自炊は節約の第一歩!
自炊すれば食費を節約できそうなものですが、一人暮らしでは材料を無駄にしてしまったり、残ったお料理をダメにしてしまったり… 自炊の方がお金がかかるのでは??と思ってしまうこともあると思います。
しかし、冷凍保存を上手く使えば、驚くほど簡単にできたりするものです。
ぜひ、試してみましょう
冷蔵保存よりも美味しい!ごはんの冷凍保存法
ご飯は炊きあがってすぐに冷凍するのがポイント!しばらく保温になっていたご飯を冷凍するのでは、味は落ちてしまっています。
1食分のごはんを(茶碗で確認すると良いです)、ラップにくるんで冷凍します。この時に、ご飯を平たくするのがポイント。冷凍・解凍がスピーディーになるんです。
ラップに包んだご飯を、ジッパーのついた保存袋に入れて冷凍します。
もちろん、炊きたてのアツアツのまま冷凍庫に入れてしまうと、電気代の無駄にもなりますし、冷凍庫内の他の食品を傷める原因にもなってしまうので、ご飯が冷めてから冷凍庫に入れましょう。
ご飯の美味しい解凍方法
冷凍ご飯をラップを外して茶碗やお皿に移し、ふんわりとラップをかけて電子レンジで加熱します。
カビる心配なし!食パンの冷凍保存法
食パンが入っていた袋のまま冷凍したら美味しくなかった…という声をよく聞きます。
食パンは、一枚ずつラップに包んで冷凍すれば解凍後も美味しく食べられるのです。ラップした食パンを保存袋に入れて冷凍庫に入れましょう。
食パンの美味しい解凍方法
冷凍した食パンは、ラップを外して凍ったままトースターなどで焼けば美味しく食べられます。
しかし、4枚切りなどの厚めの食パンの場合は、焼き目がついても中が凍ったままの場合もあるので、少しレンジで解凍してから焼くと良いです。
作りすぎてしまう料理の定番!カレーの冷凍保存
カレーにジャガイモが入っている場合は、ジャガイモをつぶしてから冷凍しましょう。冷凍前にホクホクだったジャガイモも、冷凍すると水分が抜けて食感が悪くなってしまうんです。(冷めないうちにつぶした方がつぶしやすいです。)
カレーは冷凍保存容器やジッパーのついた保存袋を使って冷凍できますが、冷凍保存容器は空気が入りやすく長持ちしないので、保存袋の方がおススメです。また、保存容器にカレーの色やにおいがついてしまいます。
カレーの荒熱をとって保存用袋に移します。空気がなるべく入らないように封をして、平らになるように冷凍しましょう。
カレーの美味しい解凍方法
自然解凍してから別な容器にうつしてレンジで加熱すると良いです。
気温が高い季節は、常温での解凍はカレーが悪くなってしまうこともあるので、冷蔵庫で解凍すると良いでしょう。
保存袋はレンジで加熱できないので、そのままレンジで温めてはいけません。
せっかく作ったんだからまた食べたい!ハンバーグの冷凍法
ハンバーグは焼いてからでも、焼く前の生の状態でも冷凍できます。何度も調理するのが面倒な人は、一度に焼いて、食べきらないものは冷凍すると良いでしょう。
生の状態で冷凍する場合は、焼く前の丸く形成した状態でラップに包み、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍します。
また、焼いた状態のものは、荒熱をとってからラップで包み、保存袋に入れて冷凍します。
ハンバーグの美味しい解凍方法
焼いてから冷凍したハンバーグは、ラップを外して皿に移し、電子レンジで加熱します。
また、生の状態で冷凍したものは、自然解凍してから調理します。自然解凍する際は、常温では悪くなってしまう可能性があるので、冷蔵庫に移して解凍すると良いでしょう。
せっかく作った揚げ物も保存可能!揚げ物の冷凍保存
トンカツや唐揚げ、コロッケなどの揚げ物は、調理したものを荒熱をとってから保存袋に入れて冷凍します。
