爪が乾燥すると割れやすくなります
爪に亀裂が入ったり、割れて深爪になったりすると、痛みを生じることもありますし、その指だけが爪が短くて格好悪く感じることもあると思います。
深爪になると、爪が小さく(短く)なってしまうのでは!?と心配にもなりますよね…。
爪が割れやすくなる原因にはさまざまありますが、爪の乾燥も原因の一つです。乾燥は肌にも髪にも良くありませんが、爪にも良くありません。爪には水分があまり含まれていないような感じがするかもしれませんが、爪にも適度な水分が必要で、乾燥すると割れやすくなってしまうんです。
爪の乾燥の原因は一つではないため、原因に応じた乾燥対策が必要でしょう。
爪が乾燥する主な原因
1. 洗剤
洗剤を使うと手が乾燥しやすくなる人も少なくないと思いますが、実は爪も乾燥しています。洗剤の刺激で、爪の水分が失われて、乾燥してしまうんです。
洗剤を使わないということが、爪の乾燥対策には大切なことですが、食器洗いや掃除など、洗剤を使わないわけにはいきませんよね…。ゴム手袋を使用したり、十分に爪のケアを行ったり、洗剤の刺激から爪を守る工夫が必要でしょう。
2. 栄養バランス
栄養バランスは爪質に影響していますが、爪の潤いにも影響しています。過度のダイエットをすると、爪の潤いが失われて乾燥しやすくなってしまいます。
栄養バランスは、爪だけでなく、健康や美容にも大切なことですから、普段から栄養バランスのとれた食事を心がけることが大切でしょう。食事量を減らすダイエットの場合は要注意!
爪の主成分であるタンパク質、爪の成長や美しさに影響しているビタミン・ミネラルをバランス良く摂取することが大切です。
3. 除光液(リムーバー)
除光液も爪に刺激を与えますから、除光液を頻繁に使用していると、爪を乾燥させる原因になってしまいます。
マニキュアを塗らず、除光液を使用しないことが、爪の乾燥を防ぐためには最も良いのですが、やはり爪のおしゃれは欠かせないですよね…。
そんな人は、爪への負担が少ないマニキュア選びが必要でしょう。マニキュアに含まれている「アセトン」という成分は、脱脂性があり、乾燥の原因になります。最近は「アセトンフリー」「ノンアセトン」の除光液も販売されていますから、アセトンを含まない除光液を使用することも大切でしょう。
また、除光液を使用する頻度を減らすために、マニキュアを塗りなおす頻度を減らすことも大切です。
乾燥を防ぐネイルケア
ネイルケアは、体の中からのケアも大切ですが、体の外からのケアも必要です。ハンドクリームや爪専用の保湿クリーム・ジェルを爪に塗る習慣をつけると良いでしょう。
「爪専用の保湿クリームは何が違うの??」という人も多いと思いますが、爪専用のクリームの方が、爪によく浸透するとされています。
爪の乾燥がひどいという人は、爪専用のクリーム・ジェルがおススメです。