自家発電の導入でこんなに節電が捗る|トピックスファロー

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2012年10月3日
自家発電の導入でこんなに節電が捗る

電気代の値上げや電力不足が問題になる昨今、太陽光発電などの自家発電が脚光を浴びています。太陽光発電や風力発電、水力発電、人力発電など発電方法はさまざまです。節電手段として、非常時のエネルギー源として注目される自家発電を紹介していきます。

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自家発電を導入して節電に繋げるには?

節電とはただ単に「電気を使わない」ということではなく、「電気会社を経て発電所から送られてくる電気を節約する」ということであるといえます。
つまり、電気を自給自足さえできればそれだけで節電になるはずなのです。
自分で電気を自給自足する、自家発電はどのように行われているのでしょうか。

個人でも出来る自家発電方法

多くの企業や病院などが導入している自家発電方法は、ガソリンやガスなどの燃料を燃やして発電するという本格的なタービン式発電ですが、さすがにタービン式発電を個人や家庭単位に導入するわけにはいきません。

太陽光発電

もっともポピュラーな自家発電方法が、太陽光発電です。光を浴びることで発電する太陽電池パネルを使って行う発電方法で、燃料などを必要としないという利点があります。しかし、太陽が出ていない夜は発電出来ないのが弱点です。また、パネルの表面が汚れていると発電効率が下がるという弱点もあります。

風力発電

さまざま形で存在する運動エネルギーを電力に変換するのが発電の基本といえます。風の力を電力に変換する風力発電は、太陽光発電に並ぶクリーンな発電方法として注目されています。
しかし、羽根の設計が発電効率や風車を動かすための風の強さを決定すること、海沿いなどの風の強い場所でないと実用出来ないという欠点があります。

水力発電

水が流れる力を使って発電する水力発電は、昼夜を問わず安定した発電が出来る上に水の流れさえあればその強さに関わらず発電が可能という利点を持っています。しかし、台風などで増水してしまうと設備が壊れる恐れがあること、水の流れがない場所には設置できないという欠点があります。

発動式発電機

発動式発電機はエンジンを動かすことで発電を行う発電機です。ガソリンや軽油などが燃料として必要になるため、燃料代が掛かってしまいますがどこでも場所を問わず電力供給が出来るというメリットを持っています。しかし、エンジンを動かしているため騒音や排気などの問題があるのがデメリットです。

人力発電機

人力発電機は人の運動を電気に変換する発電方法です。一般的には自転車のようにペダルを回す力を変換するタイプの発電機が多く見受けられます。発電機を動かす人がいればいくらでも発電できるのがメリットですが、発電効率はあまり良くないのが欠点です。

自家発電には二つある。オングリッドとオフグリッド

自家発電設備を自宅に導入した場合、発電設備から供給される電気の扱いは二つあります。
一つは電力会社からの電気と混合し自宅のコンセントから電気を使うオングリッド、もう一つバッテリーに繋いだコンバーターに電化製品を繋いで使うオフグリッドです。
オングリッド式は高額の費用が掛かるものの、余った電気を電力会社に売電できるというメリットがあります。一方オフグリッドは売電できないものの、導入費用がオングリッド式よりも安くできます

オングリッドとオフグリッドのどちらがいいのか、ということになるとどちらも一長一短になってきます。売電で設備投資の元を取りたいと考えているのならオングリッド、いろいろ実験してみたいという人にはオフグリッドを勧めるべきでしょう。

自家発電があるとこんなに節電が捗る

自家発電設備がない家庭での節電は、電気を使うことを我慢しなければならないため照明の明るさを減らしたり、テレビが見られなくなったり、パソコンを動かせる時間が短くなったりと、いろいろ我慢しなければならないことが増えてしまいます。

一方、自家発電設備を導入した家庭では自家発電した電気の分だけ電力会社の電気を使わなくなるので、節電を意識した生活をしなくても自家発電分の電力が丸々「節電した電力量」になるのです。この状態で節電を意識した生活を始めれば節電の効果はさらにアップします。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。