちに年2回行われる試験に合格しなければなりません。
「自分の知識を誰かのために役立てたい」という、どちらかといえば、「理論を人に教えたい」人向きの資格といったほうがいいでしょう。
アロマセラピスト
アロマセラピストとは、アロマテラピーの専門家として、一般の人にトリートメントやコンサルテーションを行うための資格です。アロマテラピーインストラクターと比べると、より実践に重きを置いた資格となっています。試験に実技があるのもそのためでしょう。
上級者向け国際資格も
ここでは紹介しきれませんでしたが、アロマテラピーには国際資格もあります。イギリスの「国際プロフェッショナルアロマセラピスト」がそれです。国際、と名前がついているだけあって、取得するのには時間もお金もかかります。しかし、この資格を持っているということは、それだけアロマテラピーに精通している、ということの証明になるので、「自分はこの道で食べていきたい」と思っている人はチャレンジする価値があるのではないでしょうか。