悩む、お土産選び
私は一時期、ソウルにはまって年に2回行ったことがあります。現地に住む日本人のの友達もずいぶんと増えました。
普段はフェイスブックでやり取りしていますが、実際に会いに行くこともあります。
そんな時、頭を悩ますのが「お土産」です。
毎回「次は何を持っていこうかな」と考えています。
考えるのは楽しみでもあるのですが、苦痛でもあるこの時間。それでも、回数をこなしていれば、「こういうものを持っていけば喜んでもらえるな」という勘所がわかってきました。
そこで、そんな経験を元に、「これは喜んでもらえるよ!」という品物を、いろいろとあげていきたいと思います。
おすすめの食のお土産
さて、お土産の定番として最初に来るのが「食べ物」です。
オーストラリアなど、国によっては、外国からの食べ物の持ち込みを禁止しているところもあるので注意しなければいけませんが、お菓子なら比較的持っていきやすいです。
そこで、オススメをあげてみました。
ご当地キットカット
ネスレから出ているチョコレート菓子の「キットカット」。
あまりに有名なので皆さんご存知ですよね。
このお菓子、日本全国でいろいろな味が出ていることはご存知でしたか?
一番インパクトが強かったのが「わさび味」でした。韓国に行く前に静岡方面に行く用事があったので買ってみたのですが、かなりインパクトのある味だったようで、喜んでもらうことができました。ご当地キットカットは空港でも売っている(少なくとも成田と羽田にはあった)ので、お土産を忘れたときに便利です。
自分の家の近所の名産のお菓子
よく、「手土産は相手の家の近くでは買ってはいけない」というマナーがある、ということがあると思います。これは「手土産は自分の家の近くで準備していけ」という意味にも取れます。
そこで、もし自分の家の近所で「銘菓」と呼ばれるものがあれば、ぜひそれを持っていって欲しいのです。日持ちがするものであれば、スーツケースに入れていくことも十分に可能でしょう。私は、家の近所の銘菓に日持ちのするフルーツゼリーがあるので、いつもそれを持っていってます。スーツケースに入れても軽いし、形崩れは起こさないし、しかも喜んでもらえるし、といいこと尽くめです。
真空パックに入ったしょうゆ
最近、口を開けても品質が保たれるタイプのしょうゆが一般的になってきました。
日本食を食べる家なら、これを持っていかない手はありません。日本のしょうゆは海外でも買えるところが多くなってきましたが、まだまだ高いです。
そこで、日本からしょうゆを持っていけば、喜んでもらえること間違いなしです。
飛行機では、液体物になるのでスーツケースに入れることを忘れないようにしましょう。手荷物だったら間違いなく没収されてしまいます。
鰹節
日本食シリーズ第二弾です。
日本食の食材を売っている場所がある都市なら、鰹節自体は手に入ることが多いです。しかし、スーパーで売っている鰹節の域を出ません。
そこでオススメしたいのが、鰹節専門店の鰹節を持っていくこと。鰹節だから基本的に軽いし、持ち運びも便利です。なるべくなら、しょうゆとセットで持っていって、現地で鰹節ご飯を楽しんでもらうといいでしょう。海外で食べる日本の味は格別なはずです。
カップラーメン
私の友人で、インドに駐在している友達がいるのですが、その友達が時折フェイスブックに「日本のカップラーメンが食べたい」と投稿していることがあります。
「・・・大変だなあ」と思いながら見ているのですが、これって、誰もが思うことかもしれません。日本にいるときは積極的に食べたいと思わないものでも、海外にいると食べたくなる、ということもあると思います。きっと、そういう意味でカップラーメンは喜ばれるでしょう。
食べ物以外のお土産
・日本語の本
大都市だと、日本の書店が進出していたり、日本語の本が買えるコーナーのある書店があったり、と日本語の本は手に入る状況にあります。しかし、割高だし種類も少ないです。
もし、相手の本の趣味がわかっているのなら、何冊か見繕って持っていってあげるといいかもしれません。最近は電子書籍をタブレット端末で読むことができるので、そういった人には必要ないかもしれませんが、タブレットを持っていない人には最適なお土産になるでしょう。
・日本の薬
世界的に見ても、日本の薬の質はとてもいいです。
ソウルに住んでいる友人が「こっちの薬はなんだか強くて、日本に帰ったときに風邪薬とかを買い込んでいる」と言っていました。やはり、日本人には日本の薬が一番合うようです。
そこで、胃腸薬や風邪薬など、「これぐらいは常備薬としておきたい」というものを持っていってあげるのも気が利いたお土産かもしれません。
・日本のキャラクターグッズ
小さいお子さんがいる家庭だったら、かわいいキャラクターグッズは間違いなく喜ばれるお土産の一つです。
特に、女の子のお子さんがいる場合、キティちゃんグッズは喜ばれます。ご当地キティも空港で売っているので、買い忘れた人でも安心です。
日本のキャラクターグッズは基本的に日本で買うのが一番種類が多いし安いです。
それを考えると、日本でゆっくり調達していくのをオススメします。
喜ぶ顔を想像しながらプレゼントを選びましょう
最近、海外の大都市では日本の製品が比較的手に入るようになってきています。
しかし、そうでない場合も往々にしてあるわけで、そのような場所に住んでいる人にとっては、いかにして「日本のもの」を手に入れるかが切実な問題になっています。
「遠く離れているけど、いつも応援しているからね」という気持ちを伝えることを忘れずに、喜ぶ顔を想像しながらプレゼントを選んであげましょう。