ホコリの溜まりやすいリビングをカンタン掃除
ゴミやほこりが出易いリビングは範囲が広く、全体的に細やかな掃除ができない人もいるようです。 忙しい方や広い家であれば、細部まで手が回らないのは仕方のないことかも知れません。ですが、気になってしまうという人のためにお掃除テクを紹介したいと思います。
開け閉めするだけでok!窓のレールの埃がたんまり
掃除機の度にしっかり吸い取っているつもりでも、いつの間にか埃が溜まっていたりするレール部分。しかし、毎日掃除機を掛けている時間がないという人にも、簡単にできるレール掃除を教えちゃいます!
掃除のやり方は超カンタン! レールの上に輪ゴムを置き、数回窓やドアを滑らせるだけでOKです。これで簡単にホコリを集めることができ、レール部分に埃が見られることはありません。でも、ホコリが溜まり始めたなと思ったら、たまに輪ゴムでコロコロしてやってくださいね。
伝線ストッキングで埃をキャッチ
フローリングなどの上に溜まるホコリ、吸い取っても拭き取っても直ぐに溜まるのが難点です。 何度やっても溜まるなら、少し溜めておけば…と思ってしまいますが、毎日出来るフローリングの掃除方法があるのです。
それは、スリッパにストッキングを被せるだけ! ストッキングから出る静電気が埃を吸い寄せて、吸着してくれます。 伝線したストッキングなどは捨てずに、始めから数枚重ねるようにしておくと汚れたら外すことができて便利です。 こうすれば時間がない人でも、これを履いて歩いているだけで、毎日フローリングはキレイになることと思います。
また、もしくはスリッパの底がモップになっているものもありますので、リビングで行動するときはモップ機能付スリッパを履いて歩くのもおススメです。
気になる生活臭もカンタン消臭!
ソファやクッションなどは、どうしてもタバコなどの生活臭がついてしまいますよね。殆どの人は消臭スプレーを用いたり、カバーを掛けている場合はカバーを洗ったりすると思います。 ですが、このような消臭方法よりももっとしっかりとニオイが取りたい場合には、重曹を振りまいてみてください。その後、30分間放置し、重曹を掃除機でキレイに吸い取れば、消臭完了です。 重曹は消臭効果への期待が高いのですが、この方法は少し手間がかかりますので、お時間のあるときに実践してみると良いと思います。
キッチンのこびり付いた油汚れの撃退法!
キッチン掃除って、結構ツワモノだったりしますよね。 とくに油跳ねやコンロの焦げ、換気扇の掃除なども気になるポイント! しかし、キッチンの汚れに時間をかけて掃除していられることはできないと思うので、汚れを落としやすく掃除をラクする方法をご紹介。キッチンのお悩みを解消しちゃいましょう。
油ハネのガスコンロも重曹で!
