オーダースーツの中でもパターンオーダーは最も手軽!
オーダーメイドと言えば、採寸して型紙を作って…というイメージが強いかもしれません。しかし、最近は既存の型紙や既存のデザインをもとに作るイージーオーダーやパターンオーダーなどが人気となっています。
もちろん、一からその人のために作る「フルオーダー」の方が、その人によりフィットしたスーツを作ることができるかもしれません。しかし、イージーオーダーやパターンオーダーは既存の型紙をもとに作りますから、手作業ではなく工場で作ることができ、オーダーメイドでありながら値段を安くすることができるんです。
特に、パターンオーダーはその人に合わせた調整というより、既存のデザインを自分好みに組み合わせて作りますから、既製品に近く、オーダースーツの中で最も手軽です。
そのため、サイズの細かな調整はできない場合がありますが、安価でありながら、自分の好みのデザインに作りあげることが可能なのです
パターンオーダーの流れ
パターンオーダーは、次のような流れで注文を行っていく場合が多いです。
1. 生地選び
通販で注文する場合、最も気を付けるべきは生地選びとも言えます。生地の特徴や色、発色などを考慮して選ぶ必要があるからです。
実際に見ることができませんから、説明をしっかり読み、見た目の色合いだけで判断しないようにすることが大切だと言えるでしょう。
2. サイズを選ぶ
スーツのサイズ選びは、主に身長とウエストサイズで選びます。「Y5」「A5」など、既製品のスーツを購入する際にはサイズをチェックすると思いますが、そのサイズと同様です。
サイズ選びが心配な場合は、その通販ショップのサイズ表などで確認してから選ぶと良いでしょう。
3. ボタンを選ぶ
スーツのボタンの種類は、既製品の場合、あまり気にしない人もいるかもしれません。
しかし、実はボタンの違いでスーツの印象は大きく違ってくるんです。オーダーする場合には、ボタンの種類や色を選ぶことができます。目についていないようで、実は目に付きやすい部分とも言えますから、しっかり選ぶ必要があるでしょう。
4. デザインを選ぶ
スーツのデザインは似ているようでさまざま。二つボタンや三つボタン、シングル・ダブルだけではありません。ポケットや襟のデザインなど、違いはなさそうに思えるかもしれませんが、大きく印象は違ってきます。自分にぴったりのデザインを選ぶ必要があるでしょう。
5. 股下・袖丈を選ぶ
お店で選ぶ場合には、お店の人が計ってくれて、ぴったりのものを教えてくれますが、通販の場合は自分で選ぶ必要があります。
股下・袖丈を正しく採寸する必要があるでしょう。現在使用しているスーツを参考にするのも良いでしょう。
6. 裏地を選ぶ
裏地は見えない部分ではありますが、特にジャケットの裏地は目に触れる機会は少なくありません。
何種類かの中から選択できる場合が多いです。
通販での購入が心配な場合は…
通販では、実際に試着することができませんから、不安を覚える人も少なくありません。一度店舗でパターンオーダーで購入してみるのも良いでしょう。
一度ぴったりのものを作れば、次回からそのサイズを参考にオーダーすることも可能です。
近年多くのお店でパターンオーダーを行っていますから、足を運んでみるのも良いでしょう。