冷え性を放置していませんか?
時には、足が冷えた鉄板のような冷たさにも感じてしまう、辛い冷え性。
女性に多い冷え性はホルモン分泌の乱れが原因で起こることが多いのだそうです。
冷え性に伴う慢性的な血行障害は、腰痛・肩こり・肌荒れ・便秘・むくみなどの原因ともなります。
また血流が著しく悪い冷えはダイエットの妨げにもなっているだけではなく、不妊症の原因とも言われています。
つらい冷えを即解消!手軽にできる冷え性対策
ベッドに入っても足がなかなか温まらず寝付けない…。
安眠には【頭寒足熱】が基本。キンキンに冷えた足を温めてあげましょう。
足湯
血行改善に効果的で、冷え性の方にはぜひおすすめしたい方法が足湯です。
足の疲れを取り、リラックス効果もあるのでストレスなどで乱れた自律神経のバランスを整える作用もあります。
なにより手軽さが魅力なのでお休み前の習慣に取り入れると、根本的な冷え性体質の改善に役立ちます!
足湯ポイント
フットバスはお湯の量が少なく、冷えた足はお湯の温度をすぐに下げてしまうため、温度調節ができるフットバスがおすすめです。
普通のフットバスや洗面器でもOK。
その場合はバスルームならお湯の温度が下がったときに温かいお湯を足せるので便利です。
アロマをプラスして【足だけアロマ浴】も気持ちがよさそうですね!
足マッサージ
足をマッサージすることで血流を促進し、またこわばった筋肉をほぐし足の疲れの解消にもなります。
お部屋でテレビや雑誌を見ながらでもできるので、のんびりとしたリラックスタイムになりそうですね。
足マッサージはマッサージオイルやクリームを使って行うとマッサージしやすく保湿効果もあります。
足マッサージポイント
足の指先を丹念にマッサージして血行を促進しましょう。
血行を促進する足のつぼ
- 【太谿(たいけい)】足首の内側のくるぶしとアキレス腱の間のくぼみ
- 【湧泉(ゆうせん)】足の裏の人の字状の筋の真ん中のくぼみ
- 【三陰交】内側のくるぶしから手の指幅4本文の脛のきわにあるつぼ。女性の健康維持に大切なツボなのだそう。
靴下を履く
足が冷たいのなら靴下を履きましょう!
冷え性さんは体を温めるのが基本ですが、お部屋にいるときはもちろん、ブーツの中もくつした!
ポップで楽しい柄も多く、キャラクターものも豊富ですが、外出時には履くものは靴を脱いだ時に恥ずかしくない靴下の柄を選ぶのが無難。
くつしたポイント
普段出社時はパンプスでも、オフィスでは靴下を履いてちょっとゆったりとしたサンダルに履き替えると血行不良や足の臭い・健康対策にもなります。
また冬場や夏場のエアコン対策にレッグウォーマーもおすすめです。
VS冷え性 血行改善ストレッチ
筋肉や関節をほぐし血行を促進する効果のあるストレッチ。
運動が苦手な人でもストレッチなら毎日継続しても負担にはならないのではないでしょうか?
- 足の指先をほぐし、土踏まずをぐいぐいと押すようにほぐし、足首をまわします。
- 脚を開き、腰と足の筋肉を伸ばすストレッチで下半身の血行を促進します。
- 腕の付け根から肩をぐるぐると回し肩甲骨を中心に背中の筋肉をほぐします。肩こり予防にも◎
ストレッチポイント
お風呂上りは体が温まっているため、ストレッチがしやすく、効果的なタイミングでもあります。
ウォーキング
運動不足は冷えを招きます。
体を温める効果の高い運動ですが、適度な筋肉を作ることで冷え性の予防にもなります。
運動不足の人はウォーキングを取り入れて体質を改善していきましょう!
ウォーキングポイント
有酸素運動でもあるウォーキング時間の目安は30分。
ウォーキングの種類もいろいろありますがお散歩よりではなく、きちんとした運動になるパワーウォーキングなどを取り入れるとよいでしょう。
パワーウォーキング
- 背筋を伸ばし歩幅は大きく&腕も大きく振る。
- 呼吸の仕方は『吸う』『吸う』『吐く』『吐く』をテンポよく。
- ウォーキング前後のストレッチは欠かさずに!
体を温める食べ物
食べ物にも体を温める作用のものがあります。
ショウガやネギがそうですね。根菜類も体を温める食べ物です。
冷えが気になる季節には根菜類をたっぷり使った煮物やスープに薬味をプラスした食事で体の内側からホカホカしましょう。
血流を良くするビタミンEを効果的に取り入れるビタミン剤や、漢方薬は冷え性の改善には効果的ですが、ホルモンの分泌を乱し、冷え性を引き起こしているおおもとの原因は生活習慣の中に潜んでいる場合が多く、根本的な冷え性体質の改善には食事内容や生活習慣の見直しが必要不可欠となります。