すっぽんには健康&元気エキスがぎっしり!
食べ過ぎるとお化けになるなど、昔より珍話が絶えない『すっぽん』。
亀なのに甲羅が柔らかくて顔がストローのように尖っている、一度噛みついたら並大抵のことでは離れないなど、数々のユニークな特徴を持っているためでしょう。
すっぽんは伝説や生き物としての生態が面白いだけではありません。
その体のいたるところに、私たちを健康&元気にしてくれるエキスがぎっしりと詰まっている魅力的な食材
なのです。
鑑賞して楽しい・食べて嬉しい生き物、すっぽん。
得られる効果やお勧めの食べ方など、すっぽんを堪能するための知識を紹介していきたいと思います。
栄養豊富だけどローカロリー
すっぽんには、以下のような体に良い栄養素が豊富に含まれています。
栄養豊富ですが100gで197kcalとヘルシーですから、ダイエット中でも気兼ねなく食べることができます。
(たとえ食べ過ぎてもお化けになるようなことはありません!)
- タンパク質
- ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンD)
- ミネラル(亜鉛、鉄)
- アミノ酸
- リノール酸
- コラーゲン
滋養強壮など様々な効果が得られる
栄養豊富なすっぽんを食べると、以下のような効果が得られるとされています
- 滋養強壮
- 精力増進
- 不眠症の改善
- イライラやストレスの軽減
- 産後の体調不良を改善
- 悪玉コレステロールの減少
- 血圧を安定させる
- 生活習慣病の症状緩和(動脈硬化、高血圧、糖尿病など)
- 肌にハリを与えシワを予防する
お勧めの食べ方を3つ紹介します
すっぽんは甲羅、膀胱、胆嚢、爪を除けば全て食べることができます。
有効成分入りの栄養ドリンクやサプリメントで摂取する方法もありますが、確実で高い効果を得たいのであれば、やはり生を食すのが一番。お勧めの食べ方を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
お勧めの食べ方その1:まる鍋にする
すっぽんの食べ方には色々ありますが、最もメジャーなのが鍋料理です。
『まる鍋』とも呼ばれていますよね。名前の通り、すっぽんの体を丸ごと食べられるところが最大の特長です。使用する具材は野菜とスッポンのみで調理方法も簡単ですから、自宅で自分で作ることができます。
すっぽんの出汁は最高に美味しいですから、食べ終わったら鍋に残ったスープで雑炊を作りましょう。
ご飯・うどん・お餅などを入れて、すっぽんの全てを味わい尽くしてください。
もしすっぽんのさばき方が判らない、下ごしらえが面倒…というのであれば、専門店や料亭などに食べに行きましょう。ただしすっぽんの鍋は高級日本料理の扱いとなっており、一人前で3千~5千円と高いですから、事前にお財布とよく相談してくださいね。
お勧めの食べ方その2:血をお酒で割る
スッポンは肉や内臓だけでなく、血も食すことができます。
生き血をそのまま飲んでも良いですが、日本酒やワインで割ると飲みやすくなります。
自分で作るのは抵抗があるという方は、専門店や料亭のメニューにありますので、食前酒として頼んでみましょう。
お勧めの食べ方その3:サラダにする
すっぽんの甲羅の骨まわりには、エンペラというゼラチン組織があります。
プルプルとした食感が魅力的で野菜と相性が良く、サラダにすると美味しくいただけますよ。
コラーゲンが豊富に含まれており、女性に嬉しい美肌効果があるところもグーです。