エントリーシートの内容 5つのポイント
結論→エピソード→入社後にどう生かせるか の流れ
採用担当者は何千ものエントリーシートから選んでいくわけですから、読むのが面倒になるような文章ではいけません。まず、簡潔な答えで興味を持ってもらい、読み進んでもらうことが大切です。
また、エピソードは、そのエピソードがイメージできるようなものでなければ、興味がわきませんし、会ってみたいとも思ってもらうことができません。
質問に対する的確な答えにする
質問に対して、的確に答えることが大切です。どんなに魅力的な文章であっても、企業が知りたいと思っていることが的確に答えられていなければ意味がありません。
例えば、志望理由で「御社の○○という商品が好きで…」とか、アパレルの企業では「服が好きで…」という人がすごく多いのですが、企業が知りたいのは「何をしたくて希望したのか」「何ができるのか」ということです。
「企業が何を知りたくてそのような質問をしているのか」ということも意識して答えを作ることが大切でしょう。
自分の言葉で伝えることが大切
インターネットや就職本などで、さまざまなエントリーシートの記入例を目にすると思います。
もちろん、明らかに良くないというものは例として使われることはありませんが、それがどこの起業に送っても必ず通るというものではないんです。
参考にする程度ならば良いですが、真似したり、影響を受けすぎたりするのは良くありません。
自分の言葉で、自分のエピソードや気持ちを伝えていなければ、他の応募書類や面接などの回答で一貫性を持たせることができません。やはり、ボロが出てしまいます。
自分をアピールするものですから、自分自身の言葉でアピールすることが大切でしょう。
全体を通して筋の通ったものにする
「自分はこういう人間だ」とアピールしているのですから、どの質問の答えにも通じるものがなければいけません。どんなに良いことを言っていても、質問によって言っていることが違ってきてしまうのでは、説得力がないのです。
どんな質問にも筋が通った回答ができるようにするには、自己分析を十分に行なう必要があるでしょう。
そして、「自分がアピールしたいところ」をわかっていなければいけません。
その後の面接もイメージする
エントリーシートの中身が出来上がったら、必ず全て読み直します。エントリーシートを元に、面接で質問されたときに、一貫性のある答えが浮かぶでしょうか?
エントリーシートに書いたエピソードについて深く追求された時に、自分のアピールしたいところがブレてしまうような答えではいけません。
エントリーシートに書いた内容は、その後の面接でつっこんで質問される可能性があるということを意識して作成する必要があるでしょう。
WEBエントリーシート 5つの作成ポイント
文章はエントリーシートフォームで行なわない
エントリーシートは、ワードなどに保存してから作成しましょう。
エントリーシートフォームで作成してしまうと、「戻る」ボタン一つで、作った文章は全て消えてしまいます。
ワードなどで文章を作成し、送信する時にコピー・ペーストすると良いでしょう。
また、作った文章は、必ず保存しておきます。面接や次のステップに進んだ場合に読み直す必要があるのです。
改行を使う
スカスカすぎるのは良くありませんが、ぎっしり詰まっているのも読みにくいものです。 バランス良く、上手に改行を使うことが大切です。
間違いや記入漏れがないように注意する
すごく当たり前の事のように思うかもしれませんが、間違い・記入漏れがWEBエントリーシートの場合に多いんです。
記入しないまま送信してしまった、変換が間違えていた…など、確認ミスが目立ちます。必ず何度も確認してから送信するようにしましょう。
締め切りに余裕を持って送信する
締め切り直前は、混雑してスムーズに送信できないこともあります。
郵送と違って、届くまでの時間を考慮しなくて良いのがWEBの良い点でもあるのですが、実は締め切りギリギリに送る人がすごく多いのも事実です。早めに送るようにしましょう。
また、締め切りギリギリに届くのと、時間に余裕を持って届くのとでは、採用担当者のイメージはどちらが良いのかを考えると、やはり早めが良いということがわかると思います。
「 」や■などのカッコ・記号を使う
手書きと違って、WEBエントリーシートは単調になりやすいです。■を使って箇条書きにしたり、「」を使って強調するのも良いでしょう。
しかし、太字や強調線については、企業によって受ける印象が異なるようです。特に、大手の企業では受け入れてくれない場合もあります。
手書きエントリーシート 5つの作成ポイント
用紙をコピーして練習する
手書きの場合、枠内にキレイに納まるように字の大きさなどで調整する必要があります。
そのため、用紙をコピーして一度練習してみると良いです。練習用はそんなに丁寧に書く必要はないので、文字の大きさと文章量のバランスを確認するつもりで作成すると良いでしょう。
文字を小さくすれば、文字数が増えても枠内に納めることはできますが、小さすぎてしまうと読みにくくなってしまいますし、企業がコピーをとった時に見にくくなってしまいます。
見やすい字の大きさを意識しながら、1度は練習するようにしましょう。
修正ペン・修正テープは使わない
履歴書も同様ですが、修正ペンや修正テープを使うのは良くありません。
市販の履歴書は何枚でも書くことができますが、エントリーシートが1枚しかない場合は書き直すことはできませんよね…。
鉛筆で下書きし、なぞってから下書きをきれいに消せば間違えるということはないでしょう。
筆圧の強い人は、跡が残らないように薄く書くようにすることも大切です。
封筒には「エントリーシート在中」と記載
封筒の左下に「エントリーシート在中」と赤字で記入します。このように封筒に記入するように指定がある場合とない場合がありますが、指定がない場合にも記入しておいた方が良いでしょう。
封筒はESが折らずに入るサイズの白い封筒で。
特に封筒サイズの指定がない場合には、エントリーシートが折らずに入るサイズの封筒で郵送しましょう。
封筒には茶色のものと白色のものがありますが、履歴書や応募書類などの正式な書類は、茶色の封筒ではなく、白色の封筒が適しています。
郵送前にコピーをとっておく
面接まで進むと、エントリーシートを元に質問されます。自分がどんなことを書いたのかを把握しておく必要があるでしょう。
郵送前にコピーして保管し、面接の前に目を通すことが大切です。