【一人暮らしの心に効く】観葉植物のちから|トピックスファロー

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2012年6月29日
【一人暮らしの心に効く】観葉植物のちから

観葉植物はインテリアのひとつとしても欠かせないものですね。一人暮らしのお部屋の片隅にあるだけで柔らかく穏やかな雰囲気を演出してくれます。お手入れも比較的簡単にできる南国気分も味わえそうな観葉植物を紹介します。

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ほっとする、元気をくれる観葉植物

お部屋に緑があるとホッと心が和むものですね。
一人暮らしの少し物足りないお部屋に緑を招いてリラックス空間を作りませんか? 

仕事から疲れて帰ってきたときは落ち着いた照明に照らされる緑が安らぎを与えてくれ、休日の清々しい朝は日差しを浴びて喜んでいる緑に元気をもらえます。

今回は明るいキレイな色のお花を咲かせるものや葉の形が特徴的でインテリアのアクセントになるお洒落な南国風の観葉植物を5つ選んで紹介します。

アンスリューム

アンスリューム

お部屋に1本あるだけでもエレガントな雰囲気を醸し出してくれるアンスリューム。 光沢のあるハート型の可愛い花がなんだか幸せを運んでくれそうな気がしますね。 切花を何本かを花瓶で飾るのも素敵ですがアンスリュームは立派な観葉植物です。鉢植えで長く楽しむこともおススメします。

日当たり

  • 直射日光は避けカーテン越しに優しい光が当たる場所へ
  • 生育期である4~10月は半日陰に置いて他の季節は室内の明るい場所へ

湿度

  • 10℃以下になると葉が落ちてしまいますので最低10℃以上が必要です
  • 冬も花を咲かせたい場合は室内温度を17度以上に保ちましょう

水やり

  • 生育期の4~10月は土の表面が乾きかけたら水をたっぷり与えます
  • 常に土が湿った状態では根腐れをおこしてしまいますので注意して下さい
  • 冬は水やりの回数を減らします

ポイント

  • 空気中の湿度を好むので、葉や茎には通年を通して霧吹きなどで水をどきどき与える
  • 冬は室温を暖かく10℃以上に保つ
  • 強い乾燥に注意する

ハイビスカス

ハイビスカス

まさに南国の雰囲気がたっぷりと漂うハイビスカス。 ピンクやオレンジ、黄色といった鮮やかな色がパワーを与えてくれます。 挿し木で増やすことも出来るので長く楽しむことができますよ。

日当たり

  • 真夏以外は直射日光をたっぷり当てましょう

温度

  • 30℃以上の高温が続いてしまうと花が咲きにくくなり株も弱ってしまいます。この場合は風通しのよい涼しい場所へ
  • 冬は室温を10℃以上に保ちましょう

水やり

  • 一年を通して土の表面が乾いたら水をたっぷり与えます また、開花期間中に水が不足すると蕾がひらく前に落ちるので注意が必要です

ポイント

  • 水は一年を通してたっぷりと与える
  • 花がらはこまめに取り除いてカビを防止する
  • 冬は室温を暖かく10℃以上に保つ

カポック

カポック

濃い緑色の葉が何枚も重なりお部屋の一角を小さな豊かな森のような演出してくれます。 挿し木で簡単に増やすことができるのでお部屋のあちこちにオアシスを作ってみてはいかがですか? 寒さにも乾燥にも強い観葉植物です。

日当たり

  • 順応性が高いので日陰でも十分育ちますが日光に当てたほうが緑の色も濃くなり艶もでます

温度

  • 気温0度でも枯れることはありませんが霜には弱いので冬は室内で3~5℃を保つようにしましょう

水やり

  • 冬以外の生育期には土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます
  • 冬は育たないので乾いてから数日置いてから水を与えます

ポイント

  • 冬は土を乾かし気味にして春から秋はたっぷり水を与える
  • 風通しのよい場所へ置きハダニの発生を防ぐ

モンステラ

モンステラ

ハワイアングッズなどの模様にも頻繁に使われるほど葉の形に特徴のあるモンステラ。 80cm.まで大きくなる葉を持つモンステラ デリキオサが代表的な品種です。 他にもヒメモンステラなど割りとコンパクトに成長する品種もあるのでお部屋のサイズに合わせて選んではいかがでしょうか。  ハイビスカスと一緒に置いたらハワイ気分に浸れそうですね。

日当たり

直射日光には当てずカーテン越しの優しい光のなかで育てます

温度

  • 暑さには強いのですが寒さに弱いので冬は室温を5℃程度に保ちましょう

水やり

  • 春と秋は手で触って土の表面に湿り気がない場合に水を与えます
  • 夏は土が乾いたら水を与えます。基本的に毎日、水やりをします
  • 冬は育たないので乾いてから数日置いてから水を与えます

ポイント

  • 直射日光は当てない
  • 冬の室温は最低5℃を保つ

パキラ

パキラ

とても生命力の強いパキラは幹のどの部分で切り落としても次々と新芽を息吹かせます。 もし、葉がすべて落ちて枯れているように見えていても幹を切って緑色の断面が出てきたらまだ生きています。頼もしい存在ですね。また、編みこんだ幹の状態にするのは若木から育てる必要がありますのですでに編みこんで販売されているものを購入することをオススメします。

日当たり

  • ある程度の日陰でも大丈夫ですが日当たりの良い場所の方がバランスよく育ちます
  • 生育期の5~9月は特にしっかりと日に当てましょう

温度

  • 寒さには弱いので冬は5~7℃に室温を保ちましょう

水やり

  • 生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます
  • 日光が十分に当たる場所に置いている場合は多少、多めに水をやり過ぎても大丈夫です
  • ただし、日陰に置いている場合、水は一年を通して乾燥気味にします

ポイント

  • 日当たりの良い場所がよく育つ
  • 冬の室温は5~7℃を保つ

花が咲き新芽がでてくる楽しみがある生活

今回、紹介した観葉植物はすべて比較的、育てやすい緑たちです。
一人暮らしの日々をそっと癒してくれる植物たちに自分がご飯を食べて水を飲むように日光浴するように愛情を注いであげて下さいね。

植物を育てていると小っちゃな新芽が顔を出していた時やその芽がだんだん大きく成長していく姿を観ることも楽しみのひとつになります。
そんな姿を観るとますます緑たちに愛情が湧いてきますよ。

朝起きて窓辺を見たらハイビスカスやアンスリュームがぽっと一輪咲いていた・・・ きっと、そんな潤いをあなたの生活に届けてくれるはずです。

著者:加賀原まこ

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