免疫力がup!積極的に摂りたい食材
健康を保つために、正しい食生活は欠かせません。ここでは、免疫力に働きかけてくれる食材をご紹介します。大 根
免疫力を強くするには、細胞の老化を予防することが大切です。 おすすめ食材は「大根」です。大根に含まれている辛み成分であるイソシアシアネイトに抗酸化の作用があります。皮と身の間にもっともイソシアシアネイトが多く含まれているので、皮ごと食べるようにしましょう。
最近「腸内環境」という言葉をよく聞きます。免疫力を強化するためにもビフィズス菌を増やし、腸内環境を整えることが重要です。ヨーグルトを取るごとに消化吸収が良くなり、また基礎体力をさらに高めることができます。
小松菜小松菜は強力な抗酸化食品です。緑色の成分であるクロロフィルとビタミンA・C・Eを含みます。さらに免疫力を高めるためには、良質のたんぱく質を含む、卵や鶏肉などを加えるのがおすすめ。油を使うことで、ビタミンA(カロチン)の吸収もよくなります。
りんごりんごには坑酸化成分が含まれています。それが「りんごポリフェノール」この、りんごポリフェノールという成分は、免疫細胞を活性化させ、飛躍的に細菌やウイルスに対する抵抗力を上昇させてくれます。
適度な運動を心がける
免疫力をさらに強化するには、適度な運動をおこなうことが大切です。その理由は、ウイルスが体内に侵入してきたとき戦ってくれる免疫細胞(特にNK細胞)が、身体を動かすことによってより活発に働くようになるからです。ウォーキングやジョギングなど軽めの有酸素運動が免疫力をさらにUPしてくれます。 ただし激しい運動はNG!早稲田大学スポーツ科学学術院の鈴木克彦准教授は「過酷な運動で損傷した筋肉を修復するために、免疫細胞が働きます。これにより炎症が起こるのです。身体はなるべく炎症を抑えるために免疫反応を制御します。こうして感染症に弱い状態が生じるのです」と説明しています。参考: http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20120727/130901/?rt=nocnt
「質の良い睡眠を摂ろう」
年齢に関係なく、睡眠不足は免疫力の低下を招くと米睡眠学会が発表しています。参考: http://irorio.jp/sousuke/20120710/17323/
睡眠時間が8時間の若者と、睡眠時間が6時間以内の若者の白血球を比べてみたところ、睡眠時間が6時間以内の睡眠が不足している若者の白血球には、免疫システムが危機的な状況になると分泌される「顆粒球」が含まれていたといいます。
加えて、睡眠不足は脳卒中のリスクをも高め、血圧や心拍、血糖値などを上昇させ、その結果脳梗塞の危険性が高いと言われているようです。良い眠りというのは「質」が大切です。理想的な時間帯は、午後22時から約8時間程度。
ストレスをなるべくためない
ストレス解消法は人それぞれですが、もっとも効果があるのは「笑う」ことだそうです。笑いは健康に大きく貢献しており、癌予防にもなるそうです。
最近の研究で「NK(ナチュラルキラー)細胞」が、癌を退治してくれると判明しました。
そのNK細胞は なんと「笑う」ことによって増えるのだそうです。
参考: http://special.nikkeibp.co.jp/as/health/ank2/
実験で漫才、落語、新喜劇を見てもらい、その後血液を調べた結果、18人中14人が、NK細胞の活性値が上昇したそうです。
つねに免疫力をチェックしよう
康を守る免疫力。この機能が低下することで様々な病気を引き寄せます。 日々、免疫力が落ちていないか確認しましょう。
<メンタルチェック>
・細かいことが気になる・ストレスをためやすい
・朝、気が重く感じる
・人付き合いがおっくう
・最近、気分が沈みがち
・いつまでもくよくよするほうだ
・環境が変わるのが苦手
<身体チェック>
・風邪を引きやすい、または長引く・つねに便秘気味
・アレルギーがある
・疲れやすい、または取れにくい
・平熱が低い
・冷え性である
・怪我をすると治りにくい
<生活チェック>
・食事が不規則・自炊をめったにしない
・体を動かすことがあまりない
・週に4日以上飲酒する
・1日10本以上煙草を吸う
・揚げ物やスナック菓子をよく食べる
・つねに睡眠不足
・休日は家でゴロゴロしている
15以上当てはまった方は要注意です。生活習慣を振り返りなるべく規則正しく過ごしましょう。
頑張り過ぎず楽しみながらがポイント
いかがでしたでしょうか?規則正しい生活を送ることが大切だとわかっていても、やはり難しいという方もいらっしゃいますよね。でも「頑張らなくてもよい」のです。
例えば、野菜不足なら少しでも多く摂取することを心がけるとともに、「サプリ」を利用する。運動する時間が取れないなら、仕事・家事の合間にチョコチョコとおこなうようにしましょう。
「自分の生活・状態にあった」健康法を取り入れ、最初から無理して完璧に行わず「楽しみながら」免疫力を上げましょう!それが健康への第一歩です。