太った腰まわりの原因は・・・
お腹に、手でつかめるくらいの脂肪がついていないでしょうか？そうです、このお腹周りの脂肪が、くびれた腰の障害になっているのです。くびれた腰を手に入れるためには、この脂肪を取らなくてはいけないのです。
お腹まわりの、手でつかめる脂肪の正体は、皮下脂肪。ちなみに、人間の脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪の２種類があります。内臓脂肪は、内臓の周りについているので、手でつかむことはできません。皮下脂肪は、お腹まわりや、二の腕、太ももにつきやすいです。
また、お腹まわりについている皮下脂肪は、女性の場合、子宮を保護する働きがあります。このため、皮下脂肪は、とり過ぎないようにしましょう。あくまでも、余計な皮下脂肪を減らすのです。
食事制限をする
皮下脂肪は、当然のことながら、食べ過ぎたら、どんどんついていきます。まずは、食べる量を制限するようにしましょう。成人女性の１日の摂取カロリーの目安は、１８００kcal と言われています。でも、ダイエット中で、体重を減らしたい、皮下脂肪を減らしたいという女性は、１５００kcal まで落とすこともできます。ただ、成人女性でも、２０代前半の若い女性や、普段、激しい運動をすることが多くて、消費カロリーが多い方は、１５００kcal は十分ではないので、目安にはしないようにしましょう。
つい食べ過ぎてしまう方は、少し面倒くさいですが、毎回、食べる食事のカロリーを計算しまししょう。そして、最大でも、１８００kcalを超えないようにしましょう。
基礎代謝を高める
実は、皮下脂肪は、食事制限をしただけでは、なかなか落ちてくれません。食事制限は必要ですが、さらに、基礎代謝を高めて、体内に入った脂肪を燃焼させるようにしなくてはいけないのです。
基礎代謝を高める主な方法は、以下の４つです。
１．筋力を鍛える
体内に吸収したエネルギーの４０パーセントは、なんと、筋肉が消費します。もし、筋肉が弱っていたら、吸収したエネルギーを思うように消費してくれません。基礎代謝をあげるためには、筋肉を鍛える必要があります。
筋肉を鍛えるためには、ストレッチなどのエクササイズがお勧めです。特にお腹周りの筋肉を鍛えることを意識したエクササイズを選んでみましょう。また、効果を得るためには、毎日、１０分くらいは、続ける必要があります。
２．体を温める
冷え性は、基礎代謝が悪くなります。基礎代謝をよくするためには、体温を上げる必要があります。最近、低体温の若い女性が増えていると言われていますが、基礎代謝をよくするためにも、体温を上げる工夫をしましょう。その１つの方法が、半身浴です。半身浴では、あまり熱すぎないお湯につかり、また、最低２０分くらいはつかると、効果が出ると言われています。徐々に、そして、ゆっくり時間をかけて体を温めるといいのです。
３．よい睡眠を心がける
実は、睡眠中も体の中では、基礎代謝が行われているんです。寝ている間の基礎代謝がスムーズにいくように、寝不足は禁物です。
４．基礎代謝を高める働きのある食品を摂取する
基礎代謝を高めるためには、基礎代謝を高める効果のある食品を摂取することも効果的です。
（基礎代謝を高める食品）アミノ酸が含まれる食品：肉類、魚類、豆類、レバー、チーズ
（基礎代謝をサポートする食品）ビタミンＢが含まれる食品：レバー、豚肉、うなぎ、卵、牛乳、玄米、納豆
５．体を温める働きのある食品を摂取する
体温を上げるには、半身浴だけでなく、体を温める働きのある食品を摂取することでも、効果が表れます。
（体温を上げる働きのある食品）：しょうが、唐辛子、ネギ、かぼちゃ、うなぎ、アーモンド
５．血行をよくする
基礎代謝を上げるためには、血行をよくする必要もあります。血行をよくするためには、マッサージが効果的です。また、マッサージは、皮下脂肪が溜まったことでできるセルライトを減らすことにもつながるので、セルライトについても悩んでいる方にとっては、マッサージは、一石二鳥です。
有酸素運動をする
有酸素運動は、皮下脂肪をまさに燃焼させてくれます。筋肉を鍛える運動とは別に、有酸素運動を心掛けて行うようにしましょう。有酸素運動には、ジョギングがや水泳ががあります。また、縄跳びなども有酸素運動です。
ジョギングや水泳などに時間が取れない方は、家でできる有酸素運動のエクササイズががお勧めです。