インテリア業界で活躍するなら、インテリアコーディネーターが◎
『取りたい資格ランキング』などの中でも、常に一定の人気をキープしている資格の一つが、インテリアコーディネーターです。こんなふうに暮らしたい!…そんなお客様の夢を叶える“住まいのスペシャリスト”と言われていますね。
家具関連・インテリア業界で働きたい人には、お勧めの資格!インテリアコーディネーターの仕事は自分のアイディアや生活感覚といったものを存分に発揮できるため、女性にも人気の高い資格になっています。
また、リフォームする人が増えていることから最近、インテリアコーディネーターの正社員求人が増加傾向にある中で、インテリア業界以外にも、不動産やデザイン業界、設計事務所などの分野も目立っています。職種も現場監督や営業、住宅展示場での接客など、多方面で活躍できます。
インテリアコーディネーターはどんな仕事をするの?
快適な住空間を作り出すのが、インテリアコーディネーターの役割。インテリアや住宅などに関する幅広い専門的な知識で、インテリア商品(家具・カーテン・照明など)をトータルプロデュースします。ここで、インテリアコーディネーターの仕事の流れを見ていきましょう!
コンサルティング(ヒアリング)
住まいにかんする希望や予算、ライフスタイル、家族構成などを聞きます。そして、お客様のニーズを把握した上で、専門家の立場からアドバイスをしていきます。
プランニング
コンサルティングした内容に基づき、お客様の要望に沿ってイメージプランを固めます。全体の雰囲気やレイアウト、壁・床・天井、照明、家具などのカラーや素材などを決めます。
商品セレクト
内装材や設備機器、照明器具、家具・カーテンなど、最終的なイメージプランに沿って商品を選んでいきます。
プレゼンテーション
図面やカタログ、立体モデルなどの資料を用いて、イメージを分かりやすくビジュアル化。それをお客様に提案します。
その他の作業
プレゼンテーション後は見積もり・契約→商品の発注・納品→アフターフォローと続きます。商品や素材の発注についてはショップやメーカーに発注しますが、ショールームなどで実物を確認してから購入する場合もあります。
インテリアコーディネーターの資格を取ろう!
幅広い業界・職種で役立ち、高い評価が得られるインテリアコーディネーターの資格を取って、就職・転職を有利にしようと考える人は多いはず。特に実務経験のない人にとって、“資格を持っていること”はとても強い味方になりますからね。また、結婚・出産後の再就職時にも◎。
最近では取った資格を自宅のリフォームや新築する時に生かしたいという人も少なくありません。ビジネスだけでなく、プライベートでも使える…取っておいて損はしない資格ですよ!
資格試験の概要
- 毎年多少の変動はあるものの、1次試験の合格基準は総得点の70~75%とされています。
- 受験手数料は、14,000円(1次試験+2次試験)になります。
- 1次試験はマークシート方式の筆記試験なので、解答しやすいです。
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1次試験 |
2次試験 |
受験時期 |
10月第2日曜日 |
12月第2日曜日 |
受験資格 |
受験制限なし |
1次試験に合格している者 |
試験内容 |
※・インテリア商品と販売の基礎知識 |
・論文・プレゼンテーション試験(図面) |
※インテリアコーディネーターの一次試験は「インテリア商品と販売の基礎知識」と「インテリア計画と技術の基礎知識」の2科目で試験を実施していますが、2014年年秋に実施する一次試験からは、これら科目を統合し「学科」試験1科目として実施する予定です。
詳しくは、インテリア産業協会のホームページを参照してください。