なかなかリラックスできない原因は肩こりかも!?
肩こりは、多くの人が悩まされている現代病といっても過言ではありません。
今は仕事だけでなく、プライベートでもパソコンや携帯電話・スマートフォンなどのデジタル機器を使うのが当たり前の時代になりました。肩こりには様々な原因が考えられますが、こういったデジタル機器による長時間同じ姿勢での作業も、肩こりを起こす一因です。
肩こりとは緊張状態が続き、筋肉が疲労して起こる首や肩、背中に感じる痛み・張りのことです。
例えば「今日も一日疲れた…」と思い、アロマを焚いてみたり、好きな音楽を聴きながらハーブティーを飲んだり、自分なりのリラックス法を試しても、なんかくつろげない人もいるのでは?
それは、もしかしたら肩こりのせいかもしれませんよ。心と身体の緊張を効果的にほぐすために、肩こりはとても邪魔な存在なのです。
ここで、肩こりを解消するポイントを見ていくことにしましょう。
日常生活の中でのちょっとした心がけで、慢性的な肩こりも少しずつ解消されていきます。
ポイント1:全身を冷やさない
肩こりを解消するには温めるのが良いと聞きますが、肩や首周りをピンポイントで温めるのはもちろん、全身を冷やさないようにすることも重要です。特に症状が寒さで筋肉がこわばる冬場は、防寒対策が必須。
外出時は重ね着のほか、帽子やマフラー、手袋の着用も忘れないようにしましょう。
また、入浴も肩こりの解消には効果的。ぬるめのお湯にシワジワ汗をかくぐらい、じっくり浸かるとよいでしょう。ゆっくり入浴する時間がないときは、シャワーやホットタオルで温めても構いません。
ポイント2:肩こりを解消する体操
肩こりの解消に役立つ体操も簡単にできるので、仕事の合間や自宅でのリラックスタイムなどにお勧めです。先に述べたように入浴したり、ホットタオルなどで患部を温めてから、体操を始めるのがベストです。
一般的なストレッチ
- 首をゆっくりと3回ずつ左右交互に回します。続いて、前後に3回ずつ曲げ伸ばししましょう。
- 肩は肩甲骨を動かすように意識しながら、前後にゆっくりと大きく5回ずつ回しましょう。
脇伸ばしストレッチ
- 両腕をまっすぐにして、ゆっくり息を吸いながら、そのまま上に伸ばしましょう。
- 天井や空を押し上げるような気持ちで思い切り伸ばし、約5秒間キープします。
- 十分に脇が伸びたら、息を吐きながら腕をおろしましょう。これを数回繰り返します。
ポイント3:食事で防止
普段の食事でも、肩こりを解消することができます。身体を冷やさないために、温かいものを食べるようにするのが◎。また、ビタミンEやコラーゲンなども筋肉の凝りを改善するのに効果的です。牡蠣やうなぎ、鮭、手羽先などにはコラーゲン、かぼちゃやサツマイモ、ニラ、ナッツ類などにはビタミンEが多く含まれているので、たっぷり摂るように心がけましょう。