調理で汚れていくガスコンロは、こびり付いた汚れがなかなか落ちない強敵ですよね。擦ってもこすっても汚れは落ちず、スポンジが汚れるだけで終わってしまったり。
そんなガスコンロの汚れを落とすには、重曹が最適です! 重曹をたくさん入れた鍋にゴトクなどを入れて煮込みます。そして一晩そのままにしておくと、次の日には頑固な汚れも落ちやすくなってくれます。 時間をかけることなく、一晩放置するだけでキレイになる方法なので、ゼヒやってみてください。
また、水で重曹を溶いた重曹水にゴトクや汁受け皿などを入れ、お酢を少量掛けていくという方法でも汚れが浮き上がってきますので、どちらの方法も試してみてはいかがでしょう。
厄介な油汚れの換気扇もラクラク掃除
マメな掃除をしていれば、それほど時間がかからない換気扇ですが、そのまま放置していればガンコな油汚れに大変身…。そうなると、掃除するのがまた敬遠されていくことになり、さらに掃除が面倒になってしまいます。 しかし、汚れを落としやすくしておけば、休日でも掃除に時間を割かれることはないと思います。
換気扇のガンコな油汚れを落としてくれる洗剤も、もちろんガスコンロで登場した重曹です。重曹はキッチンなどの油や水周りの掃除に強く、消臭効果も高いので、メチャクチャ重宝するんです。 換気扇からフードや羽の部分を外し、それに重曹を振り掛けます。約15分放置したあと、乾燥した布で拭き取っていきます。そうすると、ボロボロと油汚れが落ち、キレイな換気扇を取り戻すことが出来るでしょう。
また、洗濯用石鹼を使うと、油汚れが落ちやすくなります。 フードや羽をお湯で濡らしておき、洗濯石鹸を直接換気扇に振り掛けたり、スポンジに馴染ませるなどして換気扇を擦ると、油汚れが落ちやすくなります。
しかし、油汚れが乾燥して固まってしまっている場合は、タライやバケツにお湯を張り、洗濯石鹸を適量入れて漬け込んでおくと、油汚れが落ちやすくなっています。
換気扇は、少々時間の掛かる箇所でもあるので、時間の取れたときにでもチャレンジして見てください。
ニオイにヌメリ、耐えられない排水溝の汚れには…
排水溝はニオイの発生源になったり、ヌメリの元になったりするため、長期間の放置はしておけない箇所です。
排水溝に、カップ1杯の重曹とカップに半分のお酢を入れます。 すると重曹とお酢が反応を起こし、泡立ちますので、そのまま30分間置いておきましょう。30分後にお湯で流して完了です。
排水溝の掃除は、そんなに時間のかかる方法ではなく、この方法はお風呂場の排水溝にも利用できるので、思い立ったときにでも実行しましょう。
お風呂の水垢・雑菌落としたい!
お風呂といえばカビや黒ずみ、水垢など、強敵ぞろいの汚れが発生する場所ですが、お掃除しないともっと酷くなることに。手ごわい汚れには、除菌剤や道具を用いて、徹底対抗しましょう!
嫌なカビを、根こそぎ退治!
ゴムパッキンに発生するカビは、なかなか落ちてくれない嫌なもの。 ゴムパッキンにカビを見つけたら直ぐ掃除に取り掛からないと、カビが繁殖し、さらに酷いことになる可能性が高いです。早めの退治がおススメです!
酸素系漂白剤と洗濯用粉石鹼を用意します。(塩素系の漂白剤ではなく、酸素系の漂白剤です。塩素系だと身体に危険がある可能性があります。) この二つを1対1の割合で、ペースト状になるまでぬるま湯で溶かしていきます。 ペースト状になったら、歯ブラシなどで掬ってゴムパッキンのカビ部分に塗り込んでいきましょう。このとき、手の肌荒れを防ぐためにもゴム手袋などを使用すると良いでしょう。 塗り込んだら一晩おき、次の日古くなったハブラシなどで擦り、お湯で流したら修了です。
白く残る水垢にはクエン酸のチカラ
水垢に強いのは、なんといってもクエン酸! お酢を使用するのもOKなんですが、お酢を使うよりも購入したクエン酸を水で割って作ったほうが経済的です。
水垢が発生し易い鏡に、クエン酸を溶いた水(水100mlに対してクエン酸小さじ1/2)を吹きかけ、その上からラップを貼ります。半日ほどそのままにしたら、タオルで水拭きと乾拭きを行ってください。クエン酸効果が行渡り、鏡もピカピカになることでしょう。
また、クエン酸じゃなくてお酢でやりたいという人は、ティッシュペーパーにお酢を染み込ませ、鏡に貼り付けます(もちろんクエン酸水でもokです)。半日ほど放置したあと、液体クレンザーを指先に乗せ、お酢の付いた鏡をクルクルと擦っていきます。最後はお湯で流すのではなく、タオルなどで拭き取ってみてください。 こちらも水垢が取れて、鏡がキレイになっていることと思います。