コロッケやトンカツ、エビフライならば、パン粉をつけた揚げる前の状態でも冷凍保存できます。この場合も、保存袋に入れて冷凍しましょう。
保存袋の中の空気をなるべく抜くようにするのがポイントです。
揚げ物の美味しい解凍方法
調理済みの揚げ物は、自然解凍してからオーブンやグリルで加熱すると美味しくいただけます。
電子レンジを使用する場合は、ラップをせずに加熱しましょう。
買いだめも可能に!お肉の冷凍方法
お肉はクッキングペーパーなどでおさえるようにして水気をとり、厚切りの肉は一枚ずつラップで包み、薄切り肉は一枚ずつ重ならないようにラッブに並べ、保存袋に入れて冷凍します。1度に使う量で小分けすれば良いでしょう。
また、ラップに包む時は、なるべく空気が入らないようにしましょう。
ひき肉は傷みやすいので生の状態で冷凍するよりも、加熱してから冷凍することをおススメします。
そぼろやハンバーグにしてから冷凍すると良いでしょう。どうしても生の状態で冷凍する場合は、ラップに平たくなるようにして包み、バットやアルミホイルなどを下にして急速に冷凍します。十分に凍ってから保存袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。
肉の美味しい解凍方法
肉は凍ったまま調理することができますが、厚切りのものやカットする必要があるものは、冷蔵庫で自然解凍しましょう。
魚は鮮度が重要!悪くならないうちに上手に冷凍しよう!
切り身の魚は、クッキングペーパーなどで水気をとり、一切れずつラップに包んで保存袋に入れて冷凍します。
また、処理していない魚は、はらわたを取り除き、キレイに洗ってクッキングペーパーで水気をとります。ラップで包んで保存袋に入れて冷凍しましょう。
余分な水分は生臭くなる原因となるため、しっかり取り除くことが大切です。
魚の美味しい解凍方法
魚は冷蔵庫で自然解凍して、調理しましょう。自然解凍する際は、常温の場合は魚が傷む可能性があるため、冷蔵庫で解凍すると良いでしょう。
冷凍すれば野菜不足も解消!キャベツ・白菜の冷凍保存
細切りなど、使いやすい大きさにカットし、固めにゆでます。水気を切り、荒熱がとれたらラップに包んで冷凍します。
キャベツや白菜は味が落ちないように急激に冷凍する必要があります。アルミホイルやバットにのせて冷凍し、凍ったら保存袋に入れて冷凍庫で保存すると良いでしょう。
また、1回に使う量で小分けしておくと便利です。
キャベツ・白菜の美味しい解凍方法
キャベツ・白菜は、凍ったままの状態で調理できます。
簡単!きのこの冷凍保存
- しいたけ … 石づきをとり、カットせずに保存袋に入れて冷凍します。
- しめじ … 根元の部分を切り、ほぐして保存袋に入れて冷凍します。
- まいたけ … 小さめにちぎって保存袋に入れて冷凍します。
きのこは洗ってから冷凍するの?調理前に洗うの?という人も多いと思います。
実はきのこは洗わず使えますし、洗わないほうが美味しく食べられます。洗ってしまうと、食感が変わったり、風味が逃げてしまうのです。
きのこの美味しい解凍方法
しめじ・まいたけ・しいたけは、そのまま(凍ったまま)調理します。しいたけをカットして使いたい場合は、自然解凍したからカットして調理しましょう。
ほうれん草や小松菜などの青菜の冷凍保存方法
ほうれん草などの青菜は軽く茹で、水気を切り、適当な大きさにカットしてからラップに包みます。小分けする際は、1回に使う分ごとに小分けすると便利です。
ラップで包んだものを、アルミホイルやバットにのせて冷凍し、凍ったら保存バッグに入れましょう。
青菜の美味しい解凍方法
おひたしや和え物にする場合は、自然解凍してから調理します。加熱調理に使用する場合は、凍ったまま調理